Sideアイラ
アイラ「どどどどどうしよう!?!?」
アオイ「落ち着いて!一回浅めに深呼吸…(?)」
アイラ「うん、浅めに…ってアオイさんの方が動揺してるじゃん!!」
アオイ「そそそんな事…あることも無いような気がしなくもないような気がするような…(?)」
アイラ「待って、一旦落ち着こう…」
アオイ「えーっと、スマホは…圏外だ。」
アイラ「こんな森…初めて見た。不気味だけど……なんだか凄く綺麗…」
この景色…描いてみよう。
シャッ、シャッ、
アオイ「こ、こんな所で絵描くの…?よく平常でいられるね…」
アイラ「こんなワケのわからない所を歩き回るよりは…よっぽど良いでしょ?」
アオイ「え?ま、まぁ、そうだけど…」
話をしながら淡々と描き進める。
かなり上手くできてる…
アイラ「……」
アオイ「ん?なんだろ、この紫色のヘンな木の実…。」
アイラ「うわ、なにそれ…」
アオイ「中身は、白い塊が入ってる……なんでかわからないケド…美味しそうに見えて来た…」
アイラ「え…絶対食べたらダメなヤツだよ…」
アオイ「ひ、一口だけだから…」
アオイさんが、謎の実を口に入れようとしたその時…
インベス「キシャア!!」
二人「!?」
インベス「キイッ!」
アオイ「何何!?灰色の…化け物?」
アイラ「しかも1…2…3…4…かなりいる…」
インベス「シャアッ!!」
アオイ「襲ってくるみたいね…てやっ!」
バゴッ!
インベス「キッ!?」
バァァン!
アオイ「よし…コレぐらいの相手なら…」
インベス「シャッ!!」
アイラ「キャッ!?」
シュッ!
アオイ「アイラちゃん!!」
う、痛い…どうしよう…!?
インベス「キシャアッ!!」
アイラ「ッ…!!」
化け物の攻撃がまた来る…!
その瞬間、自分のポーチから、
光った何かが飛び出した。
シャインッ!
バキッ!
インベス「シッ!?」
アイラ「何コレ…本?」
本が浮かんでる…!?
とりあえず…持ってみよう…
ガシッ
アイラ「…!?」
この本を持った瞬間…色んな記憶が脳内に流れ出した。
ハッキリしない事は多くあるけど…コレだけは分かる。
この本の使い方を…私は知ってる。
アイラ「確かこの本を開けば…!!」
ディケイド世界旅行記!
ブゥゥゥゥン!!
ジャキィン!
アオイ「け、剣!?」
マゼンタ色の剣が生成され…
何故か自分の目が紅く輝いた。
アイラ「ふんっ!」
ザシュッ!
インベス「ギックリ!?」
バァァン!
アイラ「はっ!とりゃ!」
キィン!ジャキィン!
アイラ「はぁーっ!!」
ドガァァァン!
アオイ「凄い…アイラちゃん戦えたんだ…」
考えるな…感じるんだ。
コレの剣の技の使い方は確か…
カードだ!
自分でカードを想像し…創り出す!
シュンッ!
アイラ「やっぱり…!!カードが出来た!」
アタックライド!
スラッシュ!
アイラ「はぁぁっ!!」
バシュウン!!
インベス「キシャーーー!!!」
ドガァァァン!!!
はぁ、はぁ、勝った…
私も…戦えた…!!
アオイ「凄いよアイラちゃん!!あんな事出来たなんて…」
アイラ「そ、そう?でも、何故か使い方を知ってただけで…痛ッ…!」
アオイ「あ…ごめん!大丈夫?」
アイラ「うん…平気。ちょっと腕が痛いだけだから…」
ジジジジジ…!
アオイ「あ…!さっきのチャックまた開いた…!!」
アイラ「コレで帰れる…かな?」
が、幸か不幸か、チャックの中から人が何人か入って来た。
???「今日はココね…周辺調査開始。」
アオイ「アレ…あの人…!!」
???「……え!?人!?しかも…なんであなた達が?」
アイラ「確か…ミールさんでした…よね?なんでココに…」
ミール「それはこっちの台詞…ってちょっと待って。アイラちゃんのその傷…」
アオイ「灰色のヘンな怪物に襲われちゃって、それで…」
ミール「大変…!!今すぐココから出るよ!!絶ッッッ対その剣を手放さないで!!」
アイラ「えっ!?あ、ハイ…」
作者「まさかのミール登場。一応この章の重要キャラですね。」