赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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百七話

 冥界には兵藤一誠をモデルにした特撮番組である『龍帝ドラゴンカイザー』が存在する。特撮番組という性質上、冥界中の悪魔の子供達から爆発的な人気を得ていたりする。

 

 今日は冥界の旧首都ルシファードで開催されている冥界中の悪魔の親子を対象とした『龍帝ドラゴンカイザー』のヒーローショーが行われており、それはモデルとなっている一誠自身が本人役で出演していた。他にも『ヘルキャット』、『ダークネスナイト・ファング』として出演している小猫に祐斗等、ドラゴンカイザーに出てくるキャラ本人として出演しており、ショーは大いに盛り上がっていた。

 

 まあ、他にもクイズコーナーやら握手サイン会もやったりしたが……全てが終わり、楽屋で休憩していると……。

 

「リアス、イッセー、そして眷属の皆さん。大変素晴らしいショーでしたわ」

 

「リアス姉様、イッセー兄様。イベント、とっても楽しかったです」

 

 リアスの母親であるヴェネラナがミリキャスを伴い、差し入れを持って現れ、ショーを絶賛する。

 

 ヴェネラナによれば一度、グレモリーが主催するイベントを直に見ておきたかったとの事。

 

「ありがとうございます、お母さま、ミリキャス」

 

「差し入れまで頂いて……感謝します、お義母様……そして楽しんでもらえて良かったよミリキャス」

 

 リアスと一誠が代表してヴェネラナとミリキャスへ礼を言った。

 

 そうして全てが終わると一誠達はルシファードから転移によって、オカルト研究部のある駒王学園旧校舎に移動し、学園祭の準備を再開するのであった。

 

 学園祭でオカルト研究部の出し物は何かというと、『オカルトの館』。

 

 旧校舎全体を使ってお化け屋敷に占い部屋に喫茶店、オカルトの研究報告等、皆が出した様々な案を採用する事になったのだ。

 

 そもそもオカルト研究部は旧校舎全体を任されている。その利点を全部、出し惜しみなく活用しない手は無い。よって幾つもの出し物が出来るように一誠達は旧校舎全体を学園祭使用に改装している。

 

 魔力などそうした力を使わずに手作業でだ。なので時間はかかった。

 

 

 そして、ヒーローショーに学園祭の準備をした翌日、今日は駒王学園の一年生、小猫やギャスパーがいる教室に転校性が入った。

 

「改めて……私はレイヴェル・フェニックスです。これからよろしくお願いいたしますわ」

 

『よろしく』

 

 転校生は冥界の学校から一誠たちのいる学校に転校する事となったレイヴェル・フェニックスであった。当然、彼女は一誠達のいるオカルト研究部に入部し、皆へと自己紹介を改めて行った。

 

「イッセー様……ようやく、貴方にこの身を捧げる事が出来ますわ」

 

「光栄だな、その想いに応えられるよう愛する事を誓うよ」

 

「私もイッセー様に絶対の愛を捧げます」

 

 そうして、今日も学園祭の準備に励んだ後の夜、兵藤家の中でレイヴェルとも一誠は愛と快楽を貪り合いながら、関係を深めたのであった……。

 

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