馬車芽「そろそろご飯が炊けそうです~」
豹太「オイシソウダナー」
・・・鹿生ゲームはまだまだ続き現在虎姉のターン、出た目の数だけ角が増えるマスに止まりルーレットは10。
虎子「ガッ・・・」
虎姉の見た目が全身ツノが生えるグロテスクになってるし、ご飯食べようと思ってたのに食欲が失せたんだが。
馬車芽「あの見た目はいいおかずになりそうですね、馬車芽5杯はいけます」
豹太「馬車芽さん頭大丈夫ですか・・・?」
虎子「シカ生の選択?」
ゲームは進み選択マスに訪れており、一つは動物園から一人立ちし世間の荒波に揉まれながら生きる激動コース。もう一つは動物園に止まり大きな転機も昇進もなく毎日代わり映えのない生活を送る安定コース、何で無駄にリアリティあんの?・・・しかしこの二択か。
豹太「馬車芽さんはどっちがいいですか?」
馬車芽「馬車芽は白飯だけ食べられれば幸せなので安定コースです、豹太さんは?」
俺も特に目標とかないな・・・正直アニメや映画を毎日ダラダラ見られる生活がいい、まぁこの二つなら。
豹太「安定コース、馬車芽さんと同じですね」
馬車芽「やっぱり豹太さんはわかってます、最高の鹿です!」
最高の鹿ってなに!?しかも手握られたし・・・向こうは特に意識してないだろうけど、こっちは柔らかい手や近い顔で恥ずかしい。でも何か青春って感じがしていい「・・・豹太?」
豹太「・・・やば」
虎子「き、距離近くねぇか?手握るとかうらや・・・そういうのはいけないぞ!?」
餡子「・・・何デレデレしてるの?今すぐラブホにぶち込んであげようかしら」
虎姉アンタ生徒会長だろ、漫画にいるうぶな風紀委員みたいな反応してるし。あと餡姉それだけは勘弁してください、それはゲームに勝ったらでしょ・・・いや勝っても絶対行かないけど!
餡子「豹太は将来私がお世話するから安定コースじゃない、全て管理してあげるのよ。あなたは何もする必要はないわ」
何もしなくていいのか、それ悪くな・・・って危な!?俺のぐうたら本能に付け込まれてBADENDになるとこだった。餡姉見たか、経験して少しは成長してるんだ。
餡子「欲しい漫画、アニメディスク、映画DVD。何でも好きなだけ買ってあげるけど」
豹太「餡姉だいしゅき!」
虎子「豹太!負けてるぞ!」
・・・やば!?虎姉がいなきゃ終わってた、流石魔王だ恐ろしい。何が恐ろしいって未だに余裕の笑みを崩さない所、どんな策があるっていうんだ!
餡子「まぁ20までに堕ちなかったら逆レして強制的に私のモノにするわ」
豹太「ただの物理じゃねぇか」
二つのコースだけど全員激動を選んでいた、もう将来は虎姉か餡姉。もしくは両方に飼われる人生が決まっているんでしょうか・・・?
激動コースを選んだ3人だが、のこたんさんはゲームのみならず現実でも角が進化したり餡姉は王になったりしていた。残りは虎姉だけ、このままでは餡姉が勝ちそうなので震えが止まりません。助けを求めるように最後の希望虎姉を見ると・・・何故か余裕の笑みを浮かべていた。
虎子「・・・はっ、餡子もまだまだだな」
餡子「・・・どういうこと?」
のこたん「領域〇開」
え!?何でまた急に領域出した!?疲れたのかさっきから領域消えてたよね、同じように視界が変わっていくし。これ怖いんだよ!
のこたん「ひ、ひょうたんが状況わかりやすいようにね。ぬん・・・」
疲れるならしなくていいよ!?ボロボロになってるし、虎姉に何が起きたとか現実の説明で足り・・・フリフリの服?
カメラマン「こっち目線くださーい」
虎子「はーい!」
・・・人気アイドルにでもなったって事ね、ウッキウキだなおい。
虎子「餡子のはした金、大したことないんだわー!」
豹太「・・・」
のこたん「よかったねひょうたん!」
何を言ってるんだ?余計に疲れただけで良い事なんて・・・と、特にないよね。虎姉が笑顔で撮られてるだけじゃん??のこたんさんは変なこと言わないで!?
のこたん「めっちゃ嬉しそうだよ?こしたんの笑顔好きだもんね」
豹太「・・・す、好きじゃありませんが!?」
可愛らしい服を着て、アイドルとか実はやってみたそうだった少女脳な虎姉なので楽しいのか笑顔で・・・別に全く良いと思わないけど一応スマホで数枚撮りました。