ある休日に『兵藤家』へとグレモリー家のメイドの仕事が休みであるグレイフィアが訪れた。
メイドの仕事が休みである今日、グレイフィアは従者としての立場では無く、サーゼクスの妻として……つまりは義姉の立場で接する事になる。
すると色々、チェックが厳しくなるのでリアスは必要以上に家の掃除や身だしなみのチェックをしつつ、緊張してグレイフィアが来るのを待ち受けた。
そうして……。
「改めて、ようこそグレイフィア義姉さん……こうして来てくれた事、本当に嬉しいよ」
「ふふ、ありがとうイッセー……急に訪れてごめんなさい」
一誠がグレイフィアへと紅茶を差し出しながら、笑みを浮かべて声をかければグレイフィアも笑みを浮かべて応じる。
まだ先の話ではあるが、一誠がリアスと結婚すれば自然と一誠にとってグレイフィアは義姉になるし、グレイフィアにとっても一誠は義弟になるのでこうした交流は間違ってはいない。
「いえ、義姉さんの家の一つとして思ってもらえれば良いよ。ともかく、普段忙しいんだし、ゆっくり寛いでほしい」
「なら、ご厚意に甘えさせてもらうわね」
一誠に対し、グレイフィアは微笑みながら接した。
「さて……リアスにイッセー、まずは悪神ロキに対しての勝利、おめでとう。貴方たちの活躍は冥界の悪魔達も讃えているわ」
『ありがとうございます』
グレイフィアに対面する位置に一誠とリアスは並んで座り、彼女からの称賛を受けた。
「イッセー、前に私達に言っていた様にしっかりとリアスに見合う地位を得ようと努力しているわね。今回の活躍は地位を得るうえでも本当に評価が高くなるわ」
「勿論。そのために頑張っていますから」
グレイフィアに対し、一誠は頷きながら言うとグレイフィアも微笑み……。
「リアス、貴女もイッセーの努力に負けちゃ駄目よ。イッセーと本当に結ばれたいなら、それを押し通すだけの立場と活躍を得なければならないわ。それに結ばれた後も結婚の準備もしなければならないし、身を固められるのは良いけど、それ以外にも貴女は次期当主になるための準備やお義父様からの引継ぎをしなければならないわよ。レーティングゲームも大事だけれど、本当にこれからも大変よ」
リアスに対しては彼女自身が言ったようにグレイフィアは厳しい事をマシンガントークで言い出した。
「まぁまぁ、グレイフィア。リアスは良くやっているではないか」
「相変わらず、オフの時のグレイフィアちゃんは厳しいね☆」
そんなグレイフィアをサーゼクスは宥め、彼の隣にいたセラフォルーが苦笑を浮かべるのであった……。