ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。   作:あずももも

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332話 【悲報・月岡改め優ちゃん、性別身バレ】/【朗報・姉妹百合】

【悲報・月岡、身バレ】

 

【かわいそう】

【かわいそうにな……】

【ほんとうにかわいそう】

【おいたわしい……】

 

【あれだよね? たぶん女性オンリーのパーティーだから、男除けとして月岡もとい優ちゃんが男役してたんだよね?】

 

【だろうなぁ】

【嫉妬から月岡もとい優ちゃんの配信見てたけど、確かにハーレムの主な男に対する女同士のギスギスが一切無くて不思議だったんだよ】

【私、あのぞくぞくするのが無かったから見てなかったけど……やっぱりね】

【草】

【なるほど】

 

【あれ? でも……おっぱいあるよ……?】

 

【草】

【お前……】

【さらしとかで隠してたんだろ】

【あー】

【鎧で体型とか結構隠れるし】

 

【胸がでかいのがコンプの女子向けのブラもあるしな】

【なんてもったいないことを!】

【男なんてでかければでかいほど良いっていう馬鹿な生物なのにそんなことを……】

【そんなのは人類の半分に対する損失だよ!】

【草】

【済まない、男は馬鹿なんだ……見逃してやってくれ……】

【ばかばっか】

 

【月岡ちゃん、正統派なもんだから鎧も男用のフツーのやつすぎて違和感がまるでなかったから完全に余所外だったわ】

【今までモテ男に対する呪詛吐いてごめんね……課金するから許して……】

【あー、装備も男ので固めてたか】

【身長も高いから合ってたもんねぇ】

 

「……ふぅ」

 

「      」

 

味わうと、かなり濃密な魔力。

 

やっぱり期待のホープってだけあって――前衛職だけども魔力もしっかり鍛えてたんだね。

 

「ごちそうさまでした」

「     」

 

「優さん……脱力すると意外と柔らかいんですね」

「     」

 

くたっとなってる優さんの腰から背中を抱えつつ、

 

「えいっ」

 

ぺいっ。

 

転移陣からお家の中に帰してあげる。

 

すごいっていう優さんなら上手く受け身取れるでしょ。

 

【えっ】

【草】

【「えいっ」て】

【えぇ……】

 

【ユズちゃん……】

【それじゃ完全にやることやったらぽいじゃ……】

【ひでぇ】

【さっきのあやちゃんもそうだったけど、扱い雑すぎてかわいそう】

【本当にな……】

 

【せっかくハーレムだけど模範的な攻略する理想的なバランスのパーティーで「こんだけできる男だからまぁしょうがない」って空気の配信だったのに】

 

【あとはユズちゃん関連でとにかくおいたわしいって流れだったのに】

 

【全部ぶち壊した上に全世界生中継でちゅーされて吸われるとか……】

 

【かわいそう】

【かわいそう】

【思えば、ユズちゃん助けたあのときからすべてが……】

【ていうかさ、ユズちゃんが暴走してたときすっげぇ声出してたの……】

【うん……ユズちゃんになんかされたんだろうねぇ……】

 

【この瞬間より優ちゃんは理央様の次においたわしくてかわいそうな存在となりました】

 

【草】

【天地がひっくり返ろうとも揺らぐことの無いただひとつの正義、それが理央様だ】

【ユズちゃん……どうして……】

 

【ユズちゃんを卸せるのはユズねぇとひなたちゃんだけだからな……】

【あー】

【ひなたちゃん、普通にちゅーでもひと泡吹かせてましたねぇ】

【やはり、血か……】

【長く続く名家にはそれなりの理由があるんだって知ったよ……】

 

「えっと、次は」

 

ごそごそ。

 

転移陣に腕を突っ込んで――掴んで。

 

「……私もぉ?」

 

「うん、なんか貯まってるみたいだったから」

 

【!?】

【ガタタッ】

【ユズねぇが溜まってるだって!?】

【お前ら、相手はロリだぞ……】

【自称経産婦でシンマザらしいが】

【んなわけあるか】

 

するんと出てきたのは、お母さん。

 

「……ゆずはこういうの、抵抗ないの……?」

「うーん、別に?」

 

だって、家族だし。

 

そりゃあ口と口でのキスは、ちょっとは恥ずかしいけども。

 

でも、どうせ小さいころはいっぱいしてたし……今さらだし。

 

【朗報・姉妹百合】

 

【速報・ユズちゃん、お姉ちゃんも食う】

【さすがだ……】

【すげぇ……】

【伊達に現在進行形で大サバト引き起こしていないな……】

 

【え、でも、ユズちゃん的にはユズねぇってお母さんなんじゃ】

 

【!?】

【え? え?】

【そういやそうだったわ】

【あれ? てことは】

 

【速報・ユズちゃん、認識上の母親にちゅーかます猛者】

 

【草】

【やはりサキュバスか……】

【ああ……】

【手当たり次第……見習いたいな……】

 

【あの、また同接が】

【ユズちゃんがなにかやらかすたび垂直に落ちていくから……】

【ああ、この配信自体も大サバトの一種なのか】

【あっ】

【草】

【ああ……配信見てる末裔ほどにその効果が……】

 

……ぎゅ。

 

「お母さん……ちょっと太ったね」

 

「ゆず! そういうのは言っちゃダメなの!」

「でも、前まではがりがりだったから……栄養失調ぎりぎりで」

 

お母さんの、ぷにぷにしてきてる二の腕とかお腹とかを触る。

 

「……本当に、元気になったんだね」

「……ええ。 ゆずのおかげでね」

 

……ぎゅっ。

 

お母さんも、抱きしめ返してくる。

 

「お母さんが元気になってくれて、僕は嬉しいんだ」

「ええ。 私も、ゆずの重荷にならなくなって嬉しいわ」

 

「重荷だなんて思ったことないよ」

「でも、学校も休学するほどに追い詰められていたから」

 

「それは、僕のわがままのせいで」

「ゆず」

 

お母さんが――僕とそっくりの、けれどもやっぱり女の人な顔が、僕を見てくる。

 

「――子供の幸せが、母親にとってはね。 人生で、いちばん嬉しいの」

 

「……お母さん……」

 

【尊い……】

【ままぁ……】

【ロリからしか摂取できないバブみがある】

【分かる】

 

【あの、急にシリアスに】

【ちゅーしてはぽいの次だからな……!】

【草】

 

【温度差でカゼ引いちゃう】

【えっち→親子愛とか】

【姉妹愛だよ?】

【そうだった……】

【この姉妹、普通に母娘やってるからなぁ】

【育ての姉と育てられの妹だからね】

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