赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

132 / 132
百三十一話

 

 一誠に朱乃と祐斗はマネージャーであるレイヴェルと共に冥界にて、昇格試験を終えると試験が終わるまで待機していたレイヴェルと共に会場近くにあり、リアスにゼノヴィアとアーシアと小猫にギャスパーとロスヴァイセとイリナとアザゼルにオーフィスと黒歌にルフェイがいるホテルに向かった。

 

 因みに一誠達が試験を受けた試験会場とその近くのホテルはグラシャラボラス領にある。戦術家でもあるグラシャラボラス家から魔王になってみせたファルビウム・アスモデウスに倣って昇格試験センターが造られた。

 

 本来、アスタロト家の領地にある昇格試験センターが一番であり、アスタロト家の領地には上流階級の悪魔が通う名門の学校もあるのだ。

 

 しかし、ディオドラが禍の団と繋がってレーティングゲーム中に事を起こしたせいでアスタロト家の権威は失墜してしまった。次期魔王の輩出権利すら失ってしまったほどである。

 

 ともかく、一誠達はホテルへと向かい試験後の疲れを労うため、ホテル内のレストランを貸し切って食事を始める。

 

「ってなわけで試験お疲れさん、乾杯」

 

『乾杯』

 

 一応、アザゼルの音頭に応えともに飲み物を飲み始める。一誠達はジュースやお茶などであるがアザゼルだけは酒である。しかもアザゼルは昼間からも飲んでいたとの事だ。

 

「どうだった?」

 

「俺としてはばっちりだ」

 

「出来る限りのことをしました」

 

「大丈夫だと思います」

 

 一誠に朱乃、祐斗はリアスの言葉に応じていく。

 

「オーフィス、黒歌、ルフェイ……まだ俺達には中間テストもあるが、それが終わったら本格的に遊んだりしよう」

 

「ん、分かった」

 

「それは楽しみにゃん」

 

「ですね」

 

 オーフィスは頷き、黒歌にルフェイは嬉しそうに一誠の言葉に応じた。

 

「オーフィス、俺達と交流する事が『静寂』より楽しいと感じれるようにするからな」

 

「それは楽しみ……」

 

 一誠がオーフィスに呼びかければオーフィスは微笑みながら、期待を乗せて言う。

 

 そうして食事と会話の時間を楽しんでいた一誠達だが……。

 

「仕掛けてきたようだな」

 

 この場の空気が一瞬で変化し、同じ風景なのに違う場所に転移したかのような錯覚という違和感があったので襲撃をしてきたと一誠は察した。

 

「ヴァーリはまかれちゃったみたいね。本命の登場にゃん」

 

 黒歌も察知すると霧が一誠達の周囲に立ち込めて辺りを包み込んだ。

 

「さてと……こっちでいくか」

 

 一誠はフルフェイスの兜だけは装着していない『赤龍帝の悪魔鎧』の基本形態である『兵士』状態となり、皆で見た目は同じだが、古フェ異空間のホテル内のレストランを飛び出す。

 

「よう、曹操にゲオルク……無事、生きていたようでなによりだよ」

 

 広いロビーのソファに座っていた曹操とゲオルクに一誠は言うと……。

 

「良く言ってくれるな、人を南極に送っておいて……本当に凍死するかと何度も思ったぞっ!!」

 

「こっちはアメリカの極秘施設に送られたせいで国際指名手配犯になったんだ。おかげで普通の姿では満足に外国を移動できなくなったんだぞっ!!」

 

 曹操とゲオルクは一誠に対して怒りのままに叫んだ。

 

「テロリストなんだし、負けたんだからどんな目に遭っても仕方ねぇだろ」

 

 二人の怒りに只々、一誠は塩対応をしたのであった……。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

深紅の武人が住くD×D(作者:あさやん&あさやん)(原作:ハイスクールD×D)

神の手違いで死んでしまった主人公。▼お詫びとして特典(チート)を持って転生することになったが、転生先は「ハイスクールD×D」の世界。▼主人公の強さに惹かれて様々なキャラが集まってくるが、生来の口数の少なさが災いして色々なことが勘違いされてしまう........................。▼果たして主人公の第二の生はどうなるのか?!▼↓こちらの作品もよろ…


総合評価:7299/評価:7.39/完結:212話/更新日時:2026年04月03日(金) 18:01 小説情報

素敵な友達と生きる神滅具所有者(作者:大気圏突破)(原作:ハイスクールD×D)

『神滅具』神器の中でも神すら滅ぼすことが可能な力を持つと言われる特殊な神器が存在する。所有者の才能や創造力をすべて汲み取り、実現できるだけの受け皿・実現性を持つ▼駒王学園高等部2年生の『廿六木 轟(とどろき ごう)』と呼ばれる青年は、その1つである『魔獣創造』を保有している。好きな魔獣を創り出す彼はその力を使って世界征服を………する気などなく今日もクラスメイ…


総合評価:680/評価:6.55/連載:9話/更新日時:2026年10月17日(土) 22:32 小説情報

【完結】争いは他所でやってくれ!最後は平穏無事に過ごしたい(作者:大気圏突破)(原作:ハイスクールD×D)

 サービス残業・休日出勤・パワハラで疲弊していたサラリーマンはデスクワーク勤務中に心臓の鼓動が止まり亡くなってしまった。憐れんだ神は第2の人生として彼を『リリカルなのは』の世界に送るつもりだったが書類の手違いで『ハイスクールD×D』の世界に送ってしまった▼ 神は送る直前に間違いに気付き彼に与えた力の他に原作主人公の能力を奪って付与させた。赤龍帝になってしまっ…


総合評価:2410/評価:6.49/完結:86話/更新日時:2026年08月08日(土) 15:14 小説情報

『パワプロ成長』でダイヤのA(作者:ネコガミ)(原作:ダイヤのA)

練習や試合での経験を経験値として得て任意に成長できる『パワプロ成長』▼努力をすれば必ず実るというチート特典を得た主人公がダイヤのAの世界へ転生する。▼ダイヤのAにチート特典を持ったオリ主をぶち込んだ作品です。▼その事を踏まえた上でご一読ください。▼サブタイトルの後に☆がついている話には主人公のステータスが表記してあります。▼サブタイトルの後に★がついている話…


総合評価:37001/評価:8.6/完結:291話/更新日時:2019年01月06日(日) 07:30 小説情報

僕のヒーローアカデミア A Little Extra(作者:ジョン堂)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 日本に生きるごく普通の一般人だった男は、唐突に【個性】が存在する世界へ転生する。▼ 原作に登場するキャラ達、事件の数々、襲い来る敵、物語の中心『雄英高校』での試練……。▼ 転生主人公が、薄い原作知識とチート【個性】をもって、どうあがいていくか……。▼ これは、そんなよくある話――▼※注意※▼ 拙作・愚作・凡作・駄作、ご注意されたし。▼ 何卒寛容な心をもって…


総合評価:1171/評価:7.8/連載:37話/更新日時:2026年10月16日(金) 17:30 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>