幽霊少女の復活
Sideマリオ
俺はいっっつも通り、家でゴロゴロしながらボーッとしている。
こんなままで良いのだろうか。
ニート野郎で良いのだろうかとつくづく思う。
まぁ…就職する気は全く起きないのだが。
はぁ〜ヒモになりたいよ〜!!
ルイージ「もう心の声までもうるさいよ。」
マリオ「世界を救っても金が入らねぇんだぜ?流石に5桁以上は欲しいだろ。」
ルイージ「アルカはそういう卑しい事全然言わないけどね。」
マリオ「アルカはすげぇのにな…あんな強くて、結構世界救ってんのに、一銭の金も入らねえなんて…」
ルイージ「兄さんが働いて稼いだお金をあげれば良いんじゃない?」
マリオ「あ〜…意外とアリだなそれ。」
ルイージ「あ、満更でもない感じ?」
Sideアルカ
アルカ「ただいま〜!」
カステン「あぁ、お帰りアルカ。」
アルカ「アレ、ママは?」
カステン「買い物だ。」
アルカ「ふ〜ん。」
最近は、全く事件とか悪い奴とかが現れなくなった。
まぁそのおかげで、今みたいなゆったりした暮らしが出来てるから。何も文句はない。
後は、マリオさんが就職して、私が生き返ったら完璧なんだけど…
実際、幽霊の私にはだいぶ慣れたけど、生き返りたくない…と言う訳じゃない。
何だったら、生き返りたい。
そんな無理な願いが…
今日、実現するとは思わなかった。
カステン「アルカ。お前は、生き返りたいと思った事は…」
アルカ「いつも思ってるよ。」
カステン「そうか…」
パパが読んでいた新聞をこちらに見せてくる。
カステン「ほら、都市伝説!人を生き返らせる方法…だってさ。」
アルカ「へ、へぇ〜でも、都市伝説でしょ?」
カステン「まぁ…そうなんだろうけど。もしかしたら…って事があるだろう?」
アルカ「…そっか。明日マリオさんに聞いてみようかな。」
カステン「まぁ…それが良いか。」
〜次の日〜
マリオ「生き返る方法!?」
アルカ「ほら。新聞に都市伝説!って。方法まで。」
ルイージ「う〜ん。まぁ、やってあげようよ。アルカも生き返りたいらしいし。」
マリオ「まぁ…俺は良いけど。じゃあ両親とか他の仲間とか呼ぶか?」
アルカ「いや、そこはサプライズにしよう!」
マリオ「ん〜そんじゃやってみるか!」
3人「おー!」
手順1 まず生き返らせたい人の遺影、墓の前にロウソクと鏡を置き、自分も別のロウソクを持つ。
注意※鏡に遺影、墓が映るようにする。
手順2 自分が持っているロウソクの火を、生き返らせたい人のロウソクに付ける。
手順3 鏡に、幽霊、墓が映らなくなったら成功。そのまま数十分待てば鏡の中から人が出てくる。
ルイージ「意外と簡単。」
マリオ「なんか生贄を捧げて、マグマを使って地獄から…みたいな感じを期待したのに。」
アルカ「でも、ここに書いてあるロウソクが"あのロウソク"だったら…」
ルイージ「あ!もしかして…」
〜1時間後〜
マリオ「多分コレだよな。あの世の広場の。」
私達は、あの世広場でそれぞれ自分達の分のロウソクを持って帰った。
ルイージ「一応僕のは予備のつもりだから、一回二人でやってみてよ。」
マリオ「ウィ。」
自分のロウソクと鏡を目の前に置いて、マリオさんが私のロウソクに火を付ける。
フッ
ボワァ…!
アルカ「フ〜…ちょっと緊張してきた。」
マリオ「多分大丈夫だろ。」
アルカ「そんな他人事みたいに…」
マリオ「まぁでも、俺もアルカが生き返って欲しいとはずっと思ってたぜ。」
アルカ「えっ…マリオさん…」
私の手を握ってそう言った後、マリオさんがとんでもない事を口にした。
マリオ「もしアルカが本当に生き返ったら…俺、就職してやるよ。」
ルイージ「ふ〜ん……って…えぇ!?!?」
アルカ「マ…マリオさん本気なの!?」
マリオ「そんな驚かれるなんてな。」
ルイージ「当たり前でしょ兄さんからそんな事言うなんて…」
アルカ「うん…でも、勇気出てきた!マリオさんが就職するために、絶対生き返ってみせる!」
マリオ「おう!ちょっと目的変わってるけどな。」
〜数十分後〜
3人「……」
戦え…
戦え… 戦え…
戦え…
戦え…
戦え…
…?
今、何か聞こえたような…
マリオ「…アレ!?ルイージ!鏡見ろ!」
ルイージ「…ん?消えてる!?お墓が!?」
マリオ「もしかして…成功って事じゃねぇか!?アルカ!!」
ルイージ「……というかアルカは?」
マリオ「…アレ?どこ行った?」
シュンッ!
ドゴッ!
アルカ「痛った!!」
ここ…は?
ボーッと鏡を見つめてたらいきなり…こんな浜辺に…
アルカ「どこ?ここ。」
???「鏡の中の世界…ミラーワールドだよ。」
…!?
いきなり目の前に見覚えのある姿が現れた。
アルカ「…私?」
カルア「私は鏡の中の貴方。名前は…カルアだ。」
作者「オリキャラ登場です。第一話から。いきなり。」