オリ主登場です!
夢を見たそれは遥か遠い昔の私がまだ無力だった頃の記憶。
私と母は集落から逃げようとテントの間や魔物の間を縫うように走っていた。そこら中からバキッと扉が破壊される音が、ビリッとテントが破かれる音が、人や家畜の悲鳴が聞こえる。遊牧民である私たちの集落は今魔物たちによって蹂躙されていた。
私たちの集落は突然、魔物たちの大群に襲われた。
集落の、大人たちも馬に乗り弓や剣で魔物を倒しているが魔物たちの圧倒的な数の前には無力だった。
父は他の大人たちと魔物と戦い時間を稼いでくれている。
だが数十下手をすれば百にも届きそうな大群を前には彼らはすぐに飲み込まれてしまった。
そしてバラバラに逃げた同じ集落の人々魔物に揉み込まれ私は母に谷底に突き落とされ底を流れていた川落ちた。
そこで目が覚めた。私はベッドから体を起こし身支度を始める。
「久しぶりにあの夢を見たな」
先程の夢が私の原点、力をつけて大切な人たちを守りたいそのために修行をして力をつけた。それこそが私の根源だ。
身支度が終わったあと私は自室を出る。
ここはスメールにある山の中腹の山肌に埋め込まれるように造られた霊廟の中。
会議室へと入り七国それぞれの現状の報告を受けた。
「稲妻は今なお鎖国中であり稲妻にいた呪腕のハサン様と連絡が取れない状態です」
雷神が収める稲妻は今鎖国中であり簡単には出入りできない状態だ。すでに稲妻で活動していた呪腕のハサンからの最後の報告では雷神とファデュイが接触し魔神の残骸を使って何かをしようとしているらしい。これは私たち暗殺教団としても魔神の残骸の関わる案件を無視することはできない。雷神が出張ってくる可能性があるなら私が動くしか無いだろう。
「そうか、彼の地には近々私も向かうことにしよう。フォンテーヌの方はどうだ」
「フォンテーヌは未だ安定しているそうです。ただロシの密売人をどうするかと言うのが一つ、もう一つは水神に怪しい動きがあるとのこと」
水神が治めるフォンテーヌは比較的安定している。治安機構もある程度機能している。私たちが介入する必要はないな。
「フォンテーヌのことはフォンテーヌの奴らで対応できるだろう。ロシの密売人も情報を提供するにとどめておけ。スメールはどうだ」
「はい、スメールは正直かなりひどい状態です。草神は未だ監禁状態。魔鱗病の悪化や禁域の出現の増加。さらには賢者達がファデュイの執行官となにやら企んでいるようです」
草神を信仰する国スメールこの国では未だに初代草神の死を受け入れられず新たな草神を監禁している。その他にも問題は山積みだが先代草神遺言曰く“この国の問題は貴方達ではどうにもならない。だけどもし次の草神が動き始めたら力を貸してほしい”だそうだ。
彼女には恩がある。その時が来たら間違いなく手を貸そう。
「まだ時期では無い百貌のに引き続き賢者共のが何を企んでるのか探らせろ」
「はい、承知いたしました。次にモンドの竜災並びに璃月での岩神の逝去、渦の魔神の復活などはすでに解決したそうですですが岩・風どちらの神の心もファデュイの手にあるようです。璃月では現在群玉閣の再建が行われているそうです。そしてこれらの事件の共通項として蛍と言う旅人が解決に関わっているそうです」
「旅人?竜災を沈め魔神とやり合う。そのような者がただの旅人なわけがないだろう。その旅人は今どこにいる」
「どうやら稲妻に向かおうとしているらしく璃月で方法を探しているようです」
「稲妻か…ちょうどいい私もその旅人に便乗して稲妻に向かうことにする。静謐のに私の留守を任せる。そう伝えておけ」
「はい、承知いたしました」
端的に伝えたあと私は璃月へと向かった。
こう言う作品書いてて思ったんですけど。
もしかしてナタの戦争って聖杯戦争的なノリなんでしょうか?
関係ない話ですいません。