【急募】勇者トークンです マスターがヤンデレ精霊達に襲われない方法探してます   作:アラメシア

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お久しぶりです帰って来ました
いつの間にかマスターデュエルにはM∀LICEとかやって来てしまいました……


光差す道となれ! ……いやほんっとに、闇(病み)には光差さねぇとやってらんねぇ!

「ははは    おいそっちもたもたしてんじゃねぇ!」

 

「うるさいですね攻撃力しか取り柄のない無職さん!」

 

「誰が無職だみそっかす!」

 

「周りが強いだけの男!」

 

「ブーッメランッ! お前だって周りが強えだけやろがい!」

 

 

 勇者(おれ)は展開すると通常召喚時効果が使えなくなる!

 

 粛声(おまえ)は通常召喚から展開していく!

 

 共に周りが強いだけ、そこに何の違いもありゃしねぇだろうがっ!

 

 

「違います!」

 

「ああ!?」

 

「私はサポートだってちゃーんとしてます!」

 

「あなたは出されてそのままいるだけでしょう!?」

 

「ぐ……言いやがったなこのもやし女!」

 

 

 攻撃力50とかいうダメージを与えられる数値の中で最低値を更新した不名誉な偉業の持ち主が……!

 

 

「あー! 言っちゃいけないこと言っちゃいましたねあんぽんたん! そんなに言うならあなたから先に私の拳を喰らわせてあげますよ!」

 

「そんな貧弱な拳いくら喰らったって弊害無えなぁっ!」

 

 

 ははは貧弱貧弱ぅ!

 ……って危ねぇ!

 

 

「しゃがめ!」

 

「っはいっ!」

 

 

 ダンネルを横に薙いで、敵を斬り払っていく。

 他には    

 

 

「……形勢不利と見て引いてったか」

 

「はぁ、今のは何なんです?」

 

「さぁ、どっかのテーマの使い魔じゃねぇかな」

 

 

 霊使いどもが結界像を作れるんなら、他のモンスターを作ったり使役したりできる奴がいたって不思議じゃあない。

 ワイトさんとか、いかにも使い魔らしい雑魚モンスターだろ?

 

 

「ワイトさんを侮ったらダメですよ」

 

「違いねぇ、ワイトさんは群れると強い」

 

 

 たかが攻撃力50と攻撃力2000ぽっち、あっちは最低でも10000超え。

 どっちが強いかなんて比べるまでもないだろう。

 

 

「つか、手伝われるとは思わなかったぞ、どう言う心境だ?」

 

「……マスターさんに近付く悪い虫を排除しただけです。現状、あなたが居てさえくれればこの世界は平和ですからね」

 

「虫て」

 

 

 言い方よな。

 

 

「比喩ですよ、ほんとに虫とは思ってないです」

 

「そうかい。……まあどっちにしろ俺は平和じゃねえな!」

 

「その道を選んだのはあなたです」

 

「はははど正論だ、返す言葉もない!」

 

 

 そうして共闘後の和気藹々? な会話をしていたのだが。

 ふと、後ろに気配を感じて    

 

 

「……トークンさん?」

 

「ん、水属性か」

 

「その女の人……」

 

 

 びっくりした様な顔をしている水属性。

 ああ、まあ属性的に顔合わせしたことがないのも納得か。

 

 

「こいつは……まあ、腐れ縁の友人だよ」

 

「友人?」

 

「……腐れ縁は余計ですけど、はい。友人というか知り合いみたいな存在Aです」

 

「そうですか」

 

 

 ……平常運転だな。

 これで喧嘩中っての信じらんないぜ。

 

 

「で、何しに来たんだ?」

 

「変なモンスターを見かけたので、そちらに向かってないかなって」

 

「あー……しっかり来てたなそいつらは」

 

 

 なんか見たことない気がしなくもない奴ら。

 まあ全部のテーマ知ってる訳じゃないししゃーない、知っても知らんでもやるべきことは返り討ちよ。

 

 

「大丈夫でした?」

 

「おう、そこの奴も手伝ってくれてな、どうにかなった」

 

「へぇ……」

 

 

 前言撤回、いつもより他人行儀かもしらん。

 いや、見知らぬ他人がいたらそんなもんか。

 

 

「私は彼の役に立ってましたけど、()()、あなたは何をしに来たんですか?」

 

「……」

 

「おい、言い方」

 

「事実です、というかあなたこそ何者なんですか?」

 

 

 黙り込む水属性と、しっかり見つめる粛声のもやしっ娘。

 ……なんか、前にも見たことあるなこの感じ。

 

 

「結界像を置いて来たんですよ」

 

「……え?」

 

「なので、あれがある間はトークンさんは平和です」

 

「おう、いつもありがとな」

 

「いつも……!?」

 

「いえ、せめてものお詫びみたいなものですから。あと……」

 

 

 淡々と事実で言い返す水属性、強え。

 

 

「これ、どうぞ」

 

「ん?」

 

 

 水属性が差し出して来たのは……何だこれ。

 

 

「お守りです。私達はまだまだ修行中の身なので大したものではないですけど……一応、気休め程度にはなると思います」

 

「そうか……さんきゅ」

 

「な」

 

 

 護符的な何かだった。

 気休めでもあるもんは使うさ、ありがてえ。

 

 

「それと、そこの友人さん」

 

「……何ですか」

 

「戦わずとも、助けになる方法はありますし、むしろこの方が負担にはなりませんよ?」

 

「! む、むむむ……!」

 

「ふふ」

 

 

 ……何を言い争ってんだ。

 どちらにせよ明日からも俺が体張るのは変わんねぇよ、全く。

 

 

「ま、来たんならゆっくりしてけよ。粗茶くらいしか出せんが」

 

「手伝います」

 

「おう」




【勇者近辺のヒソヒソ話】
過去、粛声と勇者混合のデッキとして活動していた時、彼等はマスターの友人が使っていた芝刈りアンデットワイトにボコボコにされたぞ!
その時の恐るべき捲り力を見た時から、2人の間ではワイトはさん付けで呼ぶ程の存在となっているのだ!
ただのトラウマとも言う
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