兵藤一誠とリアス・グレモリーはグレモリー家が愛し合う男女に対して行う通過儀礼を受けにグレモリー領にある山岳地域に存在する遺跡へと向かった。
すると『魔王戦隊サタンレンジャー』と名乗り、格好も戦隊ヒーロー染みた格好をした五人組が現れた。色としてはレッドにブルー、グリーン、ピンクとイエローである。
しかしてその正体はレッドがサーゼクス、ブルーがアジュカ、グリーンがファルビウム、ピンクがセラフォルーであり、イエローがグレイフィアだ。
こうして、五人が一誠とリアスが通過儀礼にして三つの試練を受ける際の試験官になる事が告げられた。
「さあ、私とイッセーがどれだけ深い仲か見せつけてあげるわよ」
「ああ、どんな困難な試験であろうとクリアしてやろう」
先に各セクションで待つとサタンレッドことサーゼクスが言うと同時に遺跡の中へと入り、、彼に続く形で四人もやはり素早く遺跡の中に入ったのを見るとリアスがやる気を出していたので一誠はそれに応じたのであった。
遺跡の中へと一誠とリアスの二人が入り、そのまま進むと開けた部屋に到着する。
「さあ、お二人さん☆ 最初の試練よ」
そうしてサタンピンクことセラフォルーが最初の試練の担当として出てきた。
「試練の内容はダンスよ」
セラフォルーが指を鳴らすと音響装置が出てきてクラシックで優雅な音楽を流し始める。
「では踊っていただけますか、レディ?」
「喜んで」
社交的なダンスを求められているので一誠はリアスを誘うところから始め、そうしてリアスと息を合わせた社交ダンスを踊ってみせる。
「うんうん、流石ね。合格よ☆ さあ、二人とも第二の試練にゴーよ」
そうして完璧に終わらせてみせるとセラフォルーは満足気に合格を出し、眼前の石の扉が重い音を立てて開いた。
「第二の試練はテーブルマナーだよ。僕はここで見てるからメイド二人にマナーをチェックされながら、食事をしてみてください。減点方式だから、ゼロ点になったらゲームオーバーだよ」
第二の試練の担当者はファルビウムであり、他には彼の眷属だろうメイド服を着た二人の女性がいた。テーブルマナーと言ったように部屋にはテーブルとイス、テーブルの上には皿と各種フォークとナイフが並んでいた。
「リアス姫様、一誠様、どちらもパーフェクトです」
「お二人とも文句無しの合格です」
「ふあぁ……おめでとう二人とも。先に行って良いよ」
こうしてテーブルマナーの試練も合格し、二人は次の試練の部屋へと向かう。
「や、どうも。最後の試練は筆記問題だよ」
そうしてサタンブルーことアジュカによる筆記問題を受ける。
「さて……兵藤一誠君。七十二柱の旧序列を一位から七十二位まで述べよ」
試験を終えて採点をしているアジュカから急に問題が出されたが、一誠はしっかりと答え……。
「お見事、ではその中で御家断絶している家は?」
この問題にも一誠は見事に答えた。
「素晴らしい、完璧だよ。これでグレモリー家の儀式、男女の試練は合格だ。奥でレッドが待っている。合格を報告してくると良い」
一誠とリアスは問題無く、三つの試練を合格しサタンレッドことサーゼクスが待つ部屋へと向かったのだった……。