ありふれたかもしれないIFの世界   作:uruka

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かいざーおーさんからのリクエストです。


ハジメと檜山の天職 IF

もし、ハジメと檜山の天職が入れ替わっていたら。

そんなIFのお話。ルートは1つ。

※プレートを受け取るあたりまでカット

 

 

 

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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1

 

天職:軽戦士

 

筋力:40

 

体力:90

 

耐性:55

 

敏捷:90

 

魔力:20

 

魔耐:20

 

技能:剣術・盾術・跳躍強化・言語理解

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これがプレートに血をこすりつけたときに出てきた情報だ。

 

『軽戦士』とあり、戦闘系の職業のようだ。

 

まるでゲームのキャラにでもなったようだと感じながら、ハジメは自分のステータスを眺める。他の生徒達もマジマジと自分のステータスに注目している。

 

そして、メルド団長からステータスの説明がされた。

 

「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に〝レベル〟ってのがあるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」

 

どうやらゲームのようにレベルが上がるからステータスが上がる訳ではないらしい。

 

「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

メルド団長の言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。地道に腕を磨かなければならないようだ。

 

「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

ハジメは自分のステータスを見る。確かに天職欄に『軽戦士』とある。どうやら戦士としての才能があるようだ。

 

ハジメ達は上位世界の人間だから、トータスの人達よりハイスペックなのはイシュタルから聞いていたこと。なら当然だろうと思いつつ、口の端がニヤついてしまうハジメ。自分に何かしらの才能があると言われれば、やはり嬉しいものだ。

 

「後は・・・・・・各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ! あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」

 

この世界のレベル1の平均は10らしい。ハジメのステータスではどれも10を超えており、高いものだと90もある。

 

メルド団長の呼び掛けに、早速、光輝がステータスの報告をしに前へ出た。そのステータスは・・・

 

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天之河光輝 17歳 男 レベル:1

 

天職:勇者

 

筋力:100

 

体力:100

 

耐性:100

 

敏捷:100

 

魔力:100

 

魔耐:100

 

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

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まさにチートの権化だった。

 

「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

 

「いや~、あはは……」

 

団長の称賛に照れたように頭を掻く光輝。ちなみに団長のレベルは62。ステータス平均は300前後、この世界でもトップレベルの強さだ。しかし、光輝はレベル1で既に三分の一に迫っている。成長率次第では、あっさり追い抜きそうだ。

 

そして、光輝に続いて龍太郎、雫、清水といったように、次々と報告に向かっている。

 

ハジメもそれに続こうとした―――のだが。

 

「おい南雲ぉ〜。ちょっと見せろよ」

 

突然近藤が近づいてきて、ハジメのプレートを奪い取った。

 

「ま、キモオタの南雲だし、無能だろ。さてさて、どんなもんかな〜。・・・チッ、なんだ、普通の戦士かよ。つまんねーの」

 

そう言って、プレートをハジメに向かって放り投げる。

 

慌ててそのプレートをキャッチする。

 

「はぁ、見て損した。無能のステータスを見てあいつらといじってやろうと思ったのに」

 

ずいぶんと勝手なことを言う。ま、いじめられる雰囲気ではないため、一安心としておこう。

 

 

 

 

 

「よし、次のやつは・・・軽戦士か。やっぱり『跳躍強化』はあるよな」

 

「そういえば、『軽戦士』ってどんな天職なんですか?」

 

「ああ、説明しようか。『軽戦士』はな、とにかく身軽な剣士と言ったところだ。普通の『剣士』と違う点は、まず『跳躍強化』の技能だな。軽戦士の天職を授かった全員が確定で持っている技能なんだ。『跳躍強化』はその名の通り、自分の跳躍力が上昇する技能だ。大体1.2倍くらい上昇すると言われている。ステータスには書かれてないが、『敏捷』の項目の中の『跳躍』に補正がかかっていると考えて良い。過去には軽戦士の天職をもらった人間が鍛錬を続けていったところ、1回軽く飛ぶだけで民家の屋根に飛び乗れたと聞くぞ。お前もそうなる可能性は十分あるんだ。期待してるぞ?」

 

「あはは・・・まあ、やれるだけやってみますよ」

 

「よし、じゃあこれぐらいだな。次は・・・おーい、そこのお前。もう全員見せて後はお前だけだぞ。早く見せに来い」

 

檜山だけが見せに来ていないようだ。すると、渋々と向かってきた。

 

今まで、規格外のステータスばかり確認してきたメルド団長の表情はホクホクしている。多くの強力無比な戦友の誕生に喜んでいるのだろう。

 

その団長の表情が「うん?」と笑顔のまま固まり、ついで「見間違いか?」というようにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。そして、ジッと凝視した後、もの凄く微妙そうな表情でプレートをハジメに返した。

 

「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」

 

歯切れ悪く檜山の天職を説明するメルド団長。

 

誰かが質問した。

 

「あの、錬成師がなにか特別だということは・・・」

 

「すまないが、ないな。王国が抱えている鍛冶師は全員持っている職業だ」

 

すると、愛子が近寄ってきて言った。

 

「檜山君、気にすることはありませんよ! 先生だって非戦系? とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。君は一人じゃありませんからね!」

 

そう言って「ほらっ」と愛子先生は檜山に自分のステータスを見せた。

 

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畑山愛子 25歳 女 レベル:1

 

天職:作農師

 

筋力:5

 

体力:10

 

耐性:10

 

敏捷:5

 

魔力:100

 

魔耐:10

 

技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解

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だが、筋力や敏捷は平均よりも低い5だが、魔力が勇者である光輝と同じ。

 

結論、先生も十二分にチートだった。

 

檜山の慰めにはならなかった。

 

ハジメとしては、内心『ざまぁ〜w』だ。

 

 

 

 

 

 

翌日から訓練が始まった。戦闘系と魔法系に分かれて訓練を行うらしく、ハジメや雫、光輝はメルドたちに。香織や清水のような魔法系は別の魔法系天職の人に教えてもらって訓練を行うそうだ。

 

そしてハジメは近藤たちにいじめられたりするのかと思いきや、初日は何もしてこなかった。

 

不思議に思いながらも、まあ良いかと訓練を続ける。

 

なお、ハジメは『跳躍強化』を伸ばす訓練を行うと言われたため、雫たちとは少し違う訓練だった。

 

 

 

そして2週間が経った頃。

 

ハジメはかなり強くなっていた。

 

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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:11

 

天職:軽戦士

 

筋力:95

 

体力:200

 

耐性:127

 

敏捷:200

 

魔力:52

 

魔耐:52

 

技能:剣術・盾術・跳躍強化[+脚力強化]・言語理解

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魔力と魔耐の低さはネックだが、体力と敏捷が200まで成長していた。

 

しかも、『跳躍強化』には派生技能『脚力強化』も追加された。

 

『脚力強化』はその名の通り、脚部の筋力が増加する技能だ。個人差もあるが、今の状態のハジメは『脚部のみ』筋力が1.8倍になっている。人によっては1.3倍しかなかったり、または2倍もあったりとかなり差が出る。上昇幅は様々な要因で変動し、時には3倍を超えることだってある。

 

この派生技能が芽生えたとき、メルドに聞いてみたところ、『脚力強化』による上昇幅の最低値は平常時と同じらしい。そのため、ハジメは少なくとも1.8倍は脚部の筋力が上昇しているということになる。

 

ハジメは『脚部のみ』筋力が171ということだ。どうせなら全身上昇して欲しいところだが、そこは仕方ない。

 

そして、この『脚力強化』が芽生えたことにより、本当に一度の跳躍で民家の屋根ぐらいまで跳べるようになった。

 

ハジメとしては正直なところ、こんなに早く達成できるとは思っていなかった。そのため、ちょっと拍子抜けしている。

 

 

 

 

 

 

そして、訓練内容にも少し変化があった。『跳躍強化』を伸ばす訓練ではなく、戦闘技術を高める訓練に変化していた。剣術、盾術の訓練はもちろん、対人訓練の回数も増え、騎士たちとはいい勝負ができるようになっていた。高く飛ぶことは戦闘にとって致命的な隙を生み出すことになるため、普通はしない。そのため、脚力を活かして高速で移動し続け、相手を翻弄するという戦闘方法を教えてもらった。さすがに雫のほうが速いが、それでも十分なほどに速い。

 

それと、雫や龍太郎といったクラスメイトと戦う機会も増えていた。何度か相手に檜山や近藤といったチンピラーズが来ることもあったのだが、正直言って、今のハジメから見たら雑魚だった。

 

剣を使うまでもなく、近づいて蹴り飛ばす。たったそれだけで勝負がついてしまうのだ。

 

あと、ハジメに蹴り飛ばされ、見下すような目で見られたことがトラウマになったのか、訓練以降はハジメに近づいてくるどころか部屋からも出てこなくなったらしい。

 

ハジメの対人訓練は同格以上の相手(メルド、騎士、光輝等)と戦うことが多くなっていった。

 

 

 

 

 

オルクス大迷宮までカットします

 

 

 

 

 

 

そして、全員(引きこもりは除く)でオルクス大迷宮に挑む日がやって来た。

 

一同は迷宮に突入し、最初の魔物と戦う。光輝たち勇者パーティーが戦った後、他のクラスメイトにも戦闘の機会が与えられた。

 

ハジメは『ラットマン』と呼ばれた魔物に近づき、剣で斬り伏せる。

 

一発で終わってしまった。これはハジメが強いというわけではなく、ハジメたち召喚者からするとここ1階層の魔物は弱すぎるのだ。周りのクラスメイトも一発、または二発で終わらせている。

 

 

 

そして、一同は二十階層を攻略する。

 

二十階層の一番奥の部屋はまるで鍾乳洞のようにツララ状の壁が飛び出していたり、溶けたりしたような複雑な地形をしていた。この先を進むと二十一階層への階段があるらしい。

 

そこまで行けば今日の実戦訓練は終わりだ。神代の転移魔法の様な便利なものは現代にはないので、また地道に帰らなければならない。一行は、若干、弛緩した空気の中、せり出す壁のせいで横列を組めないので縦列で進む。

 

すると、先頭を行く光輝達やメルド団長が立ち止まった。訝しそうなクラスメイトを尻目に戦闘態勢に入る。どうやら魔物のようだ。

 

「擬態しているぞ! 周りをよ~く注意しておけ!」

 

メルド団長の忠告が飛ぶ。

 

その直後、前方でせり出していた壁が突如変色しながら起き上がった。壁と同化していた体は、今は褐色となり、二本足で立ち上がる。そして胸を叩きドラミングを始めた。どうやらカメレオンのような擬態能力を持ったゴリラの魔物のようだ。

 

「ロックマウントだ! 二本の腕に注意しろ! 豪腕だぞ!」

 

メルド団長の声が響く。光輝達が相手をするようだ。飛びかかってきたロックマウントの豪腕を龍太郎が拳で弾き返す。光輝と雫が取り囲もうとするが、鍾乳洞的な地形のせいで足場が悪く思うように囲むことができない。

 

龍太郎の人壁を抜けられないと感じたのか、ロックマウントは後ろに下がり仰け反りながら大きく息を吸った。

 

直後、

 

「グゥガガガァァァァアアアアーーーー!!」

 

部屋全体を震動させるような強烈な咆哮が発せられた。

 

「ぐっ!?」

「うわっ!?」

「きゃあ!?」

 

体をビリビリと衝撃が走り、ダメージ自体はないものの硬直してしまう。ロックマウントの固有魔法“威圧の咆哮”だ。魔力を乗せた咆哮で一時的に相手を麻痺させる。

 

まんまと食らってしまった光輝達前衛組が一瞬硬直してしまった。

 

ロックマウントはその隙に突撃するかと思えばサイドステップし、傍らにあった岩を持ち上げ香織達後衛組に向かって投げつけた。見事な砲丸投げのフォームだ。咄嗟に動けない前衛組の頭上を越えて、岩が香織達へと迫る。

 

香織達がは準備していた魔法で迎撃せんと魔法陣が施された杖を向けた。避けるスペースが心もとないからだ。

 

しかし、発動しようとした瞬間、香織達は衝撃的光景に思わず硬直してしまう。

 

なんと、投げられた岩もロックマウントだったのだ。空中で見事な一回転を決めると両腕をいっぱいに広げて香織達へと迫る。その姿は、さながらル○ンダイブだ。「か・お・り・ちゃ~ん!」という声が聞こえてきそうである。しかも、妙に目が血走り鼻息が荒い。香織も恵里も鈴も「ヒィ!」と思わず悲鳴を上げて魔法の発動を中断してしまった。

 

「こらこら、戦闘中に何やってる!」

 

慌ててメルド団長がダイブ中のロックマウントを切り捨てる。

 

香織達は、「す、すいません!」と謝るものの相当気持ち悪かったらしく、まだ、顔が青褪めていた。

 

そんな様子を見てキレる若者が一人。正義感と思い込みの塊、我らが勇者天之河光輝である。

 

「貴様……よくも香織達を……許さない!」

 

どうやら気持ち悪さで青褪めているのを死の恐怖を感じたせいだと勘違いしたらしい。彼女達を怯えさせるなんて! と、なんとも微妙な点で怒りをあらわにする光輝。それに呼応してか彼の聖剣が輝き出す。

 

「万翔羽ばたき、天へと至れ――〝天翔閃〟!」

 

「あっ、こら、馬鹿者!」

 

メルド団長の声を無視して、光輝は大上段に振りかぶった聖剣を一気に振り下ろした。

 

その瞬間、詠唱により強烈な光を纏っていた聖剣から、その光自体が斬撃となって放たれた。逃げ場などない。曲線を描く極太の輝く斬撃が僅かな抵抗も許さずロックマウントを縦に両断し、更に奥の壁を破壊し尽くしてようやく止まった。

 

パラパラと部屋の壁から破片が落ちる。「ふぅ~」と息を吐きイケメンスマイルで香織達へ振り返った光輝。香織達を怯えさせた魔物は自分が倒した。もう大丈夫だ! と声を掛けようとして、笑顔で迫っていたメルド団長の拳骨を食らった。

 

「へぶぅ!?」

 

「この馬鹿者が。気持ちはわかるがな、こんな狭いところで使う技じゃないだろうが! 崩落でもしたらどうすんだ!」

 

メルド団長のお叱りに「うっ」と声を詰まらせ、バツが悪そうに謝罪する光輝。香織達が寄ってきて苦笑いしながら慰める。

 

その時、ふと香織が崩れた壁の方に視線を向けた。

 

「……あれ、何かな? キラキラしてる……」

 

その言葉に、全員が香織の指差す方へ目を向けた。

 

そこには青白く発光する鉱物が花咲くように壁から生えていた。まるで水晶のようである。香織を含め女子達は夢見るように、その美しい姿にうっとりした表情になった。

 

「ほぉ~、あれはグランツ鉱石だな。大きさも中々だ。珍しい」

 

「・・・あれ、採ってきてもいいですか?」

 

クラスメイトの女子がそう言った。

 

「・・・いや、少し待て。あれが罠って言う可能性もあるんだ。俺達が確認してくるから、ここで待ってろ。大丈夫そうなら回収してきてやる」

 

そう言うと、メルドは騎士数人とグランツ鉱石に向かっていく。

 

そして、1人の騎士がなにか魔法を唱えたと思ったら、メルドに話しかける。

 

すると、メルドたちは回収せずに戻ってきた。

 

「すまんな。あれは罠のようだ。どこに飛ばされるかはわからないが、転移させるトラップの類らしい。無理に回収しようとすると、罠が発動してしまう」

 

そう言われ、女子たちはがっかりとしていた。

 

「まあ、そうがっかりするな。ご褒美として、小遣いを渡してやる。アクセサリーの店を紹介してやるから、いってきたらどうだ?」

 

そう言われ、女子たちの顔がまた明るくなった。

 

「よし、戻ったな。・・・それでは、今から地上に帰宅する!しかし油断するなよ!帰宅の道中で魔物が出てくることもあるからな!では、整列!」

 

「「「「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」」」

 

 

 

その翌日、装飾品を扱う店は普段の倍の利益が出たらしい。




ハジメはこんなに戦闘が上手くない!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、優しい目で見ていただけると幸いです。
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