白巫女とオーバーロードの異世界救済の旅   作:まっしろなクロネコDAAA!

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モモンガさんの一人称を’私’から’俺’に書き直しました。モモンガさんってユグドラシル時代の一人称俺だったんですね…


プロローグ

DMMO‐RPG ユグドラシル

 

仮想空間で現実に居るかのように遊べる体験型のゲーム。

 

 

 

その世界の中にある森で白い少女が走っている。

 

そしてその後ろに少女を追いかけている人間達。

 

 

後ろからは魔法や矢が飛んでくる。

 

それを少女は避ける。

 

暫くその状況が続いたが、より強力な魔法かアイテムかは分からないが少女に巨大な炎の球が向かう。

 

 

白い少女は直撃は避けるが爆風に巻き込まれ吹き飛ばされる。

 

そして少女が起き上がるころには、人間達に囲まれていた。

 

少女は諦めたのか項垂れた。

 

その中の剣士風の男が笑っているエモーションを出しながら喋る。

 

「ほら、さっさとアンデット召喚しろよ」

 

「…」

 

「品切れかよ」

 

そう言われても少女は何もしゃべらず下を向いたままだ。

 

人間は残念そうに言う。

「はあ、あと少しだったのになぁ」

 

「まあ、それならさっさと倒しましょ」

 

その仲間の言葉を聞いて剣を持った人間が止めを刺そうとした。

 

斬撃の音が響き渡り、その場にいた人間達は次の瞬間には消滅した。

 

そして…

 

「何で私を…助けたの?」

 

少女は顔を少し上げ、純銀の聖騎士に聞く。

 

「誰かが困っていたら、助けるのは!当たり前!」

 

と言いながらポーズを取りながら喋る騎士の後ろに正義降臨と主張の激しい文字が浮いている。

 

 

 

 

 

…しばらくして私は助けてくれたたっち・みーさんと話しながら付いて行き、他の私と似た状況の人たちに出会った。

 

まあ他の人たちは異形種であったが。

 

最初は人間種だったので私は他の人たちに警戒されたけど、たっち・みーさんが経緯を説明してくれて、その後はスパイ疑惑とかもあったけど皆と仲良くなれた。

 

 

 

その日から私はたまに異業種の人達と一緒にクエストに行ったりPKK*1をしたりしていた。

 

暫くして更に二人増え9人になった時ぐらいだろうか、たっちさんがクランを作り上げた九人の自殺点(ナインズ・オウン・ゴール)を…

 

そこからは楽しい思い出や苦い思い出、新しい出会い、その途中で一人抜けてしまったが、それでも…それでも色々な事が輝いて見えた。

 

 

そして人が増えてきたときふと思った、私だけ人間種だ…と、それについては皆気にしていないといわれたが私が気にするので自分も種族を取得しにクエストを走った。

 

その際皆も手伝ってくれた、特にたっちさん、モモンガさん、タブラさんやペロロンチーノにヘロヘロさんとは多く組んだ気がする、もちろん他の人も手伝ってくれたし私もクエスト手伝うこともあった。ただまさかワールドを移動してしかもその先で一つの国を救う事に成るとは正直思いもしなかった。

 

そして私は最終的に[浄化の天使(ピュリフィケーション・エンジェル)]の種族レベルと[白巫女]の職業レベルを取得することができた。

 

 

 

 

暫くして私のレベルが90ぐらいにまで合計レベルが戻った時だろうか、定期的に行う連絡会議で弐式炎雷さんが未探索のギルドホーム系ダンジョンを発見の報告をした。

 

会議ではそのダンジョンを攻略することになった。

 

因みにそのダンジョンの名前はナザリック地下墳墓と言うらしい。

 

そして数日後、準備が整い攻略を開始した。

 

 

 

まず結果を言えば初見攻略できた、最後のボスを倒してナザリック地下墳墓が自分たちの拠点になった時は皆でワイワイしたけど攻略中ウルベルトさんが無課金同盟から抜けてしまった。

まあ正直私も今回の攻略でさすがにそろそろ課金しよかな~と思ったので同意し課金を始めた。

 

 

クラン:ナインズ・オウン・ゴールが解散されから、新たにギルド:アインズ・ウール・ゴウンが新たに結成された。

 

その際にリーダーがたっちさんモモンガさんへ移行することになったが反対するものは居なかった。

 

ただ…モモンガさんが

 

「異形動物園なんてどうですか?」

 

「「「却下!」」」

 

「っえ?!」

 

なんて言うか…改めてモモンガさんのネーミングセンスを思い知った。

 

まあ、これも楽しい思い出の一つだね。

 

 

 

 

新たにギルドになって拠点がナザリック地下墳墓になった後、皆が拠点を大改造したり、NPCを育てたりしたり、金策や正義執行を行う仲間たちを横目に私はガチャ爆死して悶絶している骸骨ギルマスの隣で神引きをしていた。

 

「ぬうああああぁぁ!」

 

「あ、シューティングスター出た」

 

「う、噓おおおおおぉ?!」

 

こんな感じである。おそらくその骸骨の口が動いたらパッカーン!と顎が外れているかもしれない。

 

「ちょっと!リリィさん!俺のガチャ運吸い取ってませんか?!」

 

「ちょ?!それはさすがにないですよ!」

 

やいのやいのとしばらく言い合っているとまたもや神引きした人が現れた。しかも私よりも少量の課金で。

 

「お、僕も出ましたよ!シューティングスター!」

 

「え”」

 

モモンガは膝から崩れ落ちた。だが崩れ落ちながらもガチャを引くモモンガ、それを見て私とやまいこさんは少し気まずくなりモモンガさんを慰めようとした。

 

「あ、えっと…モモンガさん…次、次きっt「でたあアアアア!」?!」

 

いきなりッスっと立ち上がり歓喜しながらガッツポーズを取りながらエモーションを出すモモンガさんには二人して少しびっくりしたけど、元気になったので三人で雑談をしながらモモンガさんのアイテム整理を手伝った。

 

 

 

そんなこんなで数か月経つ、その間に階層やNPCが増えたり、ナザリックが地下大墳墓になったり、ギルド武器を本格的に作成する事になったり、自分のアバターを少女から少し成長させた感じにしたり、仲間が更に増えていき42人になったりと、恐らくこの頃ぐらいから最盛期と呼ぶ物が始まったのだろう。

 

 

 

さらに時は進む、ギルド武器も紆余曲折あったが完成し、階層も最終的に十階層+αになった。

 

こうして成長していくギルドとギルドメンバーにギルドNPC達、さらに私達は七色鉱の鉱山を占領したり、ワールドアイテムを奪ったり奪われたり奪ったりと様々な事があった

 

そしてこれは絶対に忘れられない事、傭兵NPC含めての1500人の大規模討伐隊の大多数を撃退、そして最下層である9階層へたどり着けたプレイヤーは一人もいなかった伝説を新たに作ったりと。

 

 

こんな幸せな…楽しい時間が何時までも…永遠に続いて欲しかった…だが永遠は存在しない。

 

いずれ廃れ、終わってゆく、それはユグドラシルも例外ではなかった。

 

 

 

もうギルドメンバーが42中37人が引退してしまった、仕方ない事だ…皆リアルがあるんだから…かくいう私も正直悩んでいる。

 

最近はログイン時間が1時間を切っているし、それにもはや金策にすら付いて行く事が出来るほどの体力がないのだ。

 

一週間に一回ほどログインしモモンガさんと数十分雑談しログアウト、モモンガさん…すみません。

 

 

 

そしてさらに時が過ぎ、遂にユグドラシルという一つの世界の終わりが、運営から発信された。

 

 

 

ユグドラシルのサービス終了当日、私は22時の25分ぐらいにログインした。

 

正直モモンガさんがログアウトしていないか不安だがどうだろうかまだ居るだろうか、そう考えながらロードが終わるのを待つ…そして

ッガン「ふざけるな!」

 

「モ…モモンガさん、ど、どうしたんですか?」

 

「あ、リリィさんい、いまのは、その…すみません驚かせてしまって…」

 

「大丈夫ですよ、その遅くなってすみません」

 

「あ、あはは…その、もし…もしよろしければ!今日はユグドラシルのサービス終了日ですせっかくですから、最後まで残っていきませんか?」

 

「もちろんいいですよ!モモンガさん!」

 

「っ!ありがとうございますリリィさん!」

 

このあと数分ほど会話して十階層の玉座の間へと移動を始めた、その際せっかくだからスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを持っていく事にした。

 

二人で今までの事を話しながら歩いた、あんな事があった…、あの時は実はあれが原因で…、あれは手ごわかった…、本当に…本当に沢山の思い出が互いに口からずっと出てきた。

 

そして途中NPC達、セバスとプレアデスが居たので一緒に玉座の間に連れて行く。

 

 

 

そして玉座の間へ着く、そしてそこにはギルドの旗とギルドメンバー達の旗が並び荘厳な雰囲気がある場で、最奥には玉座と玉座から見て右側に純白のドレスを着た美しい悪魔の女性が控えている。

 

「アルベド…」

 

「確かタブラさんが作っていましたよね」

 

「ええそうですよ、と…確かコマンドは’待機’だったかな」

 

モモンガがそう言うと付いて来ていたセバスとプレアデスたちが頭を一度下げた後、玉座の間の通路の右側に待機する。

 

「どんな設定だったかな」

 

「確かに、気になりますね」

 

そして玉座に座りメニューを開いているモモンガとそのメニューを横から見ている私は設定を見て同じことを思った、

 

「「なっが」」

 

「これ残り時間じゃ読み切れないですね」

 

「じゃあ最後らへん見てみましょうよ」

 

そして一番下にはちなみにビッチである。と書いてあった。

 

「え、なにこれビッチって…はぁ~ギャップ萌えだったっけタブラさんっは」

 

「これが…ギャップ萌え?」

 

「でもまあ、これはいくら何でもこれは」

 

そしてモモンガはスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを使ってアルベドの設定のちなみにビッチである。を消した。

 

ただ消したからには余りが出来るわけで、そこに何を入れるかだが、モモンガは案外早く決めたようだ。

 

「ギルメンを愛している、と」

 

「モモンガさん」

 

「え?どうしましたか?」

 

「モモンガさんはもうちょっと自分に素直になって良いんですよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「ふふっ、ほらあれですよモモンガを愛している~って書いても良いんですよ?」

 

「ちょ?!な、なに言ってるんですか?!そんな恥ずかしい事他の人が居るのに出来るわけないじゃないですか!」

 

「他の人が居なかったらそう書いてたんですねぇ」

 

私がそう言いニマニマしているエモーションを出しモモンガさんをからかう、モモンガさんもちょっと焦ってたけど少し昔に戻った感じがして良い感覚だ。

 

 

 

私とモモンガさんはギルドメンバーの旗を見てそれぞれの名前を言っていく。

 

そして終わりは迫ってきている。

 

「もう直ぐですね」

 

24:59:35

 

「そうですねリリィさん…」

 

24:59:38

 

「そう言えばリリィさんユグドラシルの続編が出たらまた一緒に冒険をしてくれますか?」

 

24:59:44

 

「勿論いいですよ!時間さえあれば…あはは…」

 

24:59:51

 

「まあ、そうですよね、あ!そうだあれ最後に言いましょうよ!」

 

「ああ!あれですね!」

 

24:59:56

 

「「アインズ・ウール・ゴウンに!栄光あれ!」」

 

00:00:00

 

ああ…これで終わりだ、これで…

 

00:00:01

 

ん?なんだろうこの臭い…それに風?

 

目を…開けその眼には、草原と星々が輝く空が映った。

*1
PKKはPKするプレイヤーをPKするプレイヤー たっち・みーがいい例

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