リアスとサイラオーグによる『レーティングゲーム』は次々にリアスの眷属がサイラオーグの眷属を破っていき、残るはサイラオーグと7つの『兵士』の駒で転生したレグルスのみとなった事でサイラオーグは一誠との決闘を望んだ。
一誠もそれを承知しつつ、レグルスも出すように言う。レグルスの正体は戦斧の神滅具であるが、巨大な獅子にもなれる『獅子王の戦斧』だったからだ。
本来の所有者が何者かによる組織の暗殺者達によって、殺されたが『獅子王の戦斧』は獅子となって、暗殺者達を全滅させた。そうして、サイラオーグは『獅子王の戦斧』を眷属にしたのである。
とはいえ、所有者無しの状態であるため、力が不安定であり、このゲームまで出す事は出来なかった。下手に動かせば暴れたりするからである。
しかして、サイラオーグは『獅子王の戦斧』との『禁手化』であり、亜種でレグルスを鎧として纏う『獅子王の剛皮』に至っていた。
情報収集の中でそれを知っていた一誠はそれを使うように要求したのだ。
そうして、決闘は行われ……。
「はああああああっ!!」
サイラオーグは闘気とレグルスのオーラを融合させながら右の拳に込め、一誠も右の拳に自分のオーラを込めて、どちらとも放つ。
そうしてオーラを込めた拳撃がぶつかり合うと、一瞬、閃光が弾け合い……。
『ぐわああああああああああっ!!』
一誠の拳撃であり、オーラが勝ってサイラオーグを呑み込み、吹っ飛ばしながら爆発した。
一誠は拳を突き出した体勢のままであり、そうしてサイラオーグが吹っ飛んだ方向から先でリタイヤの光が生じる。
『サイラオーグ選手、リタイヤ。ゲーム終了、リアス・グレモリーチームの勝利です!!』
アナウンスが告げられ、一誠は突き出した拳を上へと突き上げ直す。
『強い、強い、圧倒的に強すぎる。これぞ正に帝王としての強さでしょう、これが、これが、『カイザードラゴン』だぁぁぁぁぁっ!!』
『うおおおおおおおっ!!』
そうして実況であるナウドが一誠の強さを讃え、観客達が一誠の強さに歓声を上げてカイザーの名を高らかに叫んだのであった。
「見事、勝ってみせましたよリアス様」
「ええ、流石よイッセー……皆、良くやってくれたわ。お疲れ様」
一誠がリアスに対して礼を尽くして呼びかければ、リアスは頷く。
「後で盛大に打ち上げだな」
「勿論……学園祭が終わってからにしましょう」
「そうですね。ともかく、折角なのでもう一度……俺達の勝利だっ!!」
『おお!!』
一誠が最後に勝利を告げれば、リアスとその眷属は勝利を讃え合い、喜び合ったのであった……。