元ヤンとヤンデレの弟   作:ガテル

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まぞく3期を待ち望む男です


第10話

 

のこたん「ひょうたん漫画読むー?」

 

豹太「ありがとうございます」

 

いつも通り俺は怠けていた、シカ部という未だ何するか不明の部活だからこうなってしまうのも仕方ない。馬車芽さんとか部室でご飯炊いてるしなぁ、餡姉はマグカップで紅茶飲んでて・・・ってそれ俺のだよね?何でそれで飲んでるの??

 

豹太「それ俺のなんだけ「共有用よ?」ソウダッタネ!」

 

 

・・・思考切り替えて漫画読むか、って

 

豹太「こんな漫画見たことないんですけど」

 

のこたん「しかざろっくだよ!」

 

・・・どう考えてもパクリだよね、ギターとかどうやっても演奏出来ねぇだろ。

漫画棚にある他の漫画もよく見ると全部パチモンだし

 

豹太「面白いんですか?」

 

のこたん「ぬん?累計1鹿部超えだよ?」

 

ごめんなさい、凄さが全くわかりません。漫画読めないなら暇だなーどうし「このままじゃあかん!」

 

虎子「お前らにはシカ部の誇りはないのか!」

 

 

 

 

そんな感じで怒った虎姉によるシカ部会議が始まった。

まあ虎姉の事だから生徒会長の地位とか気にしてるんだろうなと思ってたら本当にそうでした。

 

豹太「元ヤンだからわかるけどさ」

 

餡子「そんな所も可愛いの!」

 

相変わらず全肯定botな餡姉はスルーして・・・まあ前は荒れてたけど今の偽ってる感じよりもいつもの虎姉の方が俺は好きだけどね」

 

虎子「ひ、豹太はそう思ってるのか・・・好きかぁ」

 

ん?もしかして後半声に出てた?

 

餡子「私にも好きって言って!どこが好き!?」

 

豹太「ヤンデレで弟の童貞狙ってくる所がホントに怖いよ」

 

餡子「そこが好きなのね!嬉しいっ!」

 

豹太「こっわ」

 

 

無敵かホント?後話脱線させてすいません。

 

・・・そんなこんなでシカ部として目標を一人ずつ話していくことになった、俺仮部員なのにこれ言わなきゃダメなんですかね?

 

 

のこたん「鹿せんべい風呂!」

 

馬車芽「田んぼ作りたいです」

 

 

 

2人がロクでもない案を出したところで次は俺の番だった。

 

虎子「豹太頼む・・・」

 

・・・そう言われちゃ仕方ないなぁ?本気、出しますか。

俺が、シカ部に望むのはただ一つ。

 

 

 

豹太「パソコン設置でアニメと映画見たいです、サブスクは全網羅で」

 

虎子「却下」

 

何で!?鹿友と一緒にアニメ見るって約束したのに、鹿との関わり合いは部活動になるはずだ!

 

虎子「餡子、お前だけが頼りだ!」

 

餡子「お姉ちゃんと弟を支えるために部活に入ったのよ」

 

ん?珍しく全うな発言、虎姉感動してるし・・・まあどうせ

 

餡子「お姉ちゃんを私無しでは生きられないようにしたい、豹太は私の身体以外じゃ満足できないようにさせたいわ」

 

そうそうこんなで結局台無し、後あなた部室でヤるつもりですか?

 

 

のこたん「こしたんは何かいい案あるの?」

 

虎子「当然あるぞ!」

 

豹太「釘バッドを皆に持たせるとか」

 

虎子「ちょっと怒ってもいいかしら?」

 

冗談だからそんな怖い顔しないでほしい、虎姉も餡姉もパワー系すぎて力勝負に持ち込まれると勝ち目ないから。

 

 

虎子「部室をもっと可愛くしたい!」

 

相変わらず少女漫画脳だなぁ、流石未だ初恋無しの乙女は違う・・・俺も初恋まだだから姉の事言えんが。何故か好きな人ができないんだよね、それ友達に言ったらシバかれたけど何でだろ?そう考えてると

 

のこたん「そもそもシカ部の目標以前にシカ部での待遇改善求めます!」

 

虎子「ぐっ・・・正論を」

 

めんどいから早く帰りたい、虎姉に任せて俺はバレないようにかえ「ひょうたん、ブラッシングお願い」

 

・・・何で?

 

 

のこたん「ぬふふん」

 

どうして俺はまたこれをしてるんだろう・・・いや、問題は

 

馬車芽「はぁっ」

 

もう一人いることだ、のこたんさんは俺の中で人外枠に落ち着きつつあるからいい。でも馬車芽さんはその・・・良い匂いするし恥ずかしいんだけど、でもやめてとは言えないのが男の本音だった。

 

餡子「・・・2匹とも」

 

豹太「あっ」

 

餡子「ぽっと出の2匹よりお姉ちゃんの私の方がいいに決まってるじゃない、シカとしての適正があるのよ」

 

・・・最近鹿ってなんだろって思い始めた自分がいる、ここを求めれば真理に辿り着けるんだろうか?いや鹿の真理に人生使うのよく考え無くても馬鹿らしいわ。

 

餡子「豹太も私をブラッシングしたいわよね?お姉ちゃんの髪大好きだものね」

 

のこたん「そうなん?」

 

豹太「違うよ!?」

 

誤解やめて、最近実はシスコンって疑われ始めてるんだからね。そんなこと・・・ないの、に?

 

餡子「勝負よ!」

 

争い始めちゃった、こうなったらもう無理だろ。

 

豹太「・・・ん?虎姉どうしたの」

 

虎子「い、いや!?なんでもないぞ!」

 

 

 

 

 

 

豹太「・・・はぁ」

 

色々疲れてベッドに倒れこんでしまった、しかし虎姉のさっきの態度は何だったんだろ?まぁ会議台無しで怒ったって所だろうけど

 

虎子「・・・豹太、いるか?」

 

豹太「虎姉?どうしたの」

 

虎子「そ、そのな」

 

何かしどろもどろしてるし、お願いごとでもあるの?

・・・まさかさっきのヤンキー煽りでシバきにきたとか!?やっば逃げな「ブラッシング」

 

豹太「は?」

 

虎子「・・・たまには膝枕いいだろ?」

 

豹太「・・・」

 

 

 

虎子「久しぶりだな、何か懐かしいっていうか昔思い出すぞ」

 

豹太「・・・そうだね」

 

虎姉があまりにしたそうだからOKしただけだ、別に俺がされたかったわけじゃない。

 

虎子「そ、そうだっ!虎お姉ちゃんって呼んでも!」

 

豹太「嫌だ」

 

 

それはキツすぎる、これOKしたんだからそれで満足してほしい。

・・・何というか虎姉には甘くなっちゃうというか別にシスコンってわけじゃないけどホント

 

豹太「嬉しそうだね」

 

虎子「嬉しいに決まってるだろ?」

 

笑顔でそう言われた・・・その、俺は決してシスコンじゃありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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