赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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四十九話

 

 冥界にて行われたリアスとその眷属、ソーナとその眷属による『レーティングゲーム』はリアス達が凄まじい実力を発揮し、圧倒的な勝利をした事で決着した。

 

「それじゃあ、私達らしい見事な勝利に……乾杯っ!!」

 

『乾杯っ!!』

 

 『レーティングゲーム』が終わるとグレモリー家の屋敷へと転移され、リアスたちは勝利を祝う宴を行なった。

 

 

 

「いやぁ、本当に見事に過ぎる勝利だった。おめでとう」

 

「皆さん、これ以上ないくらいの活躍でしたわ」

 

「リアス姉様にイッセー義兄様だけでなく、皆さん本当に強くて、凄かったです」

 

「いやあ、文句のない試合内容だったな。流石だよ」

 

 ジオティクスにヴェネラナ、ミリキャスを始め、使用人たちもそれぞれ、リアス達の勝利を称えた。

 

「ああ、皆頑張ったからな。ギャスパー、ちゃんとニンニクの克服をしていたな、偉いぞ」

 

「えへへ、ありがとうございます。イッセー先輩や皆さんの足手まといにならないよう頑張りました」

 

 ギャスパーは元は人間と吸血鬼のハーフである故か吸血鬼の弱点の一つ、ニンニクが苦手であった。しかし、それをしっかりと克服していたのだ。無論、他にも克服できる弱点は克服していたが……。

 

 

 

「小猫は仙術を見事に駆使して戦っていたし、朱乃もしっかり堕天使の『光力』を使いこなしていた。アーシアは魔法、魔術によるサポートを頑張っていたし、祐斗とゼノヴィアも連携して見事な剣技を披露していた。リアスもその場その場でしっかりとした指揮をしていた……皆、また強くなったな」

 

「それは貴方もでしょう。本当、見事な戦闘をしていたじゃない」

 

 一誠が皆の試合内容を褒めるとリアス達も一誠を褒めつつ、そうして、『宴』を楽しみ……。

 

「今日は今までよりももっともっと愛してやるからな」

 

「わ、私だって愛の深さ、大きさでは負けないわ」

 

「いっぱいご奉仕するわね」

 

「私もです」

 

「私だって頑張ります」

 

「ふふ、勝負だな」

 

 夜中において一誠は寝台の上でリアスに朱乃、小猫にアーシア、ゼノヴィアと共に傍で寄り添い合い……。

 

 

 

『んちゅ、ふちゅ、くちゅ、う、ふ……』

 

 一誠はリアス達と口付けを交わし、愛撫をし、繋がっていく事で互いに愛を貪り、欲を満たし合った。

 

 

 

「うふふ、私も今日は気合を入れて尽くしますね」

 

「よろしくお願いします」

 

 

 更にヴェネラナとも愛を貪り合い、欲を満たし合ったのであった……。

 

 

 

 

 

 『レーティングゲーム』も終わり、夏休み後半になっていく事でリアス達は人間界に帰る日が近づいていく。そんな日々の中で……。

 

「それじゃあ、あの時の約束を果たさせてもらうとするよ。私と本気の手合わせをしたいんだろう、イッセー?」

 

「ええ、待ち侘びていましたよ。サーゼクス義兄さん」

 

「ふふ、私もイッセーの全力が知りたいからね」

 

 前に約束していた本気の手合わせを行う事となった。

 

「いつの間にそんな約束を……」

 

 そんな約束をしていたとは知らないリアスは驚く。

 

「おや、これは『レーティングゲーム』よりも壮絶なものになりそうだね」

 

 ジオティクスらは無論、興味津々である。

 

 そうしてサーゼクスが用意していた特殊なフィールドへと一誠とサーゼクスは転移し、それを中継という形でジオティクスらもそうだが、リアスたち、アザゼルやティアマット含めて観戦する事になる。

 

「はあああああああっ!!」

 

 一誠はサーゼクスと対峙すると龍人形態に変身し、更に『赤龍帝の籠手』の亜種禁手化である『赤龍帝の龍人鎧』を纏うと噴出した魔力や魔法力、ドラゴン、闘気というあらゆる一誠の力のオーラが人型ドラゴンを形成する。

 

 

 

 

「いきなり、全力という訳かな?」

 

「勿論、魔王の中で最強と言われる義兄相手ですので」

 

「なら、私もまずはこの姿での全力といこう」

 

 一誠に対し、サーゼクスも凄まじい滅びの魔力のオーラを解放した。

 

「遠慮なく、来たまえ……魔王というのは挑まれる側だしね」

 

「では」

 

 一誠はサーゼクスの求めに応じると次の瞬間、地面が弾け割れると共に一誠の姿が消え……。

 

「うぐっ!?」

 

 一誠の拳撃と人型ドラゴンのオーラによる拳撃が同時にサーゼクスへ放たれ、捌こうとしたサーゼクスの防御を弾くと共に二重の拳撃を炸裂させる。

 

 しかもサーゼクスが纏っている滅びの魔力のオーラすら逆に超濃密なオーラと肉体強度で打ち消したのである。

 

「ふっ!!」

 

 一誠は更に拳撃、蹴撃、肘撃に膝撃と四肢による格闘の技を放ち、それに人型ドラゴンのオーラが連動する事で二重の格闘の技を、あるいは独自に格闘の技を放つ事でサーゼクスを翻弄しながら追い詰めていった。

 

 

 

 

「ふふ、想像以上に強いね。私の義弟は」

 

「まだまだ強くなりますよっ!!」

 

 しかし、サーゼクスは段々と対応し始め、二人は近接戦闘にて激しき応酬を繰り広げていった。

 

 

 

 

「『赤龍帝』や『白龍皇』の力は使わないのかい?」

 

「殺し合いでもないんですから、無粋でしょう」

 

「そうかい」

 

 そうして、更に一誠とサーゼクスは激しい格闘の応酬を繰り広げ……。

 

「ふっ、まさかここまでとは……イッセー、私の本領を見せてあげよう。君ならば問題も無いからね」

 

「では、俺も」

 

 互いに言い合うとサーゼクスは更に濃い『滅びの魔力』のオーラを纏い、というよりは人型の滅びの魔力となっていき……。

 

 

 

 

「【我、目覚めるは森羅万象の理を超越せし赤龍帝なり】」

 

 一誠は歴代赤龍帝の負の残留思念を征服した事で至り、進化した『覇龍』を発動するため詠唱を開始する。

 

 

 

 そうして更に二人は壮絶なる手合わせを開始し……。

 

 

 

「参った……流石ですね、義兄さん」

 

「いや、イッセーこそ凄まじいよ。まさか、『赤龍帝』と『白龍皇』の力も無しに本当の私とやり合えるとはね」

 

 フィールドは崩壊に崩壊をした惨状の中で一誠は激しく息を切らせながら座り込んで言い、サーゼクスは元の姿にて苦笑するのであった……。

 

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