12月31日大晦日、シカ部に振り回され続けた俺の一年が終わろうとしていた。
虎子「遅いなしかのこのやつ・・・」
豹太「そろそろ30分だね」
のこたんさんの事だからトンデモ事情でもあって遅れてるんだろうけど・・・シカ部での経験で大半のことは驚かなくなった、ホラー映画とか見てもテレパシーや脱皮、瞬間移動を使える自分の存在の方がホラーに思えてしまって怖さがない。自分自身がホラーキャラになってしまうとは地獄かな?
餡子「今年最初に豹太とお姉ちゃん、2人と愛を誓え合えるんて・・・」
誓い合いじゃなく一方通行ですよねそれ、家に帰ったら「新年3Pセッ〇スよ!」とか言ってるけどガチで罰当たりなのでここで言うのやめて?
餡子「豹太その顔・・・まさか外でしたいのっ!?我慢できないのね、私はOKよ!」
・・・何で年の最後にこんな疲れる思いしなきゃいけないんだろう、来年もこんな感じとか絶望しかないんですが。
馬車芽「来年もいい一年になりそうですね、豹太さん」
豹太「皮肉やめてください」
のこたんさんが待ってもこないので先にお参りすることになったのだが・・・どうやら御開帳が行われるらしいのでそれを見ることに、幸運パワーでも貰えないかな?正直大変すぎて来年を乗り切れる気がしない。
シカ神「もうお主は来年中には鹿に変異する、悩みは不要じゃよ」
人が希望にすがろうとするときに絶望叩きつけるのやめてくれない!?確定なのやっぱり、もうこの前言ってたシカブレラ社の治療薬開発しかないのか・・・絶対ゾンビになりそうで嫌なんだけど。
豹太「・・・そろそろか?」
とりあえず巫女さんが来たので御開帳は近い、もしかして何かパワーを貰えるかもしれない・・・というかください。俺まだ鹿になりたくないんです、ヒューマンでありたいんです!
のこたん「ぬん」
希望は消えました
虎子「しかのこ!?何してんだ!」
ホントに何してんだあの人・・・周りどころか餡姉と馬車芽さんも気づいてないし、前から思ってたこの町異常空間説がそろそろ立証されそうで嫌だ。唯一突っ込んでるのは虎姉だけ
豹太「・・・虎姉」
虎子「なんだ?」
豹太「やっぱり頼もしいお姉ちゃんだなって思ってさ、これからも俺と同じ(正常意思)でいてね」
虎子「なんだ急に!?・・・で、でも豹太が言うなら仕方ねぇな!そんなに私とずっと一緒がいいだなんて照れるぞ!えへへっ」
何か違って捉えられてるけど御開帳の方が気になるのでスルーして・・・いや何かのこたんさん光り初めてない??こんな光景動物園であったような、確かそのときは俺も光って。光って!?
豹太「・・・アァ~!?」
虎子「豹太!?」
「あの少年も光り始めたぞ!?」「神様はもう一人いたんじゃあ・・・」
違うんです、俺は神様じゃありません。助けてくださいのこたんさん!俺が必死にサインを送ると
のこたん「・・・あれは神様です、皆さまでお祈りを捧げましょう」
あのシカ!?何かニヤついてるし確信犯だろ絶対・・・やめてみんなお祈りしないで、愉悦鹿にハメられたんです。俺はただの人間です
餡子「豹太は神だったのね・・・でもイケるわっ!近親に加えて神の禁忌だなんて興奮しちゃう!」
豹太「無敵かアンタ」
虎子「・・・ま、まぁおみくじでも引いて気分変えるか?」
豹太「・・・うん」
のこたんさんの光が収まると自然と俺の光も消えていった、平和な一年を願うつもりだったのに何で新年一発目が神様化なんだろう。もう初手からヤバイじゃん、とりあえず虎姉の言う通りおみくじでも引いて・・・アレは
狸小路「ししし小ツノ・・・」
燕谷「しっかり」
猫山田「情けないわね・・・ってひひ豹太くん!?」
何で猫山田さんの俺に対する呼び方が変わってるのか気になるけど・・・まさか生徒会のメンバーと会うとは、新年早々で今年も相変わらず大変なことが沢山起きそうだなと思いました。