良い朝だ、ぐっすり眠れて気分がいい。今日も陰キャライフ頑張るぞ!そう悲しき決意を胸に抱き俺は学校へ
ヤンキー1「餌になってもらうわよ?」
ヤンキ―2「へっ!」
ヤンキ―3「ワクワクしますね!」
・・・向かう途中で捕らえられたので行けませんでした
ヤンキ―1「虎視虎子の弟で合ってるかしら?」
豹太「・・・はい」
そのまま姉の高校まで連れて来られてしまった、コイツら虎姉狙いのヤンキー共か。朝から面倒なことに巻き込まれたな・・・
ヤンキ―3「2人の姉からして弟はイケメンだと思ってましたが何か普通ですね」
おい、俺のNGワード言うなよ!?もう何回目かわからないほど言われてんだよその言葉、虎姉や餡姉で期待した女子達は「あっ、こんなもんなんだぁ・・・」って眼差し向けてくるんだぞ!何度目でもダメージ凄いんです
ヤンキ―1「虎視虎子を倒し日野ヤンキーの称号は頂くわ」
豹太「そうですか」
ヤンキ―1「あら?怯えてないのね?」
・・・コイツらには言わないが俺が捕らえられたのは実は初めてではないのだ、1年前ぐらいに一度ある。
あ の と き のような事にはならないと思っているけど
豹太「虎姉をどうやってここに連れてくるんですか」
ラブレターとかでおびき寄せるなんて単純な方法だったら笑うな
ヤンキー1「ラブレターよ」
ラブレターなのかい、単純だなマジか。そんなのに虎姉が引っかかるわけ・・・いや少女漫画脳なら騙されそうだな、まぁその方法なら安心か。
あのときのような事にはならな「中身は普通に果たし状なのだけど」・・・は?
豹太「まさか俺を人質にしたから取返しに来いとか書いてませんよね」
ヤンキー1「書いたわよ?」
豹太「逃げてください、今すぐ!」
ヤンキ―2「はぁ!?何言ってんだ!」
どうしてこんな反応するのかには理由がある・・・1年前のあのとき俺は30人ほどのヤンキー集団に捕まってしまった、そのとき虎姉に弟を人質にしたから取返しに来いと伝えたのだ。その結果
豹太「思い返すのも怖い・・・」
まるで鬼のようだった、正直捕まった恐怖より虎姉の方が怖くてそっちを鮮明に覚えている。
ヤンキ―1「こ、虎視虎子は有名だけど3対1で武器持ちなら勝てるわ」
豹太「マジで冗談じゃなくにげ「・・・テメェらか?」
ヤンキ―2「こここ虎視虎子!?」
オワタ
虎子「・・・返せよ」
ヤンキ―1「おっ、脅しのつもりかしら!?かえすわけ「返せよ」はい・・・」
普通に解放されました・・・って虎姉の後ろにいるのはのこたんさんか?
のこたん「ポップコーンぬん」
何映画館気分で見てんだ!遊びじゃないん・・・やっぱり俺も怖いからそっち行かせてもらいます。
虎子「いい度胸じゃねぇか、豹太に手出すなんて」
ヤンキ―1「あ、アンタを釣るためよ・・・もう返したじゃない!?」
虎子「そんなの知らねぇよ、まとめて叩きのめしてやる」
・・・久しぶりに見たな、アレ。かつて最強と言われたわけだ、俺の姉2人とも何で最恐属性なんだよ。片方癒し枠になってバランス取れないかな
のこたん「こしたん凄いねー」
豹太「もしヤンキーの誰かがこっち来たらどうします?」
のこたん「ぬ?そのときは角爆弾使うから問題ないよ!威力は体育館吹き飛ばすレベルだけど」
・・・今体育館吹き飛ばすレベルとか言わなかった、冗談だよね。うん、きっと爆弾も冗談だ。
ヤンキ―3「ぜ、全員でやっちまいましょ!」
武器持ちの3人が虎姉に襲いかかる・・・まぁ、その。
虎子「雑魚が調子乗んなよ」
武器を素手で壊した、わかってました。だって1年前のとき鉄パイプへし折ってたんだもん・・・どうやったのか謎すぎて未だにちょっとトラウマ。
ヤンキ―1「バ、バケモノ!!」
ヤンキ―2「に、逃げましょ!」
のこたん「鹿せんべい食べたい!」
ヤンキ―3「・・・えっ?」
何で割り込んだ!?
というかまずい、あのとき虎姉とヤンキ―達は戦い全員ボッコボコにされた。だが今回はもう相手側に抵抗する気がない、なら止めないと・・・って何でこっちくるん?
虎子「しかのこ、角借りんぞ」
のこたん「それ爆弾」
虎子「・・・は?」
虎姉既に投げちゃった・・・その
のこたん「後5秒だよ」
虎子「はああああ!??」
もう絶体絶命のピンチで助かる可能性なんてない、なのに俺の脳裏には何故かこの言葉が浮かんでいた・・・使えるはずはないんだ。でも信じてみることはきっと悪くない
豹太「瞬間移動」
虎子「は?」
のこたん「ぬん?」
・・・ここは?さっき俺は何して
鹿友「ビビった、驚かせないでよ!」
現在進行形でエロ本読んでる鹿に言われたくない、みんな(子供達と特に親)をビビらせてるくせに・・・ってここ公園か?さっきまで学校にいたはずじゃ
虎子「・・・何が起きたんだ」
豹太「俺にもわかんな「ひょうたん!凄いね!」
急にのこたんさんが大声出した・・・何が凄いのか
のこたん「瞬間移動をとっさに発動したんだよ!」
・・・は?瞬間移動って段階700とか言ってた技のこと?確かまだ俺4だったよね、そんなの使えるわけ。
のこたん「継承者だからね、偶然だろうけど強い思いで段階をすっ飛ばし発動できたんじゃないかな、ぬん!」
ぬんじゃないです、さっきから話についていけません・・・結果だけ見ると俺はつまり。
のこたん「また一歩人外に近づいたってこと!」
豹太「言い方考えてくれません!?」
のこたん「後、これは推測だけどひょうたんはこしたんへの強い思いで」
豹太「言わなくていいです」
虎子「私全く状況を理解できないぞ・・・」
豹太「理解しなくていいよ」
どっと疲れた、色々ありすぎてホント疲れた。のこたんさんの説明だと技はSE(シカエネルギー)を大量に消費するらしくそれも原因だろう、もうこれ以上専門用語が増えないことを祈りたい。
虎子「・・・なぁ、ごめんな」
豹太「どしたの急に」
虎子「前も巻き込んじまったのに2回目なんて・・・怖かったよな」
一番怖かったのは虎姉だよと言いたいが・・・まあ
豹太「全然怒ってないよ」
助けに来てくれたんだし虎姉は俺にとって何だかんだ頼もしい存在だ・・・恥ずかしくて言えないけど。だから
豹太「落ち込まないで、俺を守ってくれるんでしょ?」
2人は守ってくれ・・・一人は童貞奪おうとしてくるけど、それでも信頼はしてる。
虎子「・・・わかった」
豹太「うん」
虎子「お姉ちゃんとして危険や女から一生守るからな!」
豹太「うん・・・うん?」
いや危険は嬉しいけど女って何、と思ったが疲れていたので気にする余裕がなく疑問は消え去り・・・その後学校ド忘れに気づき瞬間移動で行こうとするも全く使えず、あれは本当に偶然だったようで担任から沢山おしかりうけました。
・・・ホントにロクなことねぇな今日