赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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百四話

 

 一誠たち、駒王学園の二年生とその引率を務めたアザゼルとロスヴァイセ達、教師陣は三泊四日となる京都への修学旅行を終えて、駒王町へと戻った。

 

 その後、当然一誠にアーシアとゼノヴィアにイリナと祐斗、ロスヴァイセにアザゼルは皆の活動拠点となっている『兵藤家』へと帰還する。

 

 今回、京都の管轄者である八坂姫が裏の世界におけるテロ組織である『禍の団』の英雄派によって、攫われ、京都に集う力を利用し儀式場としたうえでグレートレッドを呼び寄せるための儀式に利用されようとしていた。

 

 それを防いだのは一誠達であり、これで三大勢力は主に京都の妖怪勢力に対し、恩を売って借りを作った事で友好的な関係を結べるようになった。

 

 戦力的な面で言えば一誠は英雄派の副リーダーであるジークフリートからそれぞれ強大な力を有する魔剣、グラムにバルムンクとノートゥングとディルヴィングにダインスレイブの五本の魔剣を手に入れたし、英雄派の幹部であったジャンヌを自らの女とした。

 

 

 

 ジャンヌの事を除いて一誠は京都での事をアザゼルたちと共にリアス達へ報告する。

 

「じゃあ、イッセーが倒した曹操達はどこに跳ばしたの?」

 

「南極に北極、砂漠地帯とか過酷な環境なところへそれぞれ、別々に跳ばした。ゲオルクとかいうのは『絶霧』の所有者だし、まあ、また現れるだろう」

 

「珍しく捕えなかったのね」

 

 一誠は事実を告げるとリアスは意外といった風な表情を浮かべる。

 

 

 

「一度くらいはチャンスを与えてやろうと思ってな。自称英雄共が一度の挫折や敗北からどう成長するのか興味を持ったんだよ」

 

「へぇ……まぁ、優先事項は八坂姫の救出だったわけだし問題無いわね。戦力も大きく削ったんだもの」

 

 リアスが言うように英雄派の団員達の多くは相手をした祐斗達にセラフォルー、妖怪たちによって捕らえられて三大勢力が共有している牢の中に拘束していた。

 

 ともかく、京都での話が終わり……。

 

 

「そういや、学園祭前にフェニックス家の娘が駒王学園に転校して来るそうだ。学年は小猫と一緒だな」

 

 

「娘ってレイヴェルの事か」

 

「ああ、建前としてはリアスやソーナの刺激を受けて日本で学びたいと申し出てきたそうだ。もう手続きも済む段階らしい」

 

「そうか、嬉しい話だな……学園祭もだが、サイラオーグとの戦いも頑張らなきゃいけない。まあ、それはそれとして……行こうか、皆」

 

『はい』

 

 一誠はリアスに朱乃、小猫にアーシアとゼノヴィアにイリナとロスヴァイセ達女性陣と移動を開始する。

 

 

 

「……お前、本当絶倫過ぎるだろう」

 

 

「不死身なフェニックスの生命力を取り込んでいるんだから当たり前だろ」

 

 

「それはそれで限度がある気もするが……まあ、楽しんで来い」

 

「勿論」

 

 

 アザゼルのツッコミに応じた一誠は女性陣と快楽に愛を貪るために移動を開始する。

 

 

 

 

『先生、性転換する人工神器とか作れますか?』

 

「……ぉぉぅ」

 

 祐斗とギャスパーが覚悟に満ちた表情を浮かべて質問してきたそれに顔を手で覆いながら変な声をアザゼルは発したのであった……。

 

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