今より俺はゴッドフレイ、戦士よ!   作:飴玉鉛

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遂に。

 

 

 

 

 

 エンシスの黄金郷への帰路を辿っていく中、意外と言えば意外で、妥当と言えば妥当な事に、黄金律の面々とカーリアの少女達は打ち解けていた。

 

 皮肉に見えるがマリカとレナラの相性がよかったのだ。

 

 マリカは祈祷を主とする力に秀で、レナラは魔術に天才的な知見と才を有している。レアルカリアにて魔術への興味を持ったマリカは、同道しているレナラの素性が星見だと知ると魔術の腕前を訊ねて、自信ありげなレナラは明快に答えたのが仲を深める切っ掛けになった。

 流石に月の魔術には言及こそしないが、それ以外の系統の魔術にも多少は覚えがある。レナラはマリカの向上心の高さに感銘を受け、彼女が祈祷の力を開陳すると、相互に祈祷と魔術を教え合う関係に発展した。加えてレナラの感性がマリカを好意的に映し、無意識に惹かれていったのである。

 マリカは女王である。レナラは一族復興の為に玉座を求めている。そうした観点でのシンパシーもあるのかもしれない。立場や得意とする力のジャンルは異なれど、似通った両名が親近感を懐いてもおかしくはなかった。果たしてレナラは黄金の女王を『マリカ様』と呼んで慕い、マリカは満月の少女を呼び捨てにして妹のように可愛がるようになったのである。

 

 元々マリカは巫子の村で長女の立場にあった。故に親しくなった年下の少女を、妹のように扱うのは彼女にとって不自然ではなかったし、姉としてもカーリアの出自としても気丈さを自らに求めていたレナラの側も、年上の女性から妹のように可愛がられて悪い気はしなかった。

 

 こうなるとレラーナも態度を軟化せざるを得ない。姉が完全にマリカを信頼している中、気を張り続けられるほど強い危機感が持てなくなっていたのだ。

 というのもレラーナはレラーナで、黄金の王子ゴッドウィンが可愛く見えていたのである。カーリアの星見の宿命とした星を追って旅してきた中で、自身より小さな人の子と触れ合った試しがなかったからだろう。マリカに許しを得て、二歳のゴッドウィンを抱き上げた彼女は以降、王子に構い通した。

 

 女同士で仲良くなり、幼子を交えて和気藹々。この構図は結果として男を蚊帳の外に置くものであるが、ゴッドフレイは特に疎外感を覚えていなかった。彼は彼で有意義に過ごしていたのだ。

 

 物言わずマリカに侍り続けるツリーガード達を捨て置き、ゴッドフレイはトロルの騎士達に力試しを求め、応じたトロル達と腕相撲をしたり、握力を比べあっていた。ゴッドフレイは巨漢だが、あくまで人間である。普通に考えればトロルに勝てる訳もないが、ゴッドフレイは一度も敗けなかった。

 しかしトロルの騎士達は勝者を讃えながらも言ったのである。確かに強い、だが自分達の故郷、前史の神に仕えた火の巨人達の力はゴッドフレイを上回っているぞ、と。

 英雄はそれを聞いて高揚した。

 純粋な膂力に限った話とはいえ、力で他に劣った試しはないのだ。であるのに実際にゴッドフレイの力を知ったトロルの騎士は、膂力だけなら優越しているとして火の巨人を指したのである。トロルにしてみればただの人間との比較対象に、()()巨人達を持ち出すしかなかった時点で絶賛だったが、それを聞いたゴッドフレイは巨人との闘争に焦がれた。

 

 火の巨人は、悪神の火を宿す。

 

 今で言う悪神とは前史の神の事だ。指殺しの刃という秘宝を作り、大いなる意志への大逆を企んだ事もある夜の王である。星見の起源が山嶺にあり火の巨人を友とした故に、前史の神は悪として謗られ、その力を受け継ぐ巨人達も悪だとされた。特に悪神の火は黄金樹を焼けるのだから尚更に、である。

 火の巨人の由来、悪神の正体、聞くだに面白い。トロルの語る巨人の姿は、雲の上にある山嶺に立てば宙の彼方にまで手が届く程だという。彼らの中で最も小さな巨人ですら、トロル五人分の身の丈を足した程に達するというのだから、雄大さが極まった巨大さはゴッドフレイの心を擽った。

 

 早く戦いたい。高ぶる闘争本能がゴッドフレイの魂を急かす。

 

 だがゴッドフレイは強欲だった。強敵がいるならその全てと戦わねば気が済まぬ。他の誰にも譲りたくないのだ。巨人達との戦争にかまけていれば、他の敵が側面を狙ってローデイルを攻撃し、たとえばマリケスあたりが出張って斃してしまうかもしれない。それではつまらなかった。

 全ての敵と戦う為に順番を作り、なんとかして守らせねばならぬ。どこまでも自分本位で、自分勝手な欲望の為に、ゴッドフレイは知恵を絞った。そして不意に妙案を思いつく。

 

「おう小娘共、美味い話があるぞ」

 

 間もなくエンシスに着こうかという頃、ゴッドフレイは馬を寄せてレナラとレラーナに提案した。

 すっかり親しくなった女達の会話をぶった切っての乱入である。何事だと身構える以前に、全く親交を深めようともしてこなかった男の態度にこそ、星見の少女達は面食らった。

 そして、彼の提案に目を白黒させる事になる。

 

「小耳に挟んだが、お前達は魔術師として学びたいのだろう? ならばローデイルからの使者としてレアルカリアに赴けばよい。奴らはローデイルに臣従する――しないなら殺すからな、しない場合の事は考えずともよいだろう――故に、お前達はローデイルとレアルカリアの橋渡し役として居残り、学院を保護監督する身になれ。さすれば好きなだけ学べるというものだ」

 

 学院がローデイルに屈すること前提の提案だった。

 しかしそれが本当に前提になったとするならば、マリカ達ローデイルにとって都合がよく、レナラ達カーリアにとっても願ったり叶ったりだと言える。

 保護監督する立場になれば、題目を挿げ替えて学院に王家として君臨する事もできる。ローデイルとの盟約を継続すれば争う必要もない。レナラ達は顔を見合わせた。

 

 戦闘狂の頭にあるのは、リエーニエ方面から敵が攻めて来れぬように学院を盾にする事だけ。

 竜達が住処とするケイリッド方面は、ギザ山が遮り情報を遮断している。暴竜の死を知らぬなら、無策で竜共が迫る事はあるまい。リムグレイブ方面は、そもそも平穏だった。ならアルター高原の方を睨み、進撃したならば、邪魔者は限られる。それとて姿を見せたら殺せばよいだけだ。

 

 ゴッドフレイは当然、レナラ達が断る可能性を全く考慮していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

  †  †  †  †  †  †  †  †

 

 

 

 

 

 

 

 歪んだ歯車が廻る。

 

 軋みを上げながら、ゆっくりと、着実に。

 

 宵眼の女王が自らに忠実な戦力を全て招集した事で、アルター高原が空白地帯と化したのである。

 

 それはつまり、黄金樹に至る道から、マリカを妨げる敵がいなくなった事を意味した。

 

 ――女王マリカが黄金樹の麓に進み、エルデンリングに見える時が来たのである。

 

 世は激動の時代に突入する。

 

 激しく回れ、時の歯車。歪んだ結末を詠めるものなら。

 

 

 

 

 

 

 

  †  †  †  †  †  †  †  †

 

 

 

 

 

 

 

「マリカ様。貴女と過ごせた時間は実りが多く、本当に有意義でした。ありがとうございます」

「いや、私も楽しかった。転送門……だったか? 私との話の中で着想を得、即席ながら理論を組んでのけたお前は紛れもなく天才だ。称賛させてくれ、お前に並ぶ才女は以後現れまい」

「うふふ、褒め方までお上手なのですね。私の思いつきなんて、マリカ様の依代を用いての疑似的な憑依、意識と姿の逆召喚の術に比べれば児戯ですのに」

「見解の相違だな。私からすれば遠方まで直接、それも誰もが行える転移の門を作る方が偉業だよ。なあレナラ、転送門が完成したなら是非送ってくれ。暇があれば直接出向きたい」

「はい。その時はまた、たくさんお話をしましょう」

 

 エンシスの城門前で、にこりと微笑み握手を交わした女と少女には、年の差や立場の違い、生まれさえも度外視した敬愛の絆が芽生えていた。

 レラーナもレナラの傍らで恭しく一礼し女王へ敬意を示す。彼女もまたマリカの人柄に触れ、その本質にある優しさを知り敬慕したのだ。心身共に美しく素敵な人だと。欠点らしい欠点は、この短い付き合いだと見当たらない完璧な人だった。強いて欠点を挙げるとするなら……男の趣味の悪さぐらいだろう。

 

「レラーナ。また会おう」

「王子……そう、ですね。また会いましょう」

 

 母の傍らに立つ小さな王子が言うと、レラーナは目尻を緩めて微笑んだ。

 生真面目で堅物な性格ではあるものの、レラーナも小さな子供には態度を柔らかくする。特にゴッドウィンほどに愛らしい幼子から、朧げながらも好意を返されて嬉しくないわけがなかった。

 そうして姉妹は、若干の苦手意識を持つ巨漢に体を向ける。

 

「ゴッドフレイ王。此の度は望外の邂逅でした。御身の齎してくださった縁と学びの機会は、我が生涯の宝となるでしょう。誠にありがとうございました」

「あの夜空での無礼な振る舞い、平にご容赦ください」

 

 姉妹は馬を与えられ、ローデイルの使者としての伝書も持たされている。

 二人が礼と詫びを述べるのに、律儀に見送りにきていた巨漢は鬱陶しそうに目を眇めた。

 

「これを恩だと思うなよ。俺には俺の思惑があり、お前達が利用できると踏んだだけだ」

「いいえ、恩に着させていただきます。たとえ思惑があり利用されているだけなのだとしても、私達が御身に賜ったものは大いに助けとなりました。なのに恩として受け取らなければ、それこそ私達の星を汚す事になりましょう」

「口が達者な小娘だ。が……そうだな。恩に思うのなら、俺の倅を失望させる真似はするな」

「はい。授かった役割も、きっと成就しましょう。どうか()()()宜しくお願いします」

 

 張り手の一発で即死しそうな華奢な少女が、あの覇王を相手に臆せず言葉を交わす。肝の太さと器の大きさが垣間見え、王と女王、王子に侍っていたローデイルの騎士達は驚嘆した。

 優雅に一礼し背を向けて立ち去る少女達は、離れて見守っていたトロルの騎士達と合流する。そしてレアルカリアへと旅立った一行が見えなくなると、王と並んで見送っていた女王は呟いた。

 

「……あの娘達は、強くなるな」

「毛色は違うが傑物ではあるだろう」

 

 黄金の女の独語に、フン、と鼻を鳴らしたゴッドフレイは相槌を打った。

 どこか羨望の滲んだ顔をしていたマリカだったが、瞑目して、間を置き、レナラ達に背を向ける。

 決然とした佇まいだった。

 放っていた密偵が宵眼の女王の動向を伝えてきた時、動かざるを得ないと判断したのである。

 

「……私は、黄金樹に行くぞ。ついて来てくれるか、ゴッドフレイ」

「生憎だったな、俺はその先に用がある。ついて来るのはそちらの方だ」

「……ふふふ。そうか。そうだった」

 

 マリカは苦笑した。彼女が見渡すのは、城壁の上で見守る巫子の姉妹達と大母。そうして想うのは侍るローデイルの騎士達と兵士達。それらが護る臣民。

 引き返せない……気がする。止まるなら、捨てるなら今だという予感。虫の報せか、女の勘か、マリカは自身の行く末を定める岐路に立った気がした。

 黄金樹に向かい、神として君臨する。それが最善であるはずだ。たとえ敵の思惑が何であれ、自分達なら蹴散らしてしまえる自信がある。

 

 歳に似つかわしくなく英邁なゴッドウィンが、ほのかに不安を滲ませて母を見上げた。

 

「母よ……なぜ父と母の敵は、黄金樹から護りを削いだのだろう」

「心配してくれるのか、私の愛。私のゴッドウィン」

「父は言っていた。宵眼が神座に就かない所以は不明だが、神座へ先に近づいたという意味では先達である……と。訳は解らずとも、迷信であれなんであれ先達の行ないには意味があると。それを暴かぬ限り、不用意に動くのは愚かであると言っていた。なのに……なぜ、母は行く。父はなぜ止めない」

 

 こんなにも長く、こんなにも理路整然と疑問を呈する利発さは、人の子としてなら異常だ。たったの二歳で理を解する頭脳は常軌を逸している。

 だが彼は神人の子だ。常人の幼子よりずっと大きく、成長も早かった。故にマリカは気味悪く想う事なんてなく、ごく自然とゴッドウィンの聡明さを受け入れている。

 

「宵眼の女王の企みは読めている。指様が祝福を介して報せてくれた」

 

 マリカはゴッドウィンを抱き上げて、同じ目線の高さで黄金の瞳を見た。

 初耳だったのだろう、ゴッドフレイは片眉を跳ね上げる。

 

「我が敵は巨人の山嶺に遣いを出し、悪神を奉じる火の巨人共を焚き付けたそうだ。――奴は黄金樹を焼くつもりでいる。焼いてどうするつもりかは知らない、しかし黄金樹を焼かせる訳にはいかないんだ。だから私は一刻も早くエルデンリングに見え、巨人を討たねばならない」

「ほう……初耳だぞ、マリカよ。話に聞く巨人共がその気になっているのは奇遇だが、死の女の魂胆は透けておるな。安易だが、有効ではある」

 

 ゴッドフレイは豊かな黒髭を撫でた。マリカの手で長髭を三つ編みにされ、なんとも言えない違和感が髭に触れさせたのだ。

 彼は髭を扱きながら宵眼の策略を言い当てる。とはいえ得意気にはしない、読めはしても防ぎようのない妙手であるからだ。敵は遣り手である。

 

「火の巨人が動くというなら、こちらとしても応じねばならん。指とやらが自らの動向をマリカに伝える事は読めておろう、ならばローデイルの動きを誘導するのが敵の狙いとなる。マリカを神とする事で何事かを成就させたならば良し。黄金樹に向かわぬなら、そのまま焼く事でも何かを成し遂げられる訳か」

「補足すると、私が黄金樹の麓に居着いたなら、複数の道から軍勢を差し向けて私達を分断できるだけの策があるのだろう。私達とマリケスを個々に別れさせたなら勝てると踏んでいるのかも」

「然り。学びが活きたな? だがそうなると、いよいよ宵眼が知り得たモノが気に掛かる。黄金樹を焼こうとする意図、焼けぬなら焼けぬでよしとする策の所以、そも自らが先んじてエルデンリングに見えなかった訳……つくづく惜しい。アシナめ、遺灰の一つでも持っておれば問い質してやるものを」

 

 アシナ……? と、マリカは首を傾げる。

 聞いたことのない名だ。時折り口にする朋友とやらの事なのだろうか。

 

 実際、ゴッドフレイは未だに惜しんでいた。もし遺灰があれば召喚できると知っていれば、アレの亡骸ごと狭間の地に持ち込んでいた。何度でも呼び出し再戦を望んだだろう。

 朋友との戦いは胸が踊った。博打に勝たねば敗死していたからだ。一撃しか当てられなかったあの決闘、幾千と切り裂かれた死闘――存分に殴りつけてやらねば、なんとなく物足りない。

 何より、マリカを愛してしまっている彼は、無意識にマリカの行く末に暗雲が立ち込めた事に不安を懐いてしまったのだ。故に、この地の事を自身より遥かに知っていそうな朋友を惜しんだ。

 

 女々しい。ゴッドフレイは自らを惑わす未練を振り払う。

 

「明白なのは、宵眼はどちらに転ぼうと構わぬ事だ。必勝の切り札を握ったのだろう」

 

 神肌の使徒。死のルーン。女王自身。火の巨人。列挙するだけで凄まじい脅威だ。

 しかし他にも、最低一つは手札がある。それを掴む為の二年の沈黙だったのだろう。

 ゴッドフレイがそう言うと、ゴッドウィンは目を白黒させた。流石にここまではまだ理解が及ばないのだろう。しかし、不安は強まったらしい。ぎゅぅうう、とマリカの衣の裾を握った。

 

「……行っては駄目だ。黄金樹なんて、焼かせてしまえばいい」

「私の理想の為に、それはできない。安心するといい、私達は必ず勝つ。せっかくだから教えておいてやるが……お前の父親は、最強なんだ」

「……フン」

 

 なんともはや。なんともはや、だ。マリカから衒いなく最強だと誇られると面映い。

 己こそが最強であるという自負はある、しかし己より強い者と戦いたい欲がある、為に自らが最強である事は寂しいと感じていたが……倅の前で己の女が誇ったのなら、多少は気負ってもいい。

 ゴッドフレイはマリカの抱くゴッドウィンの頭に、自身の分厚く大きな掌を置いた。

 

「心配するな。俺の敵は多くが小賢しい策を用いたものだが……俺は悉くを踏み潰してきた。此度も例外ではない、お前が感じる懸念は杞憂で終わる。俺が終わらせる」

「………」

 

 幼子は父の宣言に安心したのだろう。なんだかんだ言っても、狭い世界に生きる幼い王子にとっても父親は最強無敵のヒーローであるのだから。こくりと頷き、ゴッドウィンは口を噤んだ。

 

「出陣の支度をする。念の為、マリケスに留守を任せよう。引き連れて行く兵は、坩堝の連中と精鋭の騎士共だけでよい。マリカよ、お前はどうする」

 

 ゴッドフレイが言うと、マリカは凛々しい表情で返した。愚問だ、私も行く……と。

 

「我が王、ゴッドフレイよ。あの頂きに巨人達を討ち滅ぼし、火を封じよう。そしてはじめようじゃないか。輝ける生命の時代を。エルデンリングを掲げ、我らの時代を!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




『悪神』
 大いなる意志の見下ろすエルデに於いて、悪しき神と謗られる者とは何者か。外なる腐敗の神、外なる死の神、外なる火の神といる中で、明確に悪とされた火の神。あくまで公式で判明している情報を見るに、それは前史の神の事ではないかと思われる。
 伝説の武器「夜と炎の剣」があるのだし、夜と火は近い力だと受け取れる気がする。悪神の火が黄金樹を焼ける火力を有するのも、永遠の都の秘宝「指殺しの刃」と併せて考えて、夜の王(前史神)は黄金樹を焼けるだけの力の持ち主な気がしないでもない。


次話からプレイヤーの褪せ人が目覚める前日譚、マリカの伝説の一大イベントの一つ、巨人戦争がはじまる。
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