ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。 作:あずももも
「……はーっ、はーっ……んくっ、はーっ……」
頭が真っ白。
ただただ、息をするだけで精いっぱい。
「んはぁっ……はぁっ、はぁっ……」
心臓が張り裂けそう。
胸を押さえて、全身で息をして。
「んっ……はぁっ……んぅっ……」
……体じゅうが汗だくでべとべと。
あと、チョコと触れてるところが汗で気持ち悪い。
体をよじって、ちょっとでも気持ちいい感じになろうとする。
「んっ……あ、んっ……はぁっ……」
そうしてちょっとずつ、意識が戻ってくる。
体の感覚が――体の中が全部電気でびりびりになって、お肌がぴりぴりになって、口とかわき腹とかおなかとかおまたとか足の裏とか、普段からくすぐりに弱いところがくすぐったいものでいっぱいな感覚から、少しずつだけど解放されていく。
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【えぇ……】
【悲報・一瞬で1000コメくらい増えたのがことごとく】
【そらそうよ……】
【うん! これは魔力を全部使った攻撃だから! 大変だっただけだから!】
【そうだぞ、スポーツで全力出したのと同じだからな!】
【「 」】
【「理央さん!?」】
【「そっか これがえっちって感覚なんだ」】
【草】
【理央様が】
【あーあ】
【あと……ひなたちゃん……】
【今はユズちゃんが究極にいかがわしいけど……】
【ロリがして良い表情じゃ……】
「ゆ、ゆず……」
「おはぁさん……」
目の前にお母さんが居る。
「――ふむ。 サキュバスさんにしてはすごい威力だったね」
【!?】
【あ、ロリ女神だ】
【わーい、ロリ女神】
【ロリ女神がユズちゃんを認識した!】
【草】
顔を上げると、そこには小学生……低学年の見た目な、女神様。
「とりあえず、取り巻きたちは全員たたき返したよ。 ついでに予備の肉体も8割方削れたかな」
「ほぇぇ……」
頭が働かない。
けど、多分すごいことなんだろう。
【ふぁっ!?】
【あの、それって……】
【あの無数にも見えた精鋭部隊が】
【壊滅したってこと……?】
【いや、でも、まだ2割残ってるんなら】
「んで……うん。 君たちのおかげで、あの魔王も予備を何割か失ったみたい。 いやぁ、相当な魔力溜め込んでたんだねぇ、君」
空の何もないところを眺めながら、女神様がそう言う。
「……?」
そこに何かあるのか、その近くに何かあるのか。
見回してみるけども、やっぱり何もない。
【ちょうちょだ!!】
【わーいちょうちょ、ちょうちょ大好き】
【草】
【やっぱりちょうちょでしかないな……】
【サキュバスでちょうちょ……斬新だな……】
【草】
【けど、魔王まで!?】
【ユズちゃんのあれ、すごかったからね……】
【ああうん、すごかったよね……】
【主にいかがわしさしかない点でね……】
【どう見てもえっちだったね】
【俺、ロリコンじゃないはずなのに……】
【サ、サキュバスだから……】
【えっちすぎて情操教育に悪いんだ】
「で、でも、また来るんじゃ……」
「え、ええ、あの鰻さん、やけにユズのこと気に入ってたから……」
「鰻かぁ……おいしそうだよねぇ」
「あれだけ大きければ何百人も食べられたのに……」
「ごめんねお母さん、女神様、僕、火加減とか上手にできなかったんだ」
おまんじゅうたちの攻撃で――それなりの土地が丸ごと真っ黒にじゅってなってる地面を見る。
「吉田さん、井上さん、あと田中君……ごめんね、家、燃やしちゃって」
おじいさん、おばあさん、あと田中君のお家を思い出す。
おじいさんたちには小さいころにお世話になったし、田中君には彼の部屋探索してえっちな本見つけてしゃいだら珍しく真顔で怒ってたね。
【草】
【草】
【あの、魔王討伐の代償としては破格なんですけど】
【それでも半径数十メートルか?くらい丸焦げなんですけど……】
【※あのままだったらこの程度じゃ済みません】
【なんなら地球丸ごとだったり……】
【ま、まあ、女神様がまた来てくれてるから……】
「まぁいいや。 これでお仕事おしまいだし」
「あの、お礼は」
「や、君からさっき魔力もらったし、それで充分だよ」
本当に何でもないっていう顔をしている女神様。
あんなにちっちゃいのにおっきな白と黒の羽生えてるし、たくさん居たヘビさんたちをねだやしにしてくれたし……やっぱりすごい存在なのかも。
「あと、帰るとき奉納されてるお酒、それなりに持ってけるし」
「奉納……?」
「うん。 あちこちの神社とかお寺、教会とか……市役所とかにもあるんだ」
【草】
【酒を! 酒を奉納せよ!】
【マジで届くのかよ草】
【てか持ってくっぽい?】
【自分で奉納物を取りに来る神様か……斬新すぎるな……】
「君もお酒、好きでしょ? 飲む? ちょっとなら付き合うよ?」
「い、いえ、僕はまだ高校生なので……」
「そう? おいしいんだけどマジメだなぁ……ならそっちの子は成人」
「私はこの子の姉なので! 姉なので! 遠慮しますね!!」
「え、でも人間さんの社会常識的には成人」
「今はサキュバスです!!」
「や、お母さんはお母さ」
「お姉ちゃんって呼びなさい!!」
「お母さん……」
【食い気味のユズねぇ】
【なぁ……この反応……まさか本当に10年以上年上だったり】
【なんなら本当にお母さんなんじゃ……いや、ないな】
【ないね】
【あるはずがないね】
【そうだよ、私の親友の魂を賭けても良いよ】
【草】
【ひでぇ】
【そもそもユズちゃん? 高校生とか年齢詐称はやめようって言わなかった??】
【と、飛び級だから……】
【肉体はひなたちゃんと同じくらいだもんね】
【女の子はね、小さいと背伸びして大きくなると小さくなりたがるんだよ】