『駒王高校』二年生は修学旅行に来た京都で二日目の朝を迎えた。
「さぁて、後はたっぷり修学旅行を楽しむだけだな。終わらせる事は終わらせたし」
一誠は起床しながら呟く。
昨夜、一誠はこの京都をパワースポット含めて取り仕切っている八坂姫を攫った『禍の団』の英雄派のアジトを突き止め、速攻で襲撃しそうして、八坂姫を救出したのである。
その結果として『聖剣創造』を所有するジャンヌダルクの生まれ変わりである英雄派の幹部の一人で名前はジャンヌを自分の女として手に入れた。
更に元はシグルドの末裔で教会の戦士の一人であった英雄派の副リーダーであったジークフリートが所有していたグラムにバルムンクとノートゥングとディルヴィングにダインスレイブの五本の魔剣を手に入れたのである。
そうして八坂にその娘である九重からは京都の観光案内を彼女達妖怪の拠点である裏京都も含めて約束された。
そう、終わらせる事はしっかり終わらせたので後は修学旅行を楽しむだけである。
「まあ、油断はしないけどな」
ただ、本当に何が起こるか分からないのでいつでもそうした事態に対応できるようには備えるが……。
「イッセーさん、朝食に行きましょう」
「ああ、分かった」
顔を洗うなどして身支度を整えるとアーシアが部屋の扉を叩いて呼び掛けてきたので対応する。
そうして、朝食を済ませ……。
「じゃあ、今日は打ち合わせ通りに清水寺からの観光で良いな?」
二日目である今日、一誠の班は清水寺から京都で有名な寺の数々を見て回る予定であった。
一誠が質問すると皆が頷く。
そうして、一誠達は京都駅前のバス停から清水寺行きのバスへと乗り、清水寺にあるバス停に到着して降りると……。
「おはようなのじゃ、お主たち。待っておったぞ」
「約束通り、案内させていただきます」
それぞれ狐の耳と尻尾は隠している着物姿の九重と八坂が居て、笑顔で一誠達に話しかけた。
「おはよう、九重。おはようございます八坂さん」
一誠は九重と八坂の挨拶に対応する。松田と元浜はだらしない顔で九重と八坂を見たりする中、二人と桐生にはリアスの個人的な知り合いで観光案内するように頼んでくれたと適当に言って納得させた。
「さあ、此処が清水寺なのじゃ」
九重は先頭で楽しそうにそして、誇らしげに言った。
「ふふふ、あの子があんなに楽しそうに……イッセー殿のおかげじゃな」
「それはどうも」
楽しそうにしている娘の九重を見て八坂は微笑み、一誠に声をかけたので一誠は笑みを返して言う。
「此処が銀閣寺じゃ……ってなんでそんなにゼノヴィア殿はショックを受けているのじゃ!?」
清水寺から皆で銀閣寺域のバスに乗って銀閣寺に向かい、そうして九重が紹介したがゼノヴィアが見ても分かるくらいにショックを受けていた。
「銀じゃないのか……」
「ゼノヴィアさん、銀閣寺が銀で、金閣寺が金……きっとまぶしいんだろうなって瞳を輝かせて言っていましたからね」
「なるべく感動したいからってあえて前情報とかは調べても無かったんだっけか……」
アーシアからの捕捉に一誠はゼノヴィアのスタンスを思い返しながら言う。
「ああ~……まあ、外国人なら仕方無いのかのぅ」
「良くある勘違いと言えば勘違いじゃな」
ともかく、銀閣寺の観光をしてそれを済ませると……。
「金だ、今度こそは金だぞっ!!」
「ふふ、喜んでもらえてなによりじゃ。そう、これぞ金閣寺なのじゃ」
金閣寺に移動し、到着するとゼノヴィアはちゃんと金で出来ていたのを銀閣寺でのショックもあった反動でとても喜んでいた。
こうして、金閣寺での観光も楽しむと九重達と別れ、一誠達はホテルに戻った。
その後、ホテルでの食事も済ませた後でリアス眷属としての一誠達は『裏京都』へ転移した。
「どうぞ、楽しんでくれなのじゃ」
そうして裏京都の観光も九重によって、楽しみ……。
「ふぁう、んちゅ、くちゅ……あふ、ふふ、随分と慣れておるのぅ」
「まぁ、欲深い悪魔ですから……では、そろそろ……」
「ぁ……くふぁ、んぅ、ああ、こ、こんなの……ああああっ!!」
一度裏京都からホテルに帰還して夜遅く、八坂に呼ばれていたので八坂の屋敷にある彼女部屋に転移し、そうして一誠は八坂と男女としての交流を始めた。
「ふああ、だ、駄目なのじゃ……一誠殿の女にされてしまうぅぅ」
「ああ、俺の女になれ」
そうして、一誠は八坂を自分の女とすべく愛と快楽を与えながら虜にしていったのであった……。