シャドーアルカ「あら正直。」
Sideアイラ
……ヒマ。
珍しくヒマ。
たま~にある。
絵を描くのが飽きる時間。
一ヶ月に一回くらい。
それもそのはず…さっき家で、とんでもない話を聞いたからね〜。
〜数十分前〜
アイラ「お父さんが帰って来る!?!?」
アルカ「そうよ〜今週末の3日間、家に帰ってくるのよ。」
アイラ「やった♪やった♪やった〜♥」
アルカ「GW以来…かしらね。」
アイラ「年に3回くらいしか帰って来れないお父さんが帰って来るんだ〜!!!」
嬉しさのあまり、ピョンピョン飛び跳ねた。
アルカ「本当にマリオの事好きなのね〜。」
アイラ「もっちろん!大人になったら、お父さんと結婚するもん♥!!」
アルカ「だ〜め。マリオは私のものでーす!」
アイラ「え〜!?ズールーいー!!」
アルカ「はいはい…分かったわよ。今日もお母さん、仕事遅いからアルミちゃんの家に行くのよ?」
アイラ「今日も遅いの…?まさか先にお父さんに会おうって作戦じゃ…!?」
アルカ「疑い深過ぎ。ちゃんと良い子にしてるのよ〜?行ってきまーす。」
アイラ「ん。行ってらっしゃーい。」
って事があった。
ようやくお父さんに会えるから…ドキドキが止まらない…♥
アルミ「お父さんか〜私の世界のお父さんは死んじゃったけど、お盆の時期は帰ってくるから、昔の私もそんな感じだったわね〜」
アイラ「そうなんだ〜。」
ケーティ「アイラちゃんいつもは絵描いてるケド、今日は描いてないね。楽しみだから?」
アイラ「それもあるんだけど…せっかく久しぶりに帰って来るんだから、サプライズでも用意してあげたいな〜…って思って。」
ケーティ「あ〜確かにね。お姉ちゃん何か無い?」
アルミ「フッフッフ〜そんなの簡単よ。今からでも準備出来るわ。」
アイラ「そ、それは何…!?」
アルミ「自分の真心、全身全霊を込めた……」
二人「……全身全霊を込めた…?」ゴクリ…
アルミ「手料理よ。」
ケーティ「…はぁ。意外と普通のモノだった。」
アルミ「いやいや、自分の息子・娘の手料理がどれだけ偉大な物か分かってる?多分、サプライズで嬉しい出し物ランキングトップよ。」
ケーティ「な、なるほど…アイラちゃんって、何か料理作れたりする?」
アイラ「えっ…と、たこ焼き。」
ケーティ「まさかの。」
アルミ「まぁ…一応料理は出来るわけね。」
アイラ「うーん…まぁ。」
アルミ「だったら話は早いわ。今から私が本気で気持ちのこもった料理の作り方を叩き込む。」
アイラ「え。」
アルミ「え。じゃないわよ。お父さんに最高のサプライズを用意する為に…全力で努力するのよ!!」
アイラ「え〜…上手に作れるかな…」
アルミ「上手い下手なんて関係ないわよ。"気持ち"がこもった料理で良いのよ!!」
アイラ「気持ちが…こもった料理。」
アルミ「そ。私がサポートして上げるから。二人で頑張りましょ?」
アイラ「は、はいっ!!」
ケーティ「もうすっかりやる気だね…じゃあ、材料とか買いに行こうか!」
アルミ「オッケー!アイラ行くよ!」
アイラ「はいっ!!」
作者「アイラが作る料理は何か…MULAの方のストーリーをよく読んでる人なら分かるかもですね〜!」