赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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百二十二話

 

 第二試合に第三試合と次々に試合が行われたが、第二試合では小猫とゼノヴィアがサイラオーグの『戦車』であるガンドマに『騎士』のリーバンを破った。

 

 第三試合では一誠が一人でサイラオーグの『僧侶』であるミスティータと『戦車』であるラードラを破った。

 

 そうして第四試合のためにリアスとサイラオーグがダイスを振り、その合計の目は8。

 

「新しい眷属として実力を発揮してきなさい、ロスヴァイセ」

 

「喜んで」

 

 リアスは二人目の『騎士』であるロスヴァイセ一人を選んだ。

 

 対してサイラオーグは二人目の『僧侶』であり、ウェーブのかかった長い金髪で美しい容姿にスタイル良いその身にレディーススーツを着た女性であるコリアナ・アンドレアルフスを出した。

 

 そうして二人は広い花畑のバトルフィールドで戦う事になり……。

 

「はああっ!!」

 

「きゃああっ!!」

 

 コリアナの魔力攻撃を『騎士』による速度で回避しながら魔法攻撃による弾幕を炸裂させる。

 

 そうして第四試合もリアスとその眷属の勝利となる。

 

 その後、次の第五試合のためにリアスとサイラオーグがダイスを振り、出た目の合計は9が出た。

 

 「私が行きますわ」

 

 リアスの『女王』である朱乃が出場する意思を示し、立ち上がる。

 

 そして、サイラオーグも又、自分の『女王』で長い金髪のポニーテールでスタイル抜群の女性、『番外の悪魔(エキストラ・デーモン)』の者であるクイーシャ・アドバンが選ばれる。

 

 『番外の悪魔』、アドバン家の者の中にはレーティングゲームの現役トップランカー三位の者がいる。それほどにアドバン家は強力な悪魔なのである。

 

 家自体は悪魔の現政府と一定の距離を取っており、冥界の隅でひっそりと住んでいたりはするが……。

 

 アドバン家が強力なのは一族特有の魔力である『(ホール)』が使えるからだ。

 

 空間に穴を生じさせ、その穴の先は異界に通じている。それを活かして、穴と穴を別々に生じさせながら、相手に物理攻撃を当てたり、魔力攻撃などを吸いこんで無効化ややはり、別々に『穴』を生じさせる事で魔力攻撃を返したりなどした。

 

 『穴』はかなり、応用性のある魔力なのである。

 

 ともかく、『女王』どうしの第五試合は始まり……。

 

「いきますわ。はああっ!!」

 

 朱乃は紋様をその身に生じさせ、光を発しながら堕天使の翼を十枚生やしつつ、上級堕天使モードになる。

 

「なっ、堕天使化を!?」

 

 クイーシャが驚愕する中、朱乃は雷光を纏い、右手に雷光の槍を生み出しつつ……。

 

「はあっ!!」

 

 次の瞬間、身に纏う雷光を激しく弾けさせると文字通り、稲妻となって奔り……そして、観客達は一瞬、クイーシャから離れたところで槍を振るった姿の朱乃の姿を見たがそれが一瞬消えると改めて、雷光の一閃がクイーシャを切り裂いた。

 

 そうして、クイーシャから離れた場所に朱乃は立っていた。

 

 まさに光速を発揮した朱乃は未来の姿を見せる程の速度を発揮しており、そしてクイーシャが反応できない速度で雷光の槍で切り裂いたのである。

 

 これにより、クイーシャはリタイヤの光に包まれ、朱乃の勝利となったのであった……。

 

 

 

 

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