赤龍帝に憑依転生した者   作:自堕落無力

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原作九巻
八十六話


 

 一誠とリアスはグレモリー家の者が愛し合う伴侶を見つけた際、その者とグレモリー領の山岳地域に存在する遺跡で行う事になっている通過儀礼を受けた。

 

 それに立ち会い、三つの試練を与えたのは『魔王戦隊サタンレンジャー』の五人だ。

 

 もっともその正体はサーゼクスとグレイフィアにアジュカとファルビウムにセラフォルーと冥界の悪魔の中でも重鎮と呼べる者たちばかりだ。しかもちゃんとグレモリー家の関係者の中でも大きな立場にあるサーゼクスとグレイフィアがいるので通過儀礼としてちゃんと成り立っていた。

 

 三つの試練をクリアした一誠とリアスだが、最近、冥界の特撮番組で大人気となっている一誠をモデルにした『龍帝ドラゴンカイザー』のその人気に対抗心、あるいは嫉妬心を燃やしたか定かではないが、サーゼクスと戦いもした。

 

 その際、オーフィスの蛇に自分が有するドライグとアルビオンのオーラにそれぞれ本人に頼んだりしてタンニーンにティアマットとヴリトラにファーブニルのオーラを注いだ事で大強化した物を使った事で勝った。

 

 オーフィスの蛇は強大なドラゴン達のオーラを注いだ事でそれぞれのドラゴンの力も使えるし、他にも色んな性能があったりするのでとても強力な物になっているのだ。

 

 ともかく、通過儀礼もクリアした事で一誠とリアスの関係はグレモリー家においては正式に認められた事になる。

 

 そのため……。

 

 

 

 

 

「ふふふ、イッセー君とリアスの関係はこれで正式に認める事が出来るわけだ。本当にめでたいな。グレモリー家の将来も安泰だ」

 

「ええ、本当にそうですわね。あなた」

 

 修学旅行間近――リアスとその眷属にイリナはリアスの父であるジオティクスとリアスの母親であるヴェネラナに対し、ロスヴァイセが加わった事でリアスの眷属が揃ったのでジオティクス達に挨拶するため、転移魔方陣でグレモリー家の城へと転移したのである。

 

 

 そしてジオティクス達とリアスとその眷属でダイニングルームへと行き、お茶会を始めた。

 

 その話題の一つとして通過儀礼の話が出て、一誠とリアスが通過儀礼をクリアしたのをジオティクスもヴェネラナも喜んだ。

 

 

 

「俺としても義父さんと義母さんに喜んでもらえて良かったです」

 

 一誠が二人を義父に義母と呼べば、二人は喜んだ。

 

 そうして他にはロスヴァイセがグレモリー眷属となった事で将来的にはグレモリー領に北欧魔術の学舎を設立したり、悪魔の女性からヴァルキリーを排出したりと新しい事業をしたいと明確な未来へのビジョンを語ったり、イリナがこの屋敷に来れた事に対する感謝を述べたりする。

 

 

 

 いろんな雑談を交わしてお茶会は終わったのだがサーゼクスが戻っているというので帰る前に挨拶へと向かう。

 

 

 

「お邪魔をしている。元気そうだなリアス、赤龍帝」

 

 サーゼクスの近くにバアル領の特産である果物などを持ってきたサイラオーグがいてリアスと一誠に挨拶をした。

 

 

 

 そして次のレーティングゲーム、リアスとその眷属はサイラオーグとその眷属と戦う事になっている。サイラオーグはなんとフィールドを用いたルールはともかく、バトルに関しては複雑なルールを一切排除するように話したのだという。

 

 

 

「元より、俺は相手の全力を受け止め、そして打ち倒すしか出来ん男だからな」

 

 サイラオーグはそう言って、苦笑した。

 

 

 

「丁度良い機会だ。二人とも少し拳を交えてみてはどうかね?」

 

『喜んで』

 

 

 

 サーゼクスは閃いたかのように言い、それに一誠とサイラオーグは頷いたのであった……。

 

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