ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。 作:あずももも
「聞けば、ユズ……お前が淫魔族だったと知ったのも最近と言う」
「え。あ、はい」
【そうだっけ?】
【わりとそう】
【以前から知っていたらこんなにぽやぽやほわほわには育っていない】
【以前から知っていたらさすがのユズねぇですら多少は倫理観を……駄目だ……あんの1児の母な経産婦ロリのクセして「ユズねぇ」呼びで女の子らしくキャピって喜ぶし、TSしていようとなんだろうとユズパパが生き返ったのを知ったら状況の深刻さを認識もせずにイチャついてたサキュバスハーフなんか当てにならないんだ……】
【草】
【草】
【それはそう】
【ユズねぇあってのユズちゃんだからなぁ】
【せめてユズパパが普通に生きてたらストッパーにはなってただろうに】
【それな】
【ユズちゃん、サキュバスの血を引いてるの、小学校高学年になって飛び級高校生でようやく知ったからな】
【物心ついてから数年か……それなら確かに】
【まぁまともな方ではあるだろうな サキュバスなんだから好き勝手捕食して楽しんでた可能性はあるし】
【10歳前後の児童が?】
【サキュバスだぞ?】
【「この」ユズちゃんだぞ?】
【もうだめだ……】
【ふぅ……】
【えぇ……】
【その前にエリーちゃんとかいう、くそ雑魚にもほどがあるけど一応はサキュバスな同族を知っていたから耐性がついていたのかもね ちょうちょでも「えっちな種族が居る」って認識くらいはできてただろうし】
【草】
【ユズちゃんへの評価が低すぎて草】
【その前に……エリーちゃんを……だめだ、こっちも擁護できない……】
【エリーちゃんかわいそう】
「多少であっても、私の血を引いているのだ。これを卸してこそ私の孫よ」
「え、でも」
おばあちゃんが、仁王立ちしている。
……お母さんとは違って、胸はそんなに無いんだね。
「ユズは……そこの娘たちを見る限り、雌特化のサキュバスか。うむ、良いな」
「えっ」
違うけど?
【草】
【草】
【あ あやちゃんが顔真っ赤にしてる】
【優ちゃんがうずくまってる】
【ひなたちゃんは……これ、何の表情だ】
【もしかして:虚無】
【草】
【あー】
【あー】
【ユズファミリーの会話だもんなぁ……】
【真剣なようでいて中身はユズファミリーだからね……】
【だってサキュバス一族だぜ?】
【かなりのピンチですらこんな展開なんだぞ?】
【ひなたちゃんの正気度、がりっがりに削れてそう】
【かわいそう……】
【お労しや、ひなたお嬢様……】
【本当にそれな】
【今回ばかりは使用人の方々に同意】
【理央様は?】
【馬刺しと同等程度の存在なんかほっとけばいいよ】
【とりあえず呼吸とめて静かにしてくれてればもうなんだっていいよ】
【草】
【ひでぇ】
【おとなしくしてくれるだけで褒められるのが理央様だから……】
「……あの転移魔法から、臭う。あれらは雌の素質のある竜たちよ。ゆえに、ユズ」
おばあちゃんが、僕の手を取って――期待した目で見つめてくる。
「一族の幼体が巣立つ――淫魔として集団を誘惑して堕落させるのに成功する姿。この老い先短い婆に、孫の晴れ舞台……見せてくれないか?」
「えっと……でも。それで言ったら、僕、理央ちゃんたちを堕としてるってことで」
【草】
【確かに】
【かしこい】
【貴様! ……ユズちゃんに偽物なんて居るはずがないから本物か……】
【ちょっとちょうちょ抜けてる感じ?】
【そんな感じだね】
【草】
「?」
「?」
おばあちゃんは、不思議そうな顔をして。
「その娘らの魂は、汚染されていないが……権能どころか催淫魔法でも誘惑魔法でもなく、ただ単純にユズを好いて着いてきただけでは?」
「えっ」
【えっ】
【えっ】
【えっ】
【……てことは、つまり……?】
【ユズちゃんの百合ファミリー……百合っ子たちが、自分から……】
「「「 」」」
「「「 」」」
【あっ……】
【あーあ】
【あやちゃんが悶えてる】
【優ちゃんのカメラ、「殺して……」って小声が】
【かわいそうに……】
【常識人だからこそ「自分たちは百合っ子で自分からロリっ子ユズちゃんを好きになってくっつきました、サキュバスのせいじゃなく自分からです」って全世界に宣言されたって瞬時に理解しただろうからなぁ……】
【あー】
【草】
【解説助かる】
【※この解説も予想できるからこそうずくまるしかないとも言います】
【そらそうよ……】
【あ ひなたちゃんのお耳、真っ赤】
【かわいい】
【かわいそうなのがかわいい】
【羞恥シチュ助かる】
【草】
【この中で理央様だけがノーダメだな これまでのやらかしの方が羞恥も後悔も絶望も大きかっただろうから】
【草】
【草】
【ここで上場廃止を何度もやらかしてたのが役に立ったな理央様!】
【それ、ただ価値がないだけでは……?】
【そうとも言うな】
【草】
【しかしユズちゃんすら困惑するとは】
【だって純血長寿ロリサキュバスおばあちゃんだぞ?】
【そこはさすがの経験値だな】
【ロリババアの魅力がここに詰まっているのだ】
【わかる】
【自分より幼いのに自分より精神年齢が……それが良いんだ】
【すごくよく分かる】
【草】
【人類……サキュバスと相性良すぎない……?】
【価値観が違いすぎるのに奇跡的に噛み合っちゃうんだよなぁ……】