どこにでもある居酒屋に2人の男が居た。1人は黒いスーツのような服を着ており、顔はマスクを付けており、マスクの下の顔は見えない。もう1人も黒いスーツを着た男であった。
『さて、シャーレの先生?外の世界には、どんな願いも叶えることのできる聖杯戦争というものがありましてね、優勝すればどんな願いを叶えることもできる聖杯と言うものがもらえるんですよ。貴方はどんな願いも叶える事が出来るなら何を願いますか?』
黒い服の男がシャーレの先生に、尋ねる。シャーレの先生は、クスッと笑って、すぐに答えた。
『私はシャーレの先生だからね、願う事は決まってるさ、生徒みんなの願いが叶う事だよ、黒服。』
『クックックシャーレの先生ならそう答えると思いましたよ。ここからが本題なんですが、私がかつて参加した聖杯戦争で優勝しましてね、そして聖杯に願いを叶えさせたわけなんですが、ようやくちゃんとした願いを見れそうなんですが、先生?あなた聖杯戦争に参加してみませんか?』
『いや、私は、そんな事してる暇は無いよ。書類仕事もたくさんあるし、何よりもそんなことに参加して生徒のみんなの悩みを解決出来ないなら、そんなことには参加しないで自分の力で生徒達の悩みを解決してあげたいし。』
そのままご馳走様と言ってシャーレの先生は飲食分のお金を黒服に渡してそのまま居酒屋からから、シャーレに帰った。
『なんでも願いが叶うなら、おじさん参加してみようかな。』
黒服が、追加でビールとおつまみを注文する前に居酒屋のスタッフルームから、出てきたピンク髪で髪の毛の上にはヘイローがある少女が答えた。
『おやおや、小鳥遊ホシノさんじゃありませんか、いつもみたいに、こんな奴の話を聞く価値すらないと切り捨てる貴方がどんな願いでも叶える聖杯に興味を持つとは思いませんでしたよ。』
黒服は小鳥遊ホシノが聖杯戦争に興味を持つとは全く思っておらず、驚いている。
『なんでも願いが叶うならおじさんは、1人でもユメ先輩を蘇らせるために参加するよ。たとえアビドスのみんなから反対されたとしても。』
『そうですか、では小鳥遊ホシノさんに外の世界へのパスポートと外の世界の私の家の住所を書いた紙と鍵を渡しておきましょう。せいぜい勝ち残ってくださいね?聖杯戦争は貴方にとって初めての経験でしょうから。』
黒服は、小鳥遊ホシノに家の住所を書いた紙と家の鍵、キヴォトスから外の世界に出る為のパスポートを渡した。ありがとうと言いながら、小鳥遊ホシノは受け取った。
『では小鳥遊ホシノさん、アビドスの借金の全額9億円ほど代わりに支払っておきましょう。当然勝ち残れば追加で9億円まで支払います。』
『へー、黒服にしては、契約もしていないのに、アビドスの借金を肩代わりするなんて 何がしたいの?』
小鳥遊ホシノにとって黒服とは、悪い大人であり、契約を重視する男という認識であった。そんな契約を重視する男が契約無しで、アビドスの借金を返済するメリットが無い為、裏を考えていたのである。
『神秘の研究ですよ。貴方を研究材料にしたように、サーヴァントも貴方以上の神秘がある。その神秘を私のものにする。例え終わらない聖杯戦争を作ったとしても。』
『うへー。やっぱり、黒服は黒服だねぇ。神秘の研究。おじさんを研究材等にしたまである。』
『小鳥遊ホシノさん。死なないでくださいね?聖杯戦争で、貴方は私の事を研究材料にする事を諦めていませんので。』
『うへーおじさんは死なないよ。じゃ行ってくるね。アビドスの皆や、先生にはおじさんが外の世界に居ることは伝えないでね』
『わかりましたよ。良い結果を期待しておきますね」
小鳥遊ホシノは、外の世界にて、先輩を生き返らせます方法を知り、満足しながら、外の世界に行く準備をし自宅に帰り、外の世界に行った。