赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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六十三話

 

 リアスとその眷属、ディオドラとその眷属との『レーティングゲーム』はとんでもない事態となった。

 

 ディオドラがオーフィスを首領とするテロ組織である『禍の団』に属している旧魔王派のシャルバと繋がっていてテロの計画に協力したからだ。

 

 もっともそれは一誠にサーゼクス、アザゼル等を中心に対策を練り、行動したので失敗させた。

 

 結果としてはディオドラは一誠が殺し、シャルバは一誠が撤退へと追いやった。

 

 他にもVIPルームを襲撃しにきた旧魔王の血族でクルゼレイ・アスモデウスはサーゼクスが消滅させたのである。

 

 全てが終わった後、当然、次期当主であったディオドラが『禍の団』と繋がっていたその罪は重い。現当主は解任され、アスタロト家は魔王輩出の権利を失った。

 

 アジュカも元はアスタロト家の者なので責任を問われたが、『禍の団』関連の襲来を受けていた事やサーゼクスにセラフォルー、ファルビウム三名の擁護もあってアジュカへの非難の声は収まり始めた。

 

 そもそもアジュカはレーティングゲームの基礎理論の構築や『悪魔の駒』の製造をしていて、冥界に多く貢献している。

 

 超優秀な悪魔であるため、アジュカが魔王の座から降りるのは悪魔にとって痛手になるのだ。

 

 そして、ディオドラの責は当然、眷属や彼が囲っている者にも及ぼうとしていた。だが、そこは一誠が始末した振りをしつつ、密かに万魔殿のある異空間にて全員を保護し……。

 

 

 

「今日から、俺がお前たちの主だ。安心しろ、俺に従うなら寵愛を授けてやる」

 

『はい、イッセー様……』

 

 そうして、ディオドラの眷属やディオドラが屋敷で囲っていた女性陣の身も心も支配し、彼女たちの主となった。

 

 そして女性陣は万魔殿を管理する使用人としたり、諜報活動や両親の護衛など雑用などを担当させる事にしている。

 

 その後、駒王学園では『体育祭』が始まり……。

 

 

 

「良し、俺達の力を見せてやるぞアーシア」

 

「はい、イッセーさん」

 

 二人三脚が始まり、一誠とアーシアはそう声を掛け合う。

 

 

 

 空砲が鳴り、それと同時に颯爽と一誠とアーシアが息を合わせた見事な走りで他の選手を置き去りにし、時間にして五秒でゴールした。

 

「やったな、アーシア。優勝だ」

 

「イッセーさんが傍にいてくれたお陰です、そして、それは二人三脚だけじゃなく、出会った時から……イッセーさん、大好きです」

 

「俺もアーシアが大好きだし、愛している。だから、ずっと一緒だ」

 

「はい」

 

 そうして、一誠とアーシアは見つめ合い、次の瞬間には抱き締め合うと口づけをし、生徒に観客は歓声を上げたのであった……。

 

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