元ヤンとヤンデレの弟   作:ガテル

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第24話

 

豹太「・・・ここまで逃げれば大丈夫か」

 

暑い季節は何だかあっという間に終わり・・・夏の記憶がプールしかない気がするのは置いといて、どうして俺が逃げる羽目になったのかというと。

 

のこたん「また毛が生え変わったよ!」

 

餡子「じゃあ豹太もまた生え変わるのね!?今着用してるのだいぶ廃れてきたから新しいの欲しいわっ!!」

 

豹太「ボクハニンゲンデス」

 

 

そんな事があり、のこたんさんと違ってもう一度生え変わる気配はないのに餡姉から無理やり皮膚を削がれるグロ展開になりそうだったので今に至る・・・特に考えず校舎内に来てしまったがどうしよう。

 

豹太「・・・とりあえず図書室でも行くか」

 

俺は虎姉の弟という事で校内自由に行動可という謎権利を得ているのだ、まさかこんな所で役に立つとは。読みたい本・・・ってあのダボダボ制服さんは

 

猫山田「・・・虎視弟!?」

 

豹太「ロリ山・・・じゃなく猫山田さん、久しぶりです」

 

 

 

 

 

猫山田「さっき私の事ロリとか言いかけてなかったかしら」

 

豹太「気のせいです」

 

 

この前急に帰ってしまったからまた俺が怒らせてしまったと思ってたけど特にそうではなさそうだな・・・いや、何か顔赤いからやっぱり怒ってるんだろうか。

 

猫山田「・・・あ、あなたと会うのは本当に久しぶりね」

 

豹太「そ、そうですね。夏の間は一度も会いませんでしたから」

 

猫山田「・・・」

 

豹太「・・・」

 

 

 

会話続かねぇ!?猫山田さんと共通の話題とか見つからないし何か下手に振ったらまた怒らせてしまいそうで・・・猫山田さん生徒会役員だしここはこの学校の話題を

 

豹太「何か夏が一瞬で終わりましたよね!ねっ、猫山田さんの夏制服姿見たかったなー」

 

猫山田「は、はぁ!?」

 

やばいミスった、ただのキモイ奴じゃん。やっぱり陰キャ童貞にはスマートな会話なんて無理だったんだ、シカ部に戻って餡姉に皮膚を奪われるしかないのか・・・

 

 

猫山田「・・・そ、そんなに見たいなら私の家に来て見せてあげてもい「ぬん!ツチノコ見つけた!!」は?」

 

 

 

 

 

 

のこたん「世紀の大発見だよ!」

 

狸小路「独特な形してますね」

 

燕谷「生命の神秘」

 

猫山田「・・・」

 

 

割り込み突入ぶちかました鹿の子はツチノコを発見したと主張してきた・・・猫山田さんが何言ったのか聞き取れなかったし、それどう見てもツチノコじゃない特殊生命体だよね。何か光初めてるし

 

狸小路「でもよくよく見てると触覚とかスベスベの陶器のような肌とか可愛いかも」

 

燕谷「・・・つっちー」

 

何で2人は受け入れてんの?まともなの猫山田と俺だけ??

 

のこたん「・・・ひょうたん、ツチノコの良さがわからないなんて鹿失格だよ」

 

豹太「失格でいいです」

 

 

 

俺が呆然としているといつの間にかツチノコ(仮)は猫山田さんと意思疎通し猫山田さんもすっかり虜になっていて・・・正常なのが残り一名、俺一人となった。異常空間で孤立してしまった恐怖に怯えていると扉が開き

 

虎子「何その得体の知れない生き物!?」

 

豹太「虎お姉ちゃん!」

 

虎子「!???」

 

一人だと気が狂いそうになったが来てくれてよかった、嬉しくて抱きついちゃったし何か昔の呼び方した気がするけど気のせいだよね。うん、きっとそうだ。

 

 

 

 

 

猫山田「・・・可愛かった」

 

豹太「そうですね・・・?」

 

 

生徒会も終わり猫山田さんと一緒に帰っている、虎姉もいるのだが・・・

 

虎子「虎お姉ちゃん、抱きつき・・・へへへっ」

 

さっきからトリップして呼びかけても反応しない、やっぱ俺そう呼んでたのか・・・帰って魔王姉にそのことを話さないよう祈る。BADENDまっしぐらは嫌だ

 

 

猫山田「・・・そ、そういえば私なんで虎視虎子と一緒に帰ってるの!?」

 

 

今更?ツチノコ(のような何か)で頭がいっぱいだったのはわかるが気づくでしょ。

 

猫山田「しゅ、宿敵と一緒に帰るわけにはいかないわ!ここでさよならね!」

 

豹太「・・・すいません、さっき言いかけてた事って何ですか?」

 

のこたんさんの乱入でよく聞こえなかったが猫山田さんが別れてしまうならここで聞かないと・・・「童貞しね」とかじゃないよね、その場合俺のメンタル壊れちゃうよ?

 

 

猫山田「ささ、さっきのは・・・見たいなら私の家にく「豹太!」えっ?」

 

豹太「・・・は?」

 

虎子「も、もう一度虎お姉ちゃんって呼んでもいいんだぞ!?」

 

何でのこたんさんに続いて二度目なんだ!?おまけに外面モード完全に忘れてるぞそれでいいのか・・・

 

虎子「呼ぶだけじゃなくギュってしても・・・ってね、猫山田さん!?いたのね!今のはその」

 

猫山田「・・・覚えてなさい虎視虎子っ!!」

 

そう言って走り去って行った、結局聞けなかったし。

 

虎子「ね、猫山田さんがいつにも増して怒っていた気がするんだが」

 

豹太「・・・また怒らせちゃったな」

 

 

会うたび好感度を下げてる気がして俺としては友達になれたら嬉しいのに・・・この後家に着いたら餡姉に餡お姉ちゃん呼びを強制されてもう散々な日でした、虎姉は話してないのにどこから情報を得てるのか知りたいけど怖くてとても聞けません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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