豹太「今週号も面白いなぁ」
何で俺職員室で漫画読んでんだろ・・・?
のこたん「しかせん美味しいねー」
豹太「そうですねー」
虎姉が走り去った後のこたんさんと屋上で一緒に鹿せんべいを食べていたのだが
のこたん「授業合間なの忘れてた!こしたんの弁当は責任持って渡してくるよ!」
そう言って手にあった弁当を取り屋上からジャンプして飛び去っていった。
ツッコミはしなかったが蜘蛛男のように壁に張り付く能力でも持っているんだろうか・・・うん、そう思う事にしよう。
そんなで用事は終わったし帰ろうと職員室に来たのだが
「豹太さん!もうお帰りになられるんですか!?」
「もっとゆっくりしていってくだされ!」
滞在した村から出る勇者のような反応を受けてしまった。
虎姉は普段から職員含めて完璧な優等生でミスコンも受賞したり色々やった影響か虎姉目当てでこの学校を受験希望の生徒が増えてるらしい、そんなわけで弟の俺にも感謝の意味でもてなしたいとか。
豹太「気持ちは嬉しいですが、俺は帰るんで・・・」
「ここに漫画ありますよ?ジュースやお菓子、昨日発売した漫画の最新刊まで!」
ネカフェかな?ここ職員室だろ・・・だが
豹太「用事消し飛んだんでやっぱもう少しいます」
帰る選択肢はなかった
虎子「何で豹太いるんだ!?」
豹太「悪いけど今、漫画読んでるんや・・・!」
虎子「なんでだよ!」
虎姉が職員室に来た、てかもう昼になってるのか。
豹太「お腹空いてきたなぁ?」
職員「はっ、豹太さんお弁当をどうぞ」
豹太「ありがとね、君に感謝を」
職員「ありがたきお言葉!」
虎子「なにごと・・・?」
お昼は虎姉と食べることになった、俺は一人で食べるつもりだったが何か強引に引っ張られて同意せざるを得なかった。
そんなんで中庭のベンチに来たのだが
虎子「美味しいわね?ふふっ」
豹太「・・・そうだね」
あんた誰だよと思ってしまうが学校でのノーマルらしい・・・まあそれより
「横の人だれ?」「うらやましね・・・いや、うらやましね!」
さっきから周囲の視線が凄いのだ、てか何で言い直した?
虎姉や餡姉と行動してると大体こうで前3人で歩いてたとき俺が真ん中にいたら
知らんおっさんが「百合の間に挟まるなッッッッ!!」とか叫んでた。
豹太「大人気だね虎姉」
虎子「完璧な学校のアイドルですからね」
昔は学校代表問題児だったのに変わるもんだなぁ、虎姉が中学生のとき忘れ物を届けに行ったら学校中の人から「虎視虎子の弟」と恐れられたのが懐かしい。まぁそれより気になるのは
豹太「何で俺と一緒に食べたかったの?」
虎子「えっ」
すっごい強引だったし
虎子「・・・それはその」
豹太「確かに学校で2人で食べるとかずっとなかったけどさ」
虎子「・・・だから誘ってんだよ・・・」
小声でよく聞き取れなかった、虎姉とは歳がちょっと離れてるからこんなの小学校以来か。まあ視線のウザさはあるが虎姉嬉しそうだし
豹太「虎姉とこうやって食べるのは楽しいよ」
虎子「ははははぁ!?」
何でそんな反応?顔赤いし・・・というか周囲の殺意も高まった気がするんですけど何かまずいことしたかな。
虎子「そ、そんなに楽しいのか?」
豹太「?楽しいよ」
虎姉は黙ってしまった、今のどこに怒らせる要素が。わからず悩んでいると虎姉がつまようじに刺さったウインナーをこちらに向け
虎子「・・・ほら、これ」
豹太「は?」
あーんされろってこと?
虎子「いいだろ、ほら」
豹太「・・・普通に恥ずかしいんですけど」
姉とのあーんを周りに見られるとか恥ずかしめすぎるだろ・・・それに周囲が祓いの呪文を唱え始めたんだけど?やめて俺は呪霊じゃありません。
虎子「・・・嫌か?」
・・・悲しそうな顔、虎姉のそういう表情は嫌なんだよな。祓われるリスクが上がったが仕方ない、言っておくと別に俺はシスコンじゃありません!
豹太「食べればいいんでしょ、わかったよ」
虎子「そ、そうだよ!わかってるじゃねーか!」
一回だけじゃなく何度も続いたがそのたび命の危機は高まった、心はガラスなのであんまり心臓に悪い事はやめてほしい。
豹太「・・・疲れた」
何とか死なずに昼休みを終えたけどまたネカフェ(職員室)に戻ろうか・・・
いややっぱかえ「ひょうたん!」
豹太「のこたんさん」
のこたん「放課後になったらこしたんと一緒に来てほしい場所があるんだ!」
豹太「場所?」
のこたん「うん!今日から伝説が始まる場所!」
全くよくわからないが行くしか道はなさそうか・・・
豹太「わかりました」
のこたん「さすがひょうたん!じゃあ私は日向ぼっこしてくるよ!ぬん!」
・・・もう昼休み終わってるよねと思ったがめんどうなので口には出さなかった。
まだ1話が終わらないだと・・・