赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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六話

 

 駒王町には見るからに廃教会というべき教会がある。そして現在、此処には悪魔や天使と敵対する勢力の堕天使の者達が拠点としている。

 

「さて、出てきたわね」

 

 其処へ堂々とリアス達は足を踏み入れれば、廃教会から動きがありまず、色々と問題があって教会から追放されたはぐれエクソシストが出てきて、更に……。

 

「まさか、悪魔が堂々と私達の拠点に踏み込むなんてね。何のつもりかしら?」

 

「自殺でもする気っすか?」

 

「此処に来た以上、冗談じゃ済まないぞ」

 

 それぞれ背に黒い天使の翼を生やした女性たち、一人は黒い長髪でグラマーなスタイルにボンテージのような衣装を着た美女と一人は金色の髪をツインテールにし、スレンダーなスタイルにゴスロリ衣装を来た美少女、最後の一人は青い長髪でクールな雰囲気を有し、グラマーなスタイルにボディコンスーツを来た美女と三人の堕天使が上空を飛びながら現れた。

 

「冗談じゃ済まさないのはこっちよ堕天使さん達。私はこの地を管轄するリアス・グレモリーよ。単刀直入に言うけど、貴女たちの計画に必要なアーシア・アルジェントはこちらで保護させてもらったわ。そして、貴女達が堕天使の上層部には内緒で動いているのも知っている。だから、遠慮なく始末しに来たの……でもその前に私の眷属が貴女に話があるそうよ」

 

 そして、リアスの言葉が終わると一誠が前に出……。

 

 

 

「よう、久しぶりだな夕麻ちゃん。いや、堕天使レイナーレ」

 

「っ、そうあの後すぐに悪魔に転生したって訳ね。これだから悪魔は……」

 

「捨てる神あれば拾う悪魔ありって事だな。それにしてもまさか、速いうちに復讐の機会が来るとは思わなかったよ。一つ、教えておいてやろう」

 

 そして、念話でリアス達に堕天使たちの相手は自分がすると伝えながら、『赤龍帝の籠手』を出現させる。

 

Boost!(ブースト)

 

「俺の神器は『赤龍帝の籠手』、つまり俺が今代の赤龍帝だ」

 

 オーラの膜を全身に纏うと魔方陣を足元に展開すると共に光に包まれて消えると空中にいる堕天使たちの近くに魔法陣が展開し、姿を表す。

 

 短距離瞬間転移である。

 

 

「っ!?」

 

 そして、ゴスロリ衣装の堕天使であるミッテルトが驚く中……一誠が空間に赤い閃光の軌跡を刻みながら、流麗にして苛烈な手足の舞と共に魔力によって威力、範囲、射程距離が超常の域に達した魔業の打撃を繰り出し、そしてミッテルトにカラワーナというボディコンスーツ姿の堕天使が瞬く間に消滅した。

 

「え……」

 

Boost!(ブースト)

 

「呆けてるんじゃねえ」

 

「がはぁっ!!」

 

 一誠はレイナーレに右手を向けつつ、魔力による念動力によって地面へと叩き落し、そのまま抑えつけた。

 

 

 

「あ、が、ああああ……」

 

 レイナーレは立ち上がろうと力を入れてもまったくの無駄に終わり、立ち上がれなかった。

 

 

「さてと、それじゃあ言い残す事はあるか?」

 

 一誠はレイナーレの近くに着地しながら、質問をする。

 

「ぐ……あ……うう、お、お願い助けて……殺したのは仕事だから仕方なかったのよ、許して」

 

Boost!(ブースト)

 

「許してだと……その対価は?」

 

Explosion!!(エクスプロージョン)

 

倍加能力を打ち切りながら、再度レイナーレに質問をする一誠。

 

「こ、この体を貪らせてあげるわ。だから殺さないで」

 

「……良いだろう。仮にも俺たちは恋人同士だった身だ」

 

「ええ、そうよね。ありがとう(やっぱり馬鹿な男だわ)」

 

 一誠はレイナーレの要求に応じると彼女への抑えつけを止め、レイナーレが安堵しつつ、内心嘲笑う中、右手をレイナーレへと動かし……。

 

「なんて、そんなうまい話しがあるかよ。お前のような堕天使に」

 

「ぐばっ!?」

 

 直後、オーラが槍に形成されながら放たれ、レイナーレの胸を貫いた。

 

「お前が俺を騙して殺したように俺もお前を騙して殺した。これでお相子だ」

 

「あ、く、あぁ……」

 

「それじゃあ、苦しんで死ね。糞女」

 

 一誠はレイナーレの身体を貫き、右手に持っているオーラの槍に更にオーラを込めるとレイナーレの内部から槍を幾重にも枝分かれした棘に変化させつつ、外へと貫かせた。

 

 

 そして、手を離すと歩き出し少し離れたところで指を鳴らす。レイナーレを貫いているオーラの棘が光を放ち爆発してレイナーレと共に消失したのだった。

 

 

 

「こっちは終わりました。清算も無事、出来たのですっきりしました」

 

「それはなによりだわ」

 

「うふふ、お疲れ様です。イッセー君」

 

「お疲れ様、イッセー君」

 

「……お疲れ様でした。イッセー先輩」

 

 そうして、一誠ははぐれエクソシストを難なく倒したリアス達の元へと行き、話を交わすとアーシアを保護している『オカルト研究部』へと帰還するのであった……。

 

 

 

 

 

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