一誠は修学旅行の二日目、アーシアにゼノヴィアにイリナ、藍華に松田と元浜という自分の班の者達と清水寺に銀閣寺、金閣寺を観光した。
その案内を『禍の団』英雄派の元から救出した京都の妖怪勢力を纏める者であり、様々な気が巡る場となっている京都のそれを総括している存在でもある八坂姫と彼女の娘である九重が務めた。
更に夜においては裏京都の案内もしつつ、もてなしてくれた。
元々、九重に協力して助けたのもそうだが、清水寺などの観光の時も含めてしっかり、一誠は八坂の気持ちを魔力による魅了や軽い精神操作も含めて引き寄せていた。
そうして、深夜に置いて八坂の屋敷に呼ばれていたので移動し、男女の交流をしつつ、自分の女とすべく様々な技法を行いつつ、自分の女になるよう、愛と快楽を与え尽くし、彼女を満たしたのである。
「ひゅ、くふぁ……一誠殿、愛してるのじゃ」
「ああ、俺もだ」
そうして、八坂は一誠の女になったのである。
時間操作をした空間にいたのでその空間を解除すれば一誠と八坂が会った時間より一時間ほどしか経過していなかった。一誠は蕩かされ、抱き潰された状態の八坂の頭を撫でつつ、ホテルの自分の部屋に転移をして眠った。
因みに八坂と愛し合う前に一誠は一日目と同じようにアーシアにゼノヴィアとイリナにロスヴァイセとセラフォルーとも愛と快楽を求め合っての交流をしていたりする。
こうして、修学旅行は三日目になる。
起床した一誠は身支度を整え、朝食を済ませ……。
「今日は京都駅から嵐山方面に行って、天龍寺を観光するんだったな」
「ええ、そうよ」
班との者達と一誠はホテルを出発し、京都駅へと向かうと嵐山方面行の電車に乗り込む。
「(二天龍の一柱、赤龍帝の俺が『天龍寺』に行く事になるのは運命的なものを感じるな)」
『(ふふ、そうだな。俺も京都で暴れたような気もするが、そうでないような気もしている)』
「(そうか)」
ふとドライグと念話を交わしてみる。ドライグは自分でもぼんやりしていると分かっていながらも一誠の言葉に応じ、一誠もドライグの返事を聞いて応じた。
「では、今日は天龍寺は勿論、二条城までしっかり案内してやろう」
「ああ、よろしく頼む九重。八坂さんもよろしくお願いします」
「ああ、心得た」
目的地の駅に到着し、電車を降りると皆、徒歩で天龍寺に向かう。すると観光料金を払う場の近くに九重と八坂がいて、一誠は九重の頭を撫でながら九重へと応じ、八坂に対しても笑みを浮かべて頭を下げると八坂は一誠の笑みに見惚れつつ、自らも笑みを浮かべるのであった……。