駒王学園での『授業参観』にてリアスの授業を参観しに来たのはサーゼクスだけでなく、父親であるジオティクスもであった。
一誠はサーゼクスにグレイフィア、ジオティクスの三人を自分専用の異世界での生活拠点にてもてなしつつ、自分とリアスの交際を私的な物で良いので認めてもらおうとすれば、予想に反し、二つ返事でジオティクスは一誠とリアスの交際を認める事を告げた。
無論、リアスの母親であるヴェラネナも一誠とリアスの交際を認めているとの事だった。
「冥界で会える時を楽しみにしているよ」
「また、会談の時に」
「それでは」
一誠はサーゼクスにグレイフィア、ジオティクスをもてなしつつ、そうしてそれぞれの場所へと帰る者達を見送ったのであった。
『授業参観』の翌日……。
「良し、出来た」
オカルト研究部の部室で一誠は授業参観にて紙粘土で作った凄まじいクオリティのドライグに絵の具で色付け、ニスを塗るなどしてドライグの像を完成させていた。
「どうだ、ドライグ……良く出来ているだろう?」
『ああ、凄く良く出来ている。こうも上手く作られると嬉しくなる』
「それは良かった」
「本当、良くできているわね。これ飾りましょう」
「赤龍帝直々に造った赤龍帝なら、御加護や御利益ありそうですわ」
リアスと朱乃により、ドライグの像は飾られる事となった。
「ん……セラフォルー様からだ」
『え!?』
ふと悪魔として活動するための携帯端末を見れば、ソーナの姉にしてサーゼクスと同じ魔王の一人であるセラフォルーからのメールがあった。一誠の言葉にリアス達が驚く。
「なんか魔法少女としての話があるから、来てほしいとの事だ。ちょっと行ってくる」
「ぁぁ……分かったわ、イッセーなら問題無いけどしっかりね」
「勿論」
こうして一誠はセラフォルーからのメールが提示した場所へと向かう。
「こんばんは、セラフォルー様」
「うん、こんばんは。イッセー君……いきなり連絡してごめんね」
「いえいえ、むしろ光栄です。それで魔法少女としての話があるとの事ですが」
「うん、実はね……」
そうしてセラフォルーは語る。
彼女は冥界メディアの娯楽として『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』という映像作品を作っているのだが、一誠が魔法に魔術にかなり優れているのをサーゼクスから聞いたので是非、作品のクオリティアップに協力してほしいと……。
「そういう事なら、喜んで」
こうして、一誠はセラフォルーに協力する事を約束すると自分の魔法と魔術を披露する。
「こんな感じですが……」
「うん、想像以上に凄いよ。これなら最高の『レヴィアたん』が出来ちゃう」
「お気に召してもらえたなら良かったです、ところでセラフォルー様……交際している方はいますか?」
「ううん、私はそういうのには……は、あぁ……」
一誠はセラフォルーにあった時より微量ながら自分を好きにさせる魔力を浴びせている。普通ならばセラフォルーは抵抗できる。しかし、一誠の悪魔としての存在格は悪魔にとっての『祖先』と言っても良い程の物。
よって、セラフォルーは抵抗できずそうして、一誠は彼女へと近づき、手で触れながら魔力を強めて自分への好意を確定的な物としていく。
「それは勿体ない。なら、俺が交際相手に立候補して良いですか?」
「う、うん。い、良いよ……」
「ありがとうございます、セラフォルー様。こう見えて俺は良い女には弱いので……好きです、セラフォルー様」
「ふむ、ん……ちゅ、ふ、んん……うん、私も大好きだよ。イッセー君」
そうして一誠はセラフォルーに口づけしながら、心身を蕩かせていきながら異空間を生成し……そうして……。
「ふぁ、んく、ふ、ああ、こ、こんなの駄目ぇ……おかしくなっちゃうぅっ!!」
「良いですよ、思う存分、おかしくなってください」
「ふく、う、んあああああっ!!」
一誠は悪魔らしくセラフォルーの心身を貪りつつ、セラフォルーが自分をとことん欲するように染め上げていくのだった……。