ガンダムSEED DESTINY 飛び立つ翼 作:izuki
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目を覚ました時、私は、見知らぬ場所にいた。
目の前には光の灯っていない画面があり、私はその前に座って手は操縦桿?を握っていた。
何が起きているのか全くわからない、どうなってる?
とりあえずいったん状況を整理しようと考えた時、急に音が鳴った。
「なに⁉」
すると横に四角形の画面が現れそれに海面?が映し出された。
どうやらこれは乗り物のようだ、そしてそれに向かってどうやらコレは落ちていっているらしい。
「……不味い」
どれくらい高いかわからんけど、こんな高さから何かに乗ってるとはいえ落ちたらただじゃ済まない。
どうしようかと思って色々ボタンを触っていると突然天井?部分が空きそこから空中に身を投げ出される。
「っ⁉」
その時一瞬だったが私が乗っていたものが見えた。
「あれは⁉」
私が乗っていたソレは、そのまま少し離れた海面に叩きつけれそのまま海底へと沈んでいく。
咄嗟に身を丸め海面に落ちる衝撃を緩和するがそれでも凄まじいものでそこで私は、意識を手放した……
シェルターに避難した後。
青年、キラ・ヤマトは自分の隣で横たわっている彼について考えていた。
「…………」
シェルターに避難する際、浜に倒れていた彼をキラは放っておくことが出来ずシェルターまで担いできた。
身長は自分と同じくらいで恐らく同じ年齢だと思われる。
中性的な顔つきで髪が伸びており低い位置で一つ結びにしており、服装は紺色のフード付きのロングコートに黒のシャツとズボンと、どれもシンプルなデザインのものを着ている。
とりあえずコートは海水を吸って重かったため脱がせている。
「…………なんであんなところに」
キラたちが住んでいるマルキオ邸はオーブの僻地にあり、身内以外で近づく者はほとんどいない。
なぜ?どうして?考えても疑問は募るばかりである。
彼は未だ目を覚まさない。
一体何があったのだろうか。
ミネルバは地球に不時着したあとカガリ・ユラ・アスハを送り届けるため、航路をオーブへ向け航行していた。
ユニウスセブンの破砕作業に参加していたアスランは、インパルスの手助けもあり、半壊したザクをどうにか着艦させ無事にミネルバへの帰艦を果たしていた。
ミネルバの着水シークエンス完了後、アスランの頭の中にはユニウスセブンでのテロリストであり元ザフト軍人の声が渦まいていた。
『何故気づかぬか!?我らコ―ディネイターにとってパトリック・ザラの採った道こそ が、唯一正きものとっ!!』
「……っ!」
2年前の戦い。
自分はようやく安寧の世界を手にした。
だが、先のテロリスト達は断ち切ったはずの……自分が間違っていると思った父の行いこそ正しいと言う。
2年前に自分がしてきた行いを真っ向から否定されたように感じた。
実際、2年たった今でも世界は変わらずナチュラルとコ―ディネイター間での憎しみは無くなっていない。
「キラ……俺は、どうすれば……」
親友は、ここにはおらず答えを返してはくれない。
そして時を同じくしてインパルスのパイロットことシン・アスカも悩んでいた。
少し離れた場所ではメイリン・ホークが姉のルナマリア・ホークと話している。
(……オーブ)
シンは、2年前のオーブで大戦があった。
その時全てを失い、自らに憎しみを生まれた地。今この艦はそこに向かっている。
シンはポケットの中に手を入れ、妹の形見である携帯電話を握りしめる。
「……マユ」
小さく呟く、今は亡きこの携帯電話の持ち主の妹の名を。
「……ちょっと聞いてる?」
「っえ……ごめん聞いてなかった」
考え込んでいたため話しかけられたのに気づかなかった。
「もう!ちゃんと聞いときなさいよね」
「ユニウスセブンの破壊作業をしているときに、翼みたいなのが付いたモビルスーツが一緒に落ちていったらしいんだけど。なんか見なかった?」
「……さぁ」
さぁって何よ。とルナマリアが怒っているが、シンは心ここにあらずといった感じだった。
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