のこたん「・・・最大のピンチだよ」
豹太「ぬん(のこたんさん・・・)」
虎姉の奮闘によりのこたんさんはシカの穴行きを免れ・・・その後も長崎からの刺客とか色々すったもんだあったけれど、この騒動は1日限りのものだと思っていた。
・・・そう思ってたんだけどなぁ
のこたん「せ○とくんは最強の刺客、ひょうたんはどうすれば攻略できると思う?」
豹太「ぬっつ(知らねぇよ)」
そんな事より人間に戻りたいんですが・・・鹿のまま最終回終えるとか嫌だよ、餡姉は俺の飼育プランをよだれたらしながら考えてるし。誰か助けてくれる人いないんですか??
馬車芽「馬車芽、鹿の豹太さん素敵だと思います」
豹太「ぬん(馬車芽さん・・・)」
目そらしながら言われても響かないけどね!絶対戻すの面倒だから適当言ってるだけでしょ!?ダメだ2人は当てにならん、もう虎姉に助けてもらうしかない。思いっきりぶん殴ってもらえば衝撃でもどれ・・・るかもしれないし?
豹太「ぬ「特訓だ!今から特訓すんぞ!」ぬん(えっ、ちょ!?)」
虎姉はのこたんさんを連れて部室を飛び出て行った。
餡子「豹太、一度隅々までお姉ちゃんが洗ってあげるわ。綺麗にしてあげる・・・ふへっ」
姉が鼻血出しながら鹿に興奮してる特殊性癖者になってしまいました・・・いやよく考えたら弟の童貞奪おうとしてる時点で全然普通じゃないな?でも流石に動物はやめようよ、ケモナーは二次元だから許されるんだって。
豹太「ぬーん(もう諦めよ・・・)」
実況者「いよいよこの日がやってきました、鹿乃子のこVSせ○とくんの頂上決戦」
鹿友「この戦いは歴史に残るぜ」
豹太「ぬん(こんなもん残すな)」
しょうもない戦いは何故か大規模に、俺もシカ部として3人と一緒に出る予定が「鹿は観戦席ネ!」と言われ連れてこられてしまい・・・良かったぁ!人のはずなのにこんな大人数の前で鹿として出るとか尊厳破壊されるとこだったよ。
これだけの人なら誰かしら知り合いもいそうだな・・・ってあの小さい姿は。
豹太「ぬん(猫山田さん)」
猫山田「し、鹿?」
そりゃそうだよね、今鹿だからわかるわけないか。人のノリで話しかけた事を後悔してたのだが・・・猫山田さんは顔を赤くし。
猫山田「もしかして豹太くん!?」
何でわかるんですか??
猫山田「鹿になるなんて・・・で、でも結構可愛いじゃない。会長を倒すためなら鹿でも堕とさないと、仕方ないわねっ!?」
何でわかるか説明無しかよ・・・てか満更でもなさそうなの怖いんだけど、鹿だよ俺?餡姉といいヤバイ方に目覚めないで。
猫山田「し、鹿せんべいあるからもっと私に近づきなさい!」
豹太「ぬーん!」
・・・って思考が!?鹿せんべいに飛びつくのこたんさんの気持ちがわかってしまった、鹿せんべい恐ろしい。
鹿友「お、戻ってき・・・何でそんな疲れてるん?」
豹太「ぬ、ぬん(・・・理性と戦ったんだよ)」
気を取り直しそろそろ両者入場の時間、相手はせ○とくん。最強の敵だ、でも今日に向けてのこたんさんの頑張る姿を見てきた。もしかしたら勝て・・・勝てるかな?無理じゃね??
実況者「それでは入場です!」
多分勝てるかもしれないような気がする戦いが始まろうとしていた。
豹太「・・・ぬん(これはひどい)」
第3R終了、のこたんさんはボロ負けしていた。武器を使う反則行為でも全く歯が立たず・・・俺がもう帰ろうか迷っていたその時。
のこたん「ひょうたんしかしか剣!」
豹太「ぬ(アァ~!?身体が武器になってくよォ~!?)」
のこたんさんが叫ぶと俺は武器に変形し始めのこたんさんの手元へ飛んだ、戦争の○魔じゃないでしょ!?こんな戦いに巻き込まないで??
のこたん「行くよ!ひょうたん!」
豹太「ぬん(モドシテ・・・)」
結果は一撃で吹き飛ばされ武器化も解除されました。
虎子「もう打ち止めだろ、最終ラウンドまで頑張った。負けん気だけは認めてやるよ」
ホントにもう終わりでいいよ!?観戦だけのはずなのに無理やり参加させられてめっちゃ痛いし・・・せ○とくん容赦なさすぎない、これからせ○と様って呼ぶから許してほしい。
のこたん「こしたん、シカ部は絶対廃部にしない!」
虎子「・・・お前」
のこたん「こしたんと出会い、みんなと出会い。ひょうたんを彼氏にし、私は・・・私は!」
彼氏になってないよ!?サラっと入れればバレないと思わないで?そういう事すると面倒な反応する人がいるんだって。
餡子「・・・今日の夜に計画実行ね」
豹太「ぬん(何の計画だよ)」
虎子「お前が来てよかった事なんてあるかって思わんでもないが・・・行け!しかのこ!いや、のこたん!」
何か逆転勝利の展開になってきた、のこたんもやる気MAXで何か技でもぶちかましてくれそうで。脱皮や角伸縮に変身・・・いやロクな技ねぇな?もうオチ見えたぞ。
のこたん「シカコプター」
虎子「しょうもな!?」
のこたんさんとの付き合いも何だかんだ長い、飛ぶくらいじゃ全然驚かなくなった。そして爆弾が目の前にあろうが驚か・・・爆弾??
豹太「ぬん(爆発オチなんてサイテー!)」
豹太「・・・ここは」
俺は角爆弾に巻き込まれて・・・周りを見れば会場じゃなく外で、何が起きたのかわからず混乱していると。
虎子「豹太!?目が覚めたんだな!」
豹太「虎姉?」
俺虎姉におんぶされてるじゃん、鹿でもできるなんて流石元ヤン虎姉だな・・・って。いや俺何で人語喋れてるんだ?もしかして!?
豹太「人間に戻れた!?」
馬車芽「ようやく気付きましたか」
餡子「おそらく爆発の衝撃で戻れたのかしらね、ずっと気を失ってたから心配だったのよ?」
・・・大会はとっくに終了したらしく、今は帰り道だった。結果は両者優勝したらしい、どういうこと??
のこたん「にゅふふ、私のおかげだね!」
豹太「結果論じゃねぇか、爆弾で死ぬかと思いましたよ」
まぁとりあえず戻れてよかった、大変すぎたなこの日々は・・・もう鹿になることは二度とないよね?
のこたん「・・・どうだろうね?」
意味深やめてよ怖いから!?恐ろしい可能性に震えていると虎姉の様子が何だかおかしいことに気づき・・・泣いてる?
豹太「と、虎姉?急にどうしたの」
虎子「・・・戻れて嬉しくて、大切な弟だからな」
・・・そこまで喜ばれると恥ずかしい、悪い気はしないけど。それを見た餡姉もいつもと違い優しい笑顔で。
餡子「私も嬉しい・・・やっぱり人の身体でヤリたいわ」
豹太「台無しだよ、おい」
とりあえずシカ部は存続でき、これからもこんな感じで続いていくんだろう。始めは帰りたくて仕方なかったカオスっぷりも今は悪くな・・・いやさっき帰りたいとか思ったけれどそれはナシで。
虎子「豹太」
豹太「ん?」
虎子「・・・さっき私の事鹿でも持てる馬鹿力元ヤンって思わなかったか?」
豹太「断じて思ってないよ!!」
餡子「お姉ちゃん!帰ったら一緒に・・・時間かけてたっぷりお仕置きしてあげましょ?」
豹太「・・・」
・・・元ヤンとヤンデレの弟は苦労が絶えません。
これにて完結です、今までありがとうございました!
また機会があれば何かしら書きたいなとも思っていますが、とりあえず今はこれで!