ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。   作:あずももも

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256話 みんなは無事だって

「親衛隊のみなさんは全員、無事に撤退されましたでしょうか」

 

「はい、コメント欄の点呼、及びリストバンドのGPSにて全員の無事が確認されました。 ダンジョン協会及び救護班との照合もじきに……」

 

すっかり寂しくなった、ダンジョンの中の、僕たちの家のある空間。

 

ここにはもう、理央ちゃんたちに優さんに教官さん、あとおやびんさんたちとエリーさんたち……いや、けっこう居るね。

 

特にワイバーンさんたちとサキュバスさんたちとインキュバスさんたちだけで1000行きそうだし。

 

「緊急離脱装置で救護班の元へ出た方々は、特に制限を受けることなく居られているようですね。 良かった……」

「だよね! 心配だったもん!」

 

「……皆さん、いっせいにお手洗いへ駆け込んでいる様子ですが、理央様も……」

 

「トイレの話しないでエリーさん! 漏れちゃうから! あ、でも、柚希先輩に見られるなら」

「ユズ様お1人がお相手ならまだしも、全世界公開はお勧め致しかねますよ……?」

 

【草】

【何もかもエリーちゃんの方が真っ当で草】

【常識力  魔族なサキュバス>>理央様】

【理央様は理央様だから……】

 

【一時期はマジで魔族疑惑あったレベルだし……】

【ユズちゃんの精神攻撃が魔族レベルで効くもんなぁ】

【なんなら今でもエリーちゃんより脅威度高そうだし……】

 

【大丈夫大丈夫、ユズちゃん相手には何もできないから】

【10年の積み重ねだからな!!】

【つまり何もできないってことだな!】

【お前らには人の心ってものがないのか?】

【草】

 

【理央様……】

【性癖の開拓に余念のない理央様】

【理央様のおしがま】

【ふぅ……】

 

【真っ赤な顔してもじもじしてる】

【\5000】

【あ、理央様の配信にも投げときました】

【よろしい】

【草】

 

「この空間には柚希さん、お――姉さん」

「うふ♥」

 

「……に、ワイバーンとサキュバスの魔族という、つい数時間前までは考えられなかった戦力が揃ってしまっています」

 

【ユズちゃんとユズねぇだけで世界の軍事バランスが崩壊してるな!】

【草】

【範囲ブレス攻撃、ネットの無制限閲覧、転移魔法、普通の魔法攻撃……やばない??】

【やろうと思えばこのダンジョン使ってのゲリラ戦で無敵だな】

 

【しかもあのブラックホールだぞ】

【その1段階前のやべー太陽とかな】

【ユズちゃんたちが悪い心持ってたら小国くらいは簡単に潰せるなぁ……】

【ひぇぇ】

 

【大丈夫大丈夫、ダブルユズだから】

【ああ……】

【座敷童だからね】

【妖精さんだよ?】

【精霊さんでは?】

【ちょうちょだよ】

【草】

 

【害意が完全にゼロなことは安心材料】

【それ自体は誰も疑ってないから大丈夫】

 

【※問題は精神攻撃を無自覚かつ無誘導で無制限に放ってくることです】

 

【ああ……】

【もうおしまいだ……】

【草】

【ま、まあ、もうみんな何回も受けてるし……】

【そうそう、ちょっとくらいは耐性ついてきたから……】

 

「……ですが、柚希さんがテイマーであること、これまでの柚希さんの功績とで、私たちが脱出してもただちに攻撃や拘束されたりといったことはないように、話をつけてあります」

 

教官さん、それに優さん。

 

お母さんがみんなにお茶配ってトイレ我慢させる原因になったあのおもてなし中、ずっと偉そうなおじさんたちと話し込んでいた。

 

それはどうやら、僕たちが地上に上がっても人類の敵扱いされないようにって交渉のためだったらしい。

 

2人とも、すらすらと難しいこと言ってた。

 

すごいよね。

 

「ま、当分は多少の制限も掛かるし、ワイバーンやサキュバス、インキュバスたちには、可能な限りに研究に協力することになっているけどね。 ああ大丈夫、テイマーである柚希さんたちの所有物扱いだし、酷い扱いにはならないと思うよ」

 

「ええ。 いくらテイムしているとは言え、そもそもテイマー自体数が少ないし、その拘束力なども個人やレベルで様々だし未知数。 この配信を通じて彼女たちが柚希さんたちにテイムされ、自発的にも忠誠を誓っているのは分かっているし、あなたたちに内緒で……とはならないでしょう。 協会からもそのようなことがないよう、常に連絡を密にします」

 

大人の会話をしてきたらしい優さんと教官さんがすらすらと話している。

 

やっぱり大学生と社会人ってすごいね。

 

僕もあと2年くらいでああなれるのかな?

 

【月岡って……確か大学生だよな……?】

【ああ……】

【まだ20でこれか……】

【大学生って言っても最低限の授業だけで、残りはダンジョン配信だけどな……】

【だからこそコミュ力全振りとも言えるが】

【元々ハーレム築いてたしな、コミュ力は最初からMAXだぞ】

 

【だけど今はもう……】

【ああ……】

【ユズちゃんのおもりをして哀れまれるレベルに……】

【草】

【ユズちゃんのおかげでヘイト皆無になったぞ! 良かったな月岡!】

 

【その心労考えたら割に合わなさそう】

【だよな】

【ユズちゃんどころかダブルユズのケアしながらだなんて、数股掛けるレベルで難易度高すぎるんよ】

 

【つまり今の月岡は「10股かけてもハーレムの人間関係維持しつつ刺されない」レベルの男としての偉業を達成してるってこと?】

 

【そうなるな……】

【月岡……お前、すげぇよ……】

【草】

 

【あの、今、官房長官とかとリアルタイムで交渉してたんですけど、このイケメン……】

【しゅごい】

【なんか妙に合衆国軍が譲歩してくれたってのもあって、めっちゃスムーズに決まったな】

【合衆国相手だ、普段なら絶対こんなうまく行かないのになんでだろ】

 

【もしかして:合衆国上層部にもユズワールド展開】

【草】

【実際ありえそうだしなぁ……】

【ユズちゃんたち、庇護心くすぐる精神攻撃放ってくるからね……】

 

【ロリ女神たちの信徒も、特に軍人やダンジョン潜りたち中心に爆増してるらしいしな】

【そっちでやられてこっちでも……おいたわしい……】

【草】

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