ユニコーンに懐かれたのでダンジョン配信します……女装しないと言うこと聞いてくれないので、女装して。   作:あずももも

686 / 686
683話 【悲報・死刑宣告(快楽)】

「ありがとー、ゆずきちゃんのおばあちゃん!」

 

「ひ、ひなたさんっ! ええと……柚希さんのお婆様? 助けていただき、心からの感謝を……」

 

「いや、何。孫の嫁ならば、お前たちは私の孫も同然。婆扱いの方が嬉しいぞ」

「そ、そうですか……お、おばあちゃん……?」

 

さっきまで、僕たちのそばの地面で……まるで普段のおまんじゅうみたいに悶えていた優さんたちが、すっきりした顔で立ち上がっている。

 

【おお】

【優ちゃんたち、復帰】

【あやちゃんはまだ顔が赤いか】

【ひなたちゃん……こんな幼いしゃべり方をしていながら、さっきまで……ふぅ……】

 

【ひなた様への劣情は市中引き回しの刑でございます】

 

【失礼、現在では許されないのですね】

 

【では】

 

【貴方様のご自宅へ伺わせていただきます】

 

【爪で許して差し上げるとの寛大なお言葉を頂いております】

 

【      】

【ヒュッ……】

【ごめんなさいごめんなさいごめんなさい】

【もうだめだ……】

【あいかわらず速攻で反応する使用人の方々】

【そらお嬢様だからね……】

 

【後】

 

【どなたかひなた様へお伝えくださいませ  ご当主様が「今まで一度も『おばあちゃん』などと呼ばれたことはない……」と凹んでおりましたので、帰省の際にはぜひお呼びくださいませと  お婆様呼びで慣れていたはずのご当主様が盛大にしょげておりますので】

 

【草】

【草】

【それくらいご自分で連絡してください使用人の方!】

【まぁここの方が確実に伝わる感はあるけど、全世界に公開しての家族チャットはちょっと……】

 

「……ふぅ。なんでもないからね、ゆずきちゃん!」

 

「あ、はい」

 

「え、ええ! 少しばかり……そう! 暑くて!」

「そうなんですか?」

 

「そうです。ほら、私も全身鎧ですし」

「なるほど」

 

さささっと僕のところへやってきた3人。

 

「……ああ、あと、この娘も居ったな。よっと」

 

「――――――はっ!? ゆずきせんぱぁぁぁぁ――」

 

「せいざ」

「はい……」

 

そういやすっかり居ること自体を忘れていた理央ちゃんが、どこからともかく飛び出してきて――そのままの勢いでずざざっと膝から着地。

 

「……痛くない?」

 

「すごく……痛いです……!」

「ち、治癒魔法を……」

 

【草】

【よかった……突発性難聴になる視聴者は出なかったんだ……】

【もうとっくになってるけど】

【えっ】

【草】

 

【早く治癒魔法で治してもらえって】

【だって、ユズちゃんの配信……トイレに行った隙にとんでもない展開になったりするし……】

【お前には、立派なスマホがあるじゃないか】

【………………………………!!】

 

【草】

【生活の方が大事だからね……?】

【まぁユズちゃんの羽ばたき具合で世界情勢すら変わるから気持ちは分かる】

 

【突発展開サバトとかあるしな!】

 

【おいやめろ】

【詠唱はお控えください】

【草】

 

「……それにしても、大変でしたね」

「ええ……で、でも、柚希さんのお祖母さんのおかげでもう大丈夫ですから」

 

「ん? それは違うぞ?」

 

「えっ」

「えっ」

 

【えっ】

【えっ】

【おい待て】

【もうだめだ……】

 

ひそひそ話をしていた優さんとあやさんへ、おばあちゃんが話しかけている。

 

「強力な淫魔族の催淫魔法とは、停止はできても消失は敵わないのでな。ましてやユズは始祖帰りをしておる……私の方が経験も歳も上だが、単純な威力で負けている。感覚遮断魔法で一時的に封じるだけで精いっぱいよ」

 

「え?」

「え?」

 

【えっ】

【えっ】

【サキュバスの力で、既に祖母越え……だと……!?】

【ユズちゃんがやばすぎる】

【これまでの所業で納得しかできない説明だわ】

 

【でも……感覚遮断……?】

【猛烈に嫌な予感がしてきたな……】

【唐突にえっちな予感がしてきた】

【だってえっちの宝庫な種族だもん】

【そうだったわ……】

【草】

 

【感覚遮断魔法……実在していたのか……】

 

「つまりは……だな」

 

ちらり。

 

おばあちゃんが――なぜか温度と湿度が高くなった目で、僕を見てくる。

 

「お前たちの体へは、今この瞬間にも――ユズに対する劣情が増幅され続けておる」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~(作者:あずももも)(オリジナル:現代/冒険・バトル)

【TS成分少なめがお好みの方は8章を飛ばしてお楽しみください】▼【最初にTS場面ご希望の方は8章→1章~の流れでお楽しみください】▼【1巻からの方は3章より・2巻からの方は5章よりどうぞ】▼◆【地上に舞い降りた野良猫系女神】【僕っ子ショタ系口調呑兵衛ロリ】【たまにおっきくくく】【nai-nai】【人助けするくせ隠れるのが趣味なヘッドショット系ロリ天使】(視聴…


総合評価:18991/評価:7.38/連載:837話/更新日時:2026年10月28日(水) 18:32 小説情報

産廃スキル『性転換』で魔法少女になったら戻れなくなった(作者:ぷに凝)(オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル)

 スキルが一人につき一つしかない世界で、小林大翔が引き当てたのは『性転換』。▼ 性別を変えるだけの戦闘向きではない産廃スキル――のはずだった。▼ だが、女性専用装備『魔法少女のドレス』との組み合わせにより、その常識は覆る。▼ ドレスの力で圧倒的な戦闘能力を手に入れた大翔は、正体を隠したまま謎の魔法少女『プリムノヴァ』として活動を開始。▼ 少女の体と魔法少女の…


総合評価:1013/評価:6.87/連載:71話/更新日時:2026年08月11日(火) 18:49 小説情報

ラスボスの子に転生したのでNO.1ヒーローを曇らせたいと思う(作者:タメガイ連盟員)(原作:僕のヒーローアカデミア)

なんの因果か、悪の魔王オール・フォー・ワンの子供、死柄木常夜(しがらき・とこよ)として生み出された主人公。▼はたしてお父様からのミッションをクリアし、自由と平和な暮らしを得ることができるのか?▼


総合評価:12819/評価:8.03/連載:50話/更新日時:2026年10月10日(土) 18:00 小説情報

ニチアサ系世界に転生したTS魔法少女は悪の幹部をやりたくない(作者:なはた)(オリジナル:現代/冒険・バトル)

▼フィジカルよわよわなTS銀髪魔法少女がクール系敵幹部を必死に装いながら魔法少女達と戦うお話。


総合評価:3782/評価:8.51/連載:15話/更新日時:2026年10月28日(水) 11:09 小説情報

底辺配信者、スキル〈TS(爆乳)〉でおっぱい系ダンジョン配信者になりバズる 〜できればおっぱいじゃなく戦いを見てほしいんですが〜(作者:夏川優希)(オリジナル:現代/コメディ)

【戦いを見てほしいTS(爆乳)配信者VSおっぱいしか見ないリスナー ファイッ!】▼男子高校生、相模原カオルは底辺ダンジョン配信者だ。▼ユニークスキル〈TS(爆乳)〉で手に入れた体はダンジョンのモンスターを容易く屠ることができる。しかしその代償として美少女(爆乳)化してしまうのだ。▼そんな姿を晒したくない、純粋に戦闘センスを評価してほしいと姿をさらさず配信を続…


総合評価:1844/評価:8.05/完結:32話/更新日時:2026年07月22日(水) 21:06 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>