エーデルガルトは異世界へ行く   作:ねねと

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異世界との遭遇

 

 

 

「……?」

 

森だ、月明かりがある夜の森、少なくとも玉座の近くでは無い、そしてあの王と軍師は私を治療してこんな所に放置するだろうか?

 

優しさが有るなら軟禁をして私をアドラステアの民の為に使うだろう、王国の過激派を味方につけるなら首を跳ねて持っていく方が良い、…つまりはこの状況は勝者たる王国軍にも想定外なのかもしれない。

まあフォドラの害悪共の実験台でなかっただけ良しとする。

 

 

ともかく今は夜だ、私は炎も操れる、まずは手頃で太めな木の枝の先に火をつけて松明代わりにする、それを持って適当な枝を集めて焚き火でもしながらこれからの事を考えるとしよう。

 

 

 

 

パチパチパチ…

 

 

「ふう…」

 

明るい焚き火を見つめながら考え込む、いくら肉体労働が苦にならない身体とはいえども初めての事は苦労する、何せ手元に刃が無いのだ、地道に枝を拾って、また枝を拾って、少し量が不安だから追加して…結局かなりの量になった、取り敢えず今夜くらいは持つだろう。

さて、これから必要な事を考えていこう。

 

ヒューベルトが「人間というのは水を3日も飲まなければまず間違いなく死にます、少し時間は掛かりますが中々…いえ、室温を上げれば…くくく…」

とまあ、そう言っていたのでまず最優先は水の確保だ、そしてまたヒューベルトが「ふむ…食糧を与えないだけでは生き汚い者は中々死にませんな…もう二週間を超えて三週間目なのですが…しかし水だけ与えればこれだけ耐えられるとは、人を奴隷のような扱いをする事が横行するわけです…」

と言っていたので食糧は二の次だ、ともかく川なりを探して水分補給をしなければ生きていけるかすら怪しい、生水は危ないが、炎を操れる私ならば鎧の一部を器にして煮沸すればどうにかなる筈だ。

森の獣は…手元に武器は無いが士官学校で習った格闘術があれば自衛くらいは出来るだろう、鎧も着ているし並みの爪牙なら防げる筈だ。

覇骸になるのは…正直色々とリスクが高い、戻れない可能性があるし、何より姿が人間に受け入れられるとはとても思えない、戦闘能力は間違いなく高いし浮く事が出来るから川を見つけられる可能性は増えるが…

 

そんな考えを浮かべて、しかし周りはもう夜なのを思い出す、この視界の効かない中で何かを探すというのは只の自殺行為だ、今は夜を越える事を優先しなければならないだろう、大きめの枝を集めてマントを被せて枕代わりにする、もう寝ようとした時だ。

 

 

 

 

 

がざがさと茂みから音がした。

 

 

 

 

 

 

【この選択肢でエーデルガルトの初期位置が決まります】

 

 

 

 

出てくるモンスターは?

  • スライム(トロデーン)
  • おおきづち(リーザス)
  • スライムベス(マイエラ)
  • コングヘッド(パルミド)
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