ただ、展開を考えたらこうなってしまっただけなのです…。
メタルクラスタホッパーに、変身した。
瞬間、俺の意識はアークの中に幽閉される。とめどない悪意が流れ込んでくるが、今の俺にとってはただの雑音同然だ。
アークを介して、外の景色を見る。
銃を持った黒服達が、こちらに銃口をむけていた。
クラスターセルが操作され、銃弾が防がれる。
『なんだこれは!?こんなの、聞いてないぞ!』
『こいつ、銃が効かない!?社長!どうすれ』
禅之助の部下であろう者が狼狽える。
その隙を縫うように、銀色の飛蝗達が人体を喰らっていく。一人、また一人と。
階段を下り、玄関を出ると、ショットライザーを構えた幾人もの黒服達が俺を取り囲んでいた。
『こんなこともあろうかと用意しておいた新型だ、ここでくたばってもらおう、鋼塚の末裔』禅之助がそう言い放ち、奥に消えていくのが見えた。
…逃すものか。
ショットライザーが発砲されるが、クラスターセルが形を変え、体を覆う。
当然、必殺技でもない弾ではクラスターセルを突破できない。
体を覆っていたクラスターセルが更に形を変えて黒服達に襲いかかる。
体の一部を削られて死んでいくもの、全身穴だらけに食い破られて死ぬもの、跡形も残らずに消えるもの。先程とは違い、皆声をあげる間も無く死んでいった。
『Press!!』
『オーソライズ!』
「変身!!」『ショットライズ!』
『ブレイキングマンモス!!』
一人が変身した。おそらくリーダー格のものなのだろう
『うおおおおお!!』ショットライザーのトリガーを押し、こちらに向かってくる。
『ブレイキングマンモスブラスト!フィーバー!!』
ライダーキックの構えでこちらに必殺技を放ってくる。
必殺技発動を目視した後、アークは驚く程冷静にキーを押し込む。
『メタルライジングインパクト!』
ライダーキックを回し蹴りの要領で捌き、衝撃で吹き飛ばした。
リーダー格の男は変身が解除され、その場に倒れ込んだ
血反吐を吐いているが、変身していたこともあって、死んではいなかった。が、容赦なくクラスターセルに覆い尽くされ、物言わぬ骸と化していた。
黒服達を殲滅して気づく。社長が乗ってきたであろう車がない。
おそらく逃げたのであろう。…部下を捨て駒にして。
そう気づいて虚しくなる。仇である禅之助を逃し、両親を失い、二度と自我が戻ることはなくなった。
変身していなければ、両親と同じところに行けていただろうか?
雨の降る街を歩く。誰もいない、街灯一つない道を、あてもなく歩いている。頭が、全身が痛い。
帰るべき場所をなくした俺は、一体どこに行けばいいのだろう?何もわからない。わからない。わかりたいとも思えない。
でも、止まれない、既にこの体の所有権は俺ではなく、アークにあるからだ。
ふと、頭に浮かんだ。…この世界に、俺を、メタルクラスタを止める方法を持つ人はいるのだろうか、と。罪のない人を手にかけるのだけは、したくない。
今更になって後悔が押し寄せてくる。変身したことへの後悔、戦うための力を持っていたのにもかかわらず、両親を守れなかった後悔。
だが、先程の不安は杞憂に終わった。
ベルトに電流が走り、限界を悟る。
…これが、俺の末路か。守りたかったものを守れず、ただ一人、朽ちていく。
変身がとけ、地面に倒れ、ずぶ濡れになる。
しかし今は、降り注ぐこの雨ですら心地いい。
指先から体温がなくなっていくのを感じながら、俺は意識を手放した…。
「…人?」金髪の少女が倒れている人に気づく。
「体が冷たい…けど、まだ息はある」少女に抱えられ、少年は夜の闇に消えていった。
戦闘シーン、もっとうまく描きたい…。
暴走克服すれば描きやすくなるとは思うけど、そこまで描けるかな…。
オリジナルフォームをだしても良いかどうか
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出してよし
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出さないで欲しい
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作者に任せる