一誠はグレモリー家の城の地下にて次回のレーティングゲームでの相手であるサイラオーグと軽い手合わせをするとその実力差を噛み締めた上で本番までもっと努力すると告げた彼に自分も努力する事を告げる。
そうして再戦への期待をどちらも瞳に宿しながら握手を交わしたのである。
「それじゃあ、義兄さん。俺達はこれで……修学旅行のお土産楽しみにしていてください」
「ああ、態々挨拶ありがとう。お土産もそんなに気合い入れなくても良いから、ともかく楽しんでくるんだよ」
「はい」
その後はサーゼクスと軽く会話し、それを終えるとグレモリー家の屋敷を転移し、オカルト研究部の部室に戻った。
そうして……。
「イッセー、修学旅行の間とはいえ貴方と離れ離れになるなんてね」
「今のうちにたっぷり、貴方の愛をちょうだい」
「よろしくお願いします」
明日は修学旅行当日になり、帰ってくるまでの数日間は三年生のリアスに朱乃、一年生の小猫とは離れ離れになる。
「ああ、任せておけ」
なので今夜はいつもと違い、リアスに朱乃、小猫と心身深く愛し合う事になった。
「ふぁぁ、くふ、あぁ……」
「やふ、んく、ひゅあ……」
「うひゅ、ふあ、ああああっ」
一誠は彼女達が望んだとおり、いつもより激しく自分の愛を伝えつつ、快楽を体験させた事でリアス達は幸福の極みへと達したのであった。
そうして朝を迎えると一誠にアーシア、ゼノヴィアとイリナに祐斗は修学旅行の荷物を持ち、東京駅の新幹線のホームへと向かった。
因みにこの修学旅行には教師の身分を持つアザゼルとロスヴァイセも引率役やら生活指導などで同行する事になる。
修学旅行先の京都は妖怪や陰陽師勢力が管轄地でもあり、勢力における話し合いもあったりするからだ。
そして修学旅行への見送りにリアスが来ていて……。
「はい、これ人数分の認証よ」
リアスは眷属である一誠達にカードを渡す。それは悪魔が京都において寺や神社などを安全に回れるようにする機能を有した『フリーパス券』である。
正規な理由があるという前提の元、悪魔達に発行される物である。
それを受け取り、一誠達は制服の裏ポケットやスカートなどに入れていく。
「それじゃあ、修学旅行楽しんでいらっしゃい」
「ああ、見送りありがとう。リアス」
そうして最後にリアスは一誠を抱き締め、一誠も抱き締め返しながら深い口づけを交わすと一誠は修学旅行へと行くためアーシアたちと新幹線へと乗り込む。
「(さて、楽しい修学旅行を過ごせるようにしないとな)」
ある程度先の展開を原作知識と知っている一誠に憑依した者は内心でそう考えるのであった……。