獣の女主人   作:スルメ文庫

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どうも、スルメ文庫です。
1週間毎日投稿3日目です。
昨夜は2分ほどオーバーしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

それではアインクラッド編第11話、スタートです!


11話

 今日のお昼頃に出会ったニシダさんから教えてもらった噂によると、あの大きな湖にはヌシと呼ばれる巨大な魚がいるそうで、その魚を共同で釣らないか、と協力を持ちかけられました。

 僕たちはそれに了承し、その場は解散となりました。・・・といっても、ニシダさんが醤油モドキを嬉しそうにしまいながら帰っていっただけですけどね。

 今は、3人川の字で一緒にベッドで横になっています。

 ああ、明日が待ち遠しいです。

 

 

 翌朝、僕は死活問題に直面していました。それは・・・

 

レイア「どうしましょうキリト!僕の服、どれも青が黒か紫色しかありません!変装できませんよこんなの!」

 

 そう、僕たちはそこそこ有名なので、イメージカラー以外の服を着て変装することにしました。

 しかし、僕の服は大体がイメージカラーの服なのです。

 

キリト「いや、あるだろあの赤いドレスと黄色のフード付きの外套。」

レイア「え〜、あれ派手すぎますし、目がチカチカするので嫌なんですけど・・・」

キリト「じゃあ、バレるの覚悟でいつも通りの服装にするか?」

レイア「それもありですね!・・・キリト、冗談ですからそんな怖い顔しないでください。」

 

 ごめんなさいキリト。さすがにもうこんな冗談は言いません。

 

キリト「全く・・・ユイも待ってるんだから早く着替えるぞ。」

レイア「わかりました。」

 

 そういうと僕は赤いドレスと黄色い外套を着用しました。因みにこの服はアスナ先輩に似合うと言われて買ったのですが、華美すぎて自分には似合わないように感じます。

 

 

 予定より少し早めに来たのですが、その場所には既に沢山の人がいました。大体50人くらいですかね?知り合いであるパーシュさんから聞いた話によると、ニシダさんの話を聞いて来たニシダさんの釣り仲間で構成されている野次馬だそうです。にしても・・・

 

レイア「うへぇ、多いですね・・・」

キリト「会議と対して変わらないくらいの人数だな・・・」

ユイ「まま!ぱぱ!おさかなさんおいしいかな?」

レイア「わかんないですねぇ・・・でも、沢山食べれるんじゃないですかね?」

ユイ「たくさん!たくさん!」

 

 ユイちゃんが目をキラキラさせてはしゃいでいるで周りの迷惑にならないように注意をすると、ニシダさんが来ました。

 

ニシダ「今日は頼みますなキリトさん。」

キリト「ええ、期待に添えたら光栄です。」

 

 そしてニシダさんは仕切り始めました。

 

ニシダさん「それでは本日のメインイベント、ヌシ釣りをしたいと思います。」

 

 そう言うと、彼は大きめのトカゲを餌に釣りを始めました。

 

 

 沈黙が破られたのは、3分ほどした後でした。

 

ニシダ「・・・───来ました!キリトさん、スイッチを!」

キリト「はい!スイッ───ちぃぃぃ!?」

 

 ここで、キリトはスイッチしました。因みにスイッチとは、基本的にこのアインクラッドでは交代を意味しています。主に戦闘面での用語ですね。

 

 さて、キリトはヌシに一瞬引っ張られましたが、今は逆にヌシを引きずり出さんと引っ張り返しています。

 何が釣れるんですかね、楽しみで───!?

 

レイア「キリト!早く逃げてください!」

キリト「えっ!?って、うおっ!?こ、これ、本当のモンスター級じゃないか!」

 

 そう言うとキリトは全速力でこちらまで来ました。

 

キリト「酷いぞ置いていくなんて!」

レイア「す、すみません!でも、ユイちゃんが居たので、つい・・・」

ユイ「ぱぱ!ままをおこらないで!」

キリト「あ〜・・・パパはママを怒ってるわけじゃないんだぞ、ユイ。ただ、もうこんなことしないでってお願いしてるんだ。」

ニシダ「キリトさん!奥さん!今はそんなことやってる場合じゃないでしょう!」

キリト「大丈夫です。俺が退治してきますから。」

ニシダ「なんてこった!奥さん、キリトさんが!」

レイア「大丈夫ですよ、ニシダさん。ウチの亭主は最強ですから。」

キリト「ハアァァァッ!!」

 

 キリトはモンスターの前に立ち塞がると気合一閃、ヴォーパルストライクを放ち、ヌシを一撃で仕留めました。

 

キリト「終わったぞ、レイア、ユイ。」

レイア「流石ですね、キリト!」

ユイ「うん!ぱぱすごかった!」

キリト「レイア、ユイ。ありがとな。・・・ニシダさん。凄そうな釣り竿もドロップしましたよ。」

ニシダ「なんですと!?」

 

 そう言うとフリーズしていたニシダさんは駆け足でこちらに来て、ドロップアイテムを確認しました。

 

ニシダ「キリトさん!あの、このドロップアイテムは・・・」

キリト「ニシダさんが全部持って行ってください。俺には無用な長物なので。」

ニシダ「あ、ありがとうございます!」

 

 そして、野次馬さんたちは釣り竿が気になるようでそちらに向かってきました。

 

キリト「ミッションコンプリートってところか?」

レイア「そうですね、キリト!」




今日もキャラクター説明ナシです。

それではまた次回、お会いしましょう。
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