餡子「ふふっ、今部室に2人きりね?」
・・・虎姉とのこたんさんは不在、馬車芽さんも先ほど田植え準備で部室から出て行ってしまった。抑止力がいないこの空間にいたら間違いなくヤバい、餡姉の目がキマってるのが証拠である。
豹太「な、何をするおつもりで?」
餡子「当然ナニをするのよ」
逃亡が頭によぎったが時すでに遅し、両手を餡姉に掴まれてる状態なので身動きが取れない・・・この怪力どこから来るんだよ?反抗しようものなら腕の骨がボッキーンしちゃいそうなんですが。
餡子「この時が遂に来たのね、2人きりの空間・・・お姉ちゃんがいつも座ってる場所でヤるのよ。そして明日部室に来て座ったお姉ちゃんは思うの、何か豹太と餡子の匂いがするな?でもまぁ気のせいだろ。って!もう罪悪感と背徳感でおかしくなっちゃうわっ!!」
豹太「俺はアナタが怖いです」
そんなNTRみたいな事やるつもりだったのか、虎姉の脳が破壊されちゃうからやめてよ。少女漫画好きの純粋人間なんだから耐性ないって・・・というか人の心配してる場合じゃなかった、このままじゃ童貞失っちゃうんだけど!?
襲われる3秒前の瞬間、部室の扉が開き。
馬車芽「準備できましたー手伝ってくれませんか?」
豹太「馬車芽さん!」
馬車芽「・・・馬車芽、やっぱり一人でやることに決めました。豹太さんお幸せに」
豹太「おい馬車芽さん!?」
今の助ける流れでしょ!?シカ部の絆はどこにいったんだ!互いに助け合い成長してきたじゃないか・・・いやそんなこと一度でもあったっけ??
馬車芽「日野市名物馬車芽米、よってらっしゃい見てらっしゃいー」
豹太「・・・つ、疲れた」
餡姉から何とか逃げることに成功し(虎姉の秘密暴露)俺は馬車芽さんの田植え作業を手伝っていたのだが・・・こんなに体力を消耗するなんて思わなかった。
豹太「ち、直線に植えていくの難しすぎません?俺の凄く曲がっちゃって」
馬車芽「始めは失敗して当たり前ですよー、馬車芽もそうでした。何事も経験を積み重ねていくうちに上達していくものです・・・美味しいお米への道は険しいですが、正しくいれば必ずゴ―ルに辿り着けると馬車芽確信してます」
豹太「馬車芽さん・・・」
さっき俺を見捨てた人と同一人物とは思えない、今までになく真面目な馬車芽さんに心打たれ・・・何か今回ジャンル違うような気もするけど、気のせいだよね!
豹太「いいお米、絶対作りましょうね」
馬車芽「はい、一緒に頑張りましょ」
固い握手を交わし俺のお米農家としての人生は今始まった(?)
餡子「田植え終わった?おにぎり作ってあげたわよ」
豹太「ありがと、姉さん。いただくよ」
姉さんなんて呼んでしまったよ、この経験でインドアな自分が生まれ変わった気分だ。今後チャリで日本一周でも目指してみようかな?身体を動かすのは素晴らしい!
餡子「・・・ねぇ」
豹太「どうしたんだい姉さん」
餡子「姉さん呼び?そんな解釈違い許さないわ、豹太はね。運動ダメダメで餡姉呼びで料理も私がいないとまともにできない、そんな陰キャ童貞じゃないといけないのよ」
マ○マさんみたいな拗ねらせやめてくれない!?俺のことフルボッコだし、私が管理しないと的な精神怖いです。ベ、別に姉がいなくても生活できるし?家事や料理も頑張れば・・・いや全然出来る気しないわ。
豹太「ごめんなさいでした・・・」
餡子「それでいいのよ、私が一生お世話してあげるわね」
せっかく陽キャになれそうだったのにパワーが失われていく・・・雑魚がイキってすみませんでした。
馬車芽「うまーい!餡子ちゃんのおにぎり三ツ星いけますよー」
餡子「それは光栄だわ」
馬車芽「田植えも終わりましたし、次は何しましょうか」
餡子「・・・お米、ついてるわよ。しっかりしなさい、今とってあげるから」
馬車芽「本当だ、ありがとうございます餡子ちゃん!」
無言に徹しているけど先ほどから2人には少し百合の可能性を感じる、疲れた心に効くよね百合・・・まぁ片方姉なのは残念だけど。シカ部は怒涛のイベントすぎてこういう落ち着いた時間も必要だなと俺は思いま(百合という単語を聞いてテレパシー送ってきました!)
豹太「・・・は?」
鹿友(いいよね百合・・・チンポ堕ちの前フリとして)
喧嘩売ったなテメェおい、今から角へし折りに行ったろか??