ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。   作:あずももも

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339話 【悲報・理央様の評価はおしまい!】

理央ちゃん。

 

幼稚園で下の学年として入ってきて、家が近くって親同士も顔見知りで、僕たち自身も何度か遊んだことがあるからか、同い年の年少さんたちをそっちのけで僕にひっついてた子。

 

最初は甘えんぼな子だなって思ってた――と、思う。

だから、しょうがなくされるがままにしてたんだ。

 

「子供だからって、お母さんたちは僕たちを一緒にお風呂に入れてたけどさ。 僕の体とか、ずーっとすりすりしてきてて。 体じゅう、耳からおしりまでくすぐってきたりしてきて」

 

「     」

 

「僕も幼かったから、てっきり他人の体に興味津々なのかって好き勝手させてたけど、僕たちだけのときは僕のぱんつとか下ろしてきたりして楽しんでたよね」

 

「     」

 

「あれ、恥ずかしかったんだからね。 いくら幼稚園のときでも」

 

「     」

 

「小学校に上がって、学年がズレてほっとしたら追いかけてきて。 で、休み時間のトイレの個室に引っ張ってかれたり、1階の階段の下の物陰に引っ張ってって、やっぱちゅーされてて。 毎回汗だくになるまでやめてくれなくって」

 

「     」

 

「でも僕が嫌がったりすると泣き出すから、しょうがなく好きにさせてあげてたけどさ。 あれ、普通にセクハラってやつだよね?」

 

「     」

 

「で、確か……僕が3年生?かな?になる前くらいで先生に見つかって、一緒に怒られてからやめてくれてほっとしたんだけど」

 

「     」

 

「僕、子供なりに恥ずかしかったんだからね? 理央ちゃん、鼻息荒くって、いつも僕のおっぱいとかおまたとか揉んできてたし……気を抜くとお口で吸い付いてこようとするから、さすがに嫌だったし」

 

理央ちゃんは、変な子。

だけど、悪い子じゃない。

 

そう思っていたからこそ、かなり我慢できてたんだ。

そうだ、年下の女の子だし、きっと甘えたいんだろうって。

 

映画とかでも、男の人と女の人が裸ではぁはぁ言ってる場面とかあったし、仲良さそうだったからきっとそういうものだろうってなんとなく思ってたし。

 

小さいころは分からなかったけども、中学生になったころに田中君が見せてくれた「お宝」でも、男の人と女の人が似たようなことしてたし。

 

田中君の「コレクション」の中には女の子同士がはぁはぁしてるのもあって、やっぱりおっぱいとかおまたとか舐めたりしてたから、仲良しの印なんだろうなって思ってたし。

 

「あれだけさんざん吸って揉んで嗅いですりすりしたんだから、僕が……ほんの軽いキスを他の子としたからって、怒るのはずるいと思うよ? 理央ちゃん。 しかも忘れたフリまでして……さすがにそれはないと思う」

 

「     」

 

「理央ちゃんはずるいからね。 普段は大目に見てるけど、僕だって怒るときは怒るよ」

 

「き゜ゅ゛    ゛ ゜ 」

 

「ぴ?」

 

ぴしりと固まった理央ちゃん。

 

……ふぅ。

 

これだけ懇切丁寧に説明して、ようやく思い出してくれたのかな。

 

【………………………………】

【………………………………】

 

【……えっと……】

【ああ……】

 

【あまりの衝撃で、コメントすら完全に停止してたな……】

【ああ……】

 

【ユズちゃんが、早口じゃないし怒ってる声でもないのに威圧感あって、誰も動けなかったけど……】

【ああ……】

 

【これ……】

【どうするのぉ……?】

【どうしようね……】

【やばすぎる情報を叩きつけられたわけだが……】

 

【とりあえずユズちゃんは天使ってことで】

 

【だな】

【ユズちゃんごめんね、理央様のことを鈍感すぎるって思ってイラッとしちゃって】

【完全にお門違いだったね】

【そうだね】

【ごめんね】

【投げ銭するから許してね】

 

【てか、数年掛かりでこんなことされ続けてちょうちょで済ませてたとか天使以外にある??】

 

【草】

【妖精、ちょうちょ、精霊の類いでしかありえないレベルの懐の深さ】

【ああ、サキュバスだから「この程度はかわいいもの」って……】

【あー】

【確かになぁ、種族的になぁ】

 

【で……】

【問題は理央様だけど……】

 

【……悲報? 理央様、すでに堪能済みだった……?】

 

【……朗報? 理央様とユズちゃん、ロリ百合百合してた……?】

 

【……速報? 理央様、犯罪者……?】

 

【ガチでやばい情報だったせいで末裔たちがドン引きしている】

 

【そらそうよ……】

【これはさすがに無いわ】

【だって……ねぇ?】

【正直興奮したけど引いたわ……】

【いくらなんでもひどすぎる】

 

【これで責任も取らずに忘れてたって言うんだからもう……】

 

【えぇ……】

【理央様……】

【どうして……】

【あんまりですわ!】

【本当だよ!】

 

【理央様……せめて、せめて性的な欲求はなかったんだって言ってぇ……】

 

【無理じゃない?】

【無理でしょ】

【無理じゃないかな】

【そんなのどんな裁判官も陪審員も認定しないよ】

【理央様びいきだった末裔たちでさえもだし……】

 

【これ、どうする?】

 

【……うん……】

【そうだね……】

【これは……】

【ユズちゃんも、怒ってないみたいだし……?】

 

【解散】

 

【もうユズちゃんに委ねよう】

【キスくらい理央様の所業に比べたら優しすぎるくらいの温情だよ】

【この場でなにしたって許される過去が暴露されたからね】

 

【そうだな】

【それで良いよね】

【もう理央様のことなんて知らない】

【さっさとユズちゃんの言いなりになって】

 

【一生テンパってて】

【幼い頃の罪だよ理央様、おとなしく悔い改めて】

【どうせ理央様だし、最初から脳みそもおかしかったんでしょ】

【この泥棒猫】

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