元ヤンとヤンデレの弟   作:ガテル

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第34話

 

虎子「よ、ようやくAパートが終わった・・・」

 

豹太「だ、大丈夫・・・じゃなそうだね」

 

 

体育祭は波乱を極めていた、のこたんさんの撮影会、鹿せんべい食い競争、ゲーミングおばあちゃん、そして爆弾に締めは大名行列。まだ競技あるけど虎姉の命が持つかどうか・・・

 

虎子「こ、この後綱引きなんだがぁ・・・弟がハグしてくれたらお姉ちゃん頑張れるぞー」

 

虎姉には同情するけどみんなの前でハグしろと!?俺が虎姉の弟だって知らない人が殆どなんだよ、誤解されるし嫉妬で殺されてしまう・・・それにそんな事言ったらあの人が。

 

餡子「いいと思うわよ、お姉ちゃんの元気出すためにやってあげたら?」

 

・・・普通だな、「その後私ともハグしてくれるわよね??」とか言うと思ってたから。餡姉も俺を気遣って大衆の前では控えてくれるんだね、いい心がけなのでそのまま普段も控えてください!

 

 

餡子「当然私にその後キスしてもらうけど」

 

豹太「ちょっと好感度上がってたのに台無しだよ、おい」

 

 

虎姉が駄々こね初めたので仕方ないからハグしてあげて「今の私はマ○キーにも負けねぇ!」とか言って競技へ向かって行きましたが、これまたのこたんさんの妨害(?)により謎競技と化してしまったため虎姉の心は再度折れてしまった。流石に可哀想で見てられないな・・・まぁ人の事心配してる場合じゃないんだけど。

 

 

餡子「私とキスしましょう?みんなが見てるなんて興奮しちゃうわ!舌入れちゃおうかしら!ふふふ・・・」

 

豹太「姉とのディープキスとか社会的に死んじゃうし誰も喜びませんよ?」

 

馬車芽「馬車芽、一部の人に需要あると思います。撮影して映像売ってもいいですか?」

 

 

需要なんて・・・いや少しはあるのを否定できないけど、鹿友というド変態が近くにいるように隠れてるだけでこの世には変態が沢山いるからな(失礼)。

 

 

 

馬車芽「次の競技は玉入れですかー」

 

ご飯食べてる馬車芽さんはスルーして・・・もう帰っていいかな、これ以上いてもただ疲れるだけだし帰ってアニメでもみ「はーい、二列渋滞でクラスごとに並んでくださーい」

 

 

豹太「よし、帰るのはやめよう」

 

猫山田さんは今日も可愛い、生徒会メンバーとしてしっかり仕切ってるのに絵面は台に乗ってるというギャップがたまらない!周りからも可愛いという声が上がっているし地獄な体育祭の癒しだな。

 

 

豹太「馬車芽さんもロリ山田・・・じゃない、猫山田さん可愛いと思いません?あれでツンデレ属性あるとかもう無敵か!ってね」

 

馬車芽「豹太さん急に早口でオタクっぽいですね」

 

 

最悪な返ししないで!?「虎視くんってアニメの話になると急に・・・あれだよね(笑)」って言われた過去が蘇るから!

 

俺が馬車芽さんによる致命的攻撃に撃沈していると元気0%な虎姉がこちらに戻ってきて。

 

虎子「肩貸してくれ豹太ぁ」

 

豹太「・・・はい?」

 

 

 

 

豹太「こ、こんにちはー」

 

猫山田「ひょ、豹太くん?どうしてここに・・・ってまさか私を応援しに来たのかしら!?きき気持ちは嬉しいわよ、でも競技には」

 

・・・何故か猫山田さんが赤面しながら慌てているが今は預けないといけない人がいる、顔は崩壊しているがこの学校の生徒会長を。

 

豹太「と、虎姉・・・着いたよ」

 

虎子「ね、猫山田さぁん」

 

猫山田「ぎゃああああ!?」

 

 

・・・後はその、よろしくお願いします。

 

 

 

餡子「以上で終了します・・・もうめちゃくちゃね」

 

 

猫山田さんがつっちーを庇ったため競技が一時中断されるハプニングがあった・・・猫山田さんは何しても可愛いなぁ、もう競技なんてやらずに猫山田さんショーでいいと思う。

 

餡子「・・・豹太?それ以上変な事考えるなら今すぐ私と一緒に家に帰ってベッドで運動会開催してもいいのよ」

 

そんな運動会中止でいいですよ?

 

 

 

残る競技はリレーのみとなった地獄の体育祭だが、鹿達の占拠というまたもやハプニングが発生していた、もうこれからやらなくていいのでは?呪われてるって絶対・・・誰もが諦めるような状況の中(一人遺書執筆)、虎姉は立ち上がり。

 

虎子「元ヤンの意地見せてやる!」

 

豹太「虎姉・・・」

 

結構カッコいいじゃん?もう呆れしかない体育祭だったけど最後くらい弟として虎姉を応援しないとね。

 

豹太「頑張って虎姉!」

 

虎子「ああ!一緒に頑張ろうな!」

 

豹太「・・・いっしょに??」

 

 

 

虎子「お姉ちゃん頑張るぞ!」

 

・・・俺は虎姉に強制連行されていた、餡姉は実況、馬車芽さんは戦力外との事で俺しかいないらしい。巻き込まれるなんて嫌なのに掴む力が強すぎて全く逃げられないし!?ここは説得するしかない。

 

豹太「虎姉、俺がいても何の力にもなれないよ」

 

実際そうだ、対処不可なほど混乱していて元ヤン馬鹿力な姉の足手まといにしかならない・・・納得してもらえるつもりだったんだけど。

 

 

虎子「・・・い、一緒は嫌なのか?」

 

 

豹太「わ、わかった。一緒にいるよ」

 

 

虎子「・・・へへっ」

 

 

泣きそうな顔を見て折れてしまった、自分でも虎姉に弱いのわかってるんだけど・・・今誰か「シスコン」とか言ったな?出てこいや。

 

 

のこたん「ぬん!それは私だ!」

 

のこたんさんかよ・・・何か脳に送られてきたような気がしてたけどテレパシーで言ってたのね、いや別にテレパシーだからって発言を許すわけじゃないけど。虎姉は即座にとびかかり

 

 

虎子「捕まえたぞしかのこ!」

 

のこたん「・・・これで私も苺プロ行きね」

 

豹太「ちげぇよ」

 

 

 

 

 

豹太「虎姉お疲れ様!何か食べたいのある?買うよ」

 

虎子「・・・何か楽しそうだなおい」

 

まさか虎姉の素がバレるなんておもしろ・・・感動イベントが最後にあるなんてね、みんな案外受け入れてたしこれからは元ヤン生徒会長とか言われるんだろうな。

 

豹太「笑える」

 

虎子「ああ!?」

 

 

豹太「まあいいんじゃない?俺は猫かぶりよりも素の方がいいと思うし、虎姉らしいじゃん」

 

普段や過去を知ってるから違和感凄かったし、こっちでいてくれた方が楽・・・って何モジモジし出してるんですかあなた。今何か変な事言ったっけ??

 

虎子「・・・ひょ、豹太はそんなに私が好きなんだな!強くて可愛い完璧っぷりだからそうなるのも仕方ねーけど!」

 

 

・・・少女漫画脳とヤンデレ自己解釈脳な姉を持つと苦労が多くて大変です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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