一誠は上級悪魔としての昇格試験、祐斗と朱乃は中級悪魔としての昇格試験がそれぞれある上に駒王学園においても中間テストがあるという試験尽くしのために合格するための勉強をしている日々。
そんな中で兵藤家に『禍の団』の首領であるオーフィスが一誠に興味を持ってきたのでやって来て一緒に生活をする事になった。その付き添いとして黒歌にルフェイもいた。
そうして、生活をする中で……。
「美味しいか、オーフィス?」
「ん、美味しい」
色々と世話をし、交流をしていった事でオーフィスは食事に娯楽などを楽しむし、気持ちを言葉で伝える様にもなっていた。明らかに変化をしているのだ。
とはいえ、一誠達には先に悪魔としての昇格試験があり、そうして試験当日となった。
「じゃあ、ちゃっちゃっと受けて来るか」
「随分と余裕だね、イッセー君」
「まあ、試験のために努力してきたんだからな。後はその成果を発揮するだけだろ」
「うふふ、流石はイッセー君。男らしいですわ」
「ええ、本当に」
一誠に祐斗、朱乃と三人に付き添うマネージャーのレイヴェルは駒王学園の制服を着ており、試験を受ける一誠達三人は必要な物も入れた鞄を持って兵藤家の地下にある転移用の魔法陣に集結し、話しだす。
試験会場となる昇格試験センターにこれから、魔法陣で一誠達四人は転移するのだ。
残りのリアスとゼノヴィアにアーシアと小猫にギャスパー、ロスヴァイセとイリナにオーフィスと黒歌にルフェイは試験会場近くのホテルでの待機となる。
『行ってきます』
『行ってらっしゃい』
そうして、一誠達は試験会場へとリアス達に見送られながら転移するのであった。
転移すると到着したのは転移用の大型魔法陣が刻まれた昇格試験センターの広いフロアである。
「ようこそ、お出でくださいました。リアス・グレモリー様のご眷属の方々ですね?」
正装をしたスタッフの悪魔が確認を求めてきたのでグレモリーの紋様が入った印と推薦状を見せる。
これにより、一誠達は案内され受付に必要な手続きを行い、一誠は祐斗と朱乃とは違う受験部屋に行くため、中級悪魔の試験部屋のある二階で別れて『上級悪魔昇格試験・筆記試験会場』へと向かう。
そうして、他の上級悪魔に昇格するために試験を受けに来た受験生に注目されつつ、一誠は席に着き、そうして試験が始まったので挑む。勿論、普通に全問正解の答えを書く事が出来た。
実技試験においても戦術、タクティクス試験と直接戦う戦闘試験をどちらも一誠は勝利で飾り、そうして……。
「俺はばっちりだ。祐斗に朱乃は?」
「勿論、ばっちりだよ」
「ちゃんとできましたわ」
それぞれ、試験を終えたので合流し、試験に手ごたえありだと返答し合ったのであった……。