元ヤンとヤンデレの弟   作:ガテル

18 / 39

弟くんの人外化絶賛進行中!よかったね!


第18話

 

今日はシカ部がない日、俺は漫画の新刊を求め書店に向かっていた。たまには部活がない日もいいなぁ・・・まぁ俺中学生だし仮部員なんですけどね、違和感を持たなくなってる自分が怖い。1週間の中でのこたんさんの「ぬん」を聞かない日の方が割合少ないのだ、今日はきかないけ「ぬん?ひょうたん?」

 

豹太「・・・のこたんさん?」

 

聞きました

 

 

 

豹太「何してるんですか」

 

のこたん「何もしてないよ?」

 

何もしてないんかい、公園で座ってるからSE(シカエネルギー)チャージでもしてるのかと思っちゃったよ・・・やっぱ俺思考が毒されてきてますね。

 

のこたん「気になることはあるけどね!」

 

 

何だろ、のこたんさんの事だから深読みしても無駄なんだろうけど・・・って何でバナナ差し出してくるんですか!?どこから出した?そんなの食べたくないんですけど!

 

のこたん「あーん」

 

豹太「恥ずかしいから嫌です」

 

のこたん「先輩シカの優しさは受け取るべきじゃないかな?」

 

俺は後輩シカじゃありません・・・断れなさそうだな

 

豹太「・・・仕方ないですね」

 

のこたん「美味し?」

 

めっちゃ美味しい、凄いなこのバナナ。どこ産か知らないがもっと食べたい!

 

のこたん「私の角産だよ!」

 

 

・・・知りたくなかった、知りたくなかったです。

 

 

その後ものこたんさんから食べさせられたが美味しすぎて断れなかった、何か本人は「安全!」とか言ってたけど本当に大丈夫なんだろうか・・・てか

 

豹太「何でわざわざあーんするんですか」

 

のこたん「・・・ある人の反応で愉悦するため、かな?」

 

豹太「?」

 

 

 

 

 

 

虎子(何してんだアイツら!?私もあーんしたい・・・じゃなくて!う、うらやましくなんてないからな!)

 

 

 

のこたん「じゃあ、そろそろ行こうか豹太」

 

何で急に豹太呼び!?何かイケメン顔になってるし、世紀末フェイスから乙女ゲーまで幅の広い変身能力は何なんなんだ。

 

のこたん「2人だけの世界へ」

 

豹太「何の世界だよ」

 

のこたん「大丈夫、痛くないようにするから・・・な?」

 

やだカッコいい、何でときめいてるの俺。でものこたんさんになら俺は・・・

 

のこたん「豹太」

 

豹太「のこたんさん・・・」

 

俺はのこたんさんの手を取り2人の世界へ向け歩み始めた

 

 

 

 

虎子(・・・寝取られた!?)

 

 

 

 

のこたん「ツノダさん、のつー」

 

豹太「・・・こんにちは」

 

ツノダ「おひさー」

 

 

何故か俺は動物園に連れてこられた、さっきの謎ときめきはバナナに惚れ作用が入ってるせいだったらしい。何だそのバナナ使いたいんで俺にください、まあ今最大の問題は・・・

 

豹太「何で俺までここにいるんです!?」

 

のこたん「え?ひょうたんも鹿でしょ、だからバイトだよ!」

 

鹿じゃありませんが??後俺まだ中学生だしバイトできねぇよ

 

 

のこたん「新人だから最初は私の手本見てて!」

 

・・・状況に追い付けないのでとりあえず頷いた、もう知らん。

 

 

のこたん「ようこそ動物園へ!」

 

「鹿が喋ったー」「かわいいー」

 

何で受け入れてんだ、ここ異常空間すぎるだろ・・・いや、普通に学校の人達も受け入れてたな。町全体に認識魔術でもかかってんのか?

 

 

のこたん「じゃあ、ひょうたんもやってみて!」

 

豹太「はぁ!?」

 

嫌だよ、それに目の前の客JK2人組だし!?色んな意味でハードル高いって!

 

のこたん「・・・やる前から諦めちゃダメだよ、それはシカ失格かな」

 

シカ失格か、それは嫌だな・・・いやホントに嫌かなぁ??

でもここで俺は陰キャから脱せられるかもしれない、挑む価値はある。

 

豹太「よっ、ようこそ動物園へ」

 

「は?何で人がいんの、きっしょ」

 

「何か陰キャっぽいー(笑)」

 

 

 

 

ツノダ「どんまい」

 

豹太「・・・コロシテください」

 

 

「ただいまより動物園名物、鹿の大名行列が始まります」

 

・・・次は何だ、もう帰らせてください。心がガラスの俺は砕け散りそうなんです

 

のこたん「行こっか!」

 

豹太「俺は鹿に見えてないんだから無理ですよ、もうホント帰らせてください」

 

そもそも新刊楽しく読むつもりだったのにどうしてこうなった・・・きっしょかぁ、辛いよぉ。

 

のこたん「大丈夫、大名行列はね」

 

 

 

 

「立派な角じゃあ・・・」「綺麗!」「感謝を・・・」

 

 

何故か俺も乗っかっているのに鹿と思われている、のこたんさんの説明によると大名行列にはパワーが宿りシカ成分を少しでも持つ者なら鹿に見えるそうだ。現に俺光ってるし・・・何だそりゃ早く終ってくれ

 

 

「鹿にいさま!」

 

もっと続けてくれ、いやー最高のイベントだねホント!お、さっきのJK2人もいる。この俺をさっきと違ってどう思うかな?

 

 

 

 

JK「あの鹿おもしろくね!?陰キャ鹿だ!」

 

陰キャ鹿ってなんだよ!?鹿になろうが陰キャ成分消えんのか・・・ん?何か見覚えのある人物が

 

豹太「・・・虎姉?」

 

のこたん「こしたん!」

 

 

虎子「バレたか・・・」

 

豹太「何でいんの?」

 

見慣れない格好してるし、隠れてたみたいだけどそれ逆に目立つよね?

 

 

のこたん「さっき公園から出るとき脳が破壊される音聞いたけどこしたん大丈夫?」

 

それ聞こえるもんなのか?最近俺も鹿友に勧められた本で味わったけど、あのオタ鹿「純愛でオススメ」とか言いやがって許さん。

 

虎子「破壊されてねーし!?ひ、豹太は私のモノだからな!」

 

豹太「違います」

 

餡姉もそうだけど俺をモノ扱いやめてよ、それについて困ってるって友達に話したらぶん殴られたけどなんでだろ?

 

のこたん「まぁ細かい事は置いといて・・・タピろ?」

 

タピろとか今使われてないでしょ

 

 

 

虎子「・・・美味しい!」

 

のこたん「でしょー?ここのタピうまうまなんだから」

 

虎子「そ、そうかっ」

 

買ったタピオカを公園で飲んでいるのだが・・・会話含めて初めて2人がJKっぽいの見た気がする、虎姉もちょっと照れてるし。今までがカオスすぎたんだなホント、感覚ぶっ壊れてたわ。いいな落ち着くのも

 

 

虎子「ほ、ほら!」

 

そう言うと持ってるタピオカを俺に向けてきた

 

豹太「・・・えっ?」

 

虎子「お姉ちゃんのも少し飲むか?あげるぞ!」

 

どったの、同じの飲んでるでしょ。

 

のこたん「こしたんもあーん的な事やり「黙ってましょうねしかのこさん!」

 

 

豹太「・・・恥ずかしいんだけど」

 

虎子「の、脳を再生しなきゃいけないからな!私は不本意だけどな!」

 

 

その後虎姉のを全部飲まされました・・・下ネタにしか聞こえないけど健全な行為です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。