【急募】勇者トークンです マスターがヤンデレ精霊達に襲われない方法探してます 作:アラメシア
1653:あの女ネキ
そして遂にワイはあの女を扉の向こうに追い詰めたッ!
1654:名無しのトークン
お、おおおおッ!!
1655:名無しのトークン
流石ですぜ姉貴ィッ!
1656:名無しのトークン
なんかこの流れどっかで見たな
1657:名無しのトークン
>>1656
奴が来るぞ……備えろ!
1658:イッチ
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃジャーン
とりあえずやばそうだから遺言残しとくわね
1659:名無しのトークン
で、出たァーーーーッ!
1660:名無しのトークン
>>1658
ちょっとまって、いっち?
1661:名無しのトークン
死? デェス!? Death!?!?
1662:イッチ
オーイェース、I am currently being attacked by the strongest group.
1663:あの女ネキ
最強集団……ま、まさか
1664:名無しのトークン
>>1663
凄えなあの一瞬でアメリカ語を解読したんか?
1665:名無しのトークン
アメリカ語呼びは草やがそんなことはどうでも良い
1666:名無しのトークン
Google翻訳みてぇな英語やが
1667:名無しのトークン
まぁ要するにティアラメンツよな、今までの流れ的に
1668:イッチ
ルル様が領域展開+今まで音沙汰無かったシャドール連中連れて来てしもうてのう、ちょっとどころか激ヤバでして……
1669:名無しのトークン
イッチの世界は呪術廻戦だった?
1670:名無しのトークン
トリヴィカルマの墓地効果でも使われました?
1671:名無しのトークン
シャドール連中の融合体って女の方がアホ強い効果してた覚えあるんすけど、もしかして
1672:名無しのトークン
ワイの推しミドラーシュちゃんとか、禁止の経験があるネフィリムとかね
うわぁ……
1673:イッチ
もう笑うしかねぇぜ! ってことでyuigggggggg
1674:名無しのトークン
うわぁ、急にバグらせるじゃん
1675:名無しのトークン
遺言、か?
1676:名無しのトークン
ネフィリム返しておじさん「ネフィリム返して」
それはそれとしてイッチ?
1677:名無しのトークン
まって、ほんとにまって
「ゴホ……」
思考が纏まらなくて、スレへのメッセージが途切れる。
やべぇ、血が止まらん。
はは、余裕がありゃスレ民に遺言でも残そうかなとか考えてた訳だが、流石に難しいか?
とりあえずお帰れアプカローネ、あとウェンディゴイメチェンしたんか?
ネフィリムはどの形態だろうがきついのに変わりはない。
「……はは、やってらんねー」
「いったぁ……何なんですかあの人達!」
「悪いな、1番最悪なタイミングで巻き込んだらしい」
「んなっ!?」
「うっへー、やばぁ」
ライナとローの奴もかなり疲弊してるし、グリフォン君やドラコバック君ももはや死に体だ。
これ以上は危険だな。
「グリフォン、ドラコバック。あとは任せるぜ」
「……クエ」
「分かってくれ」
……おいおい、こんな時だけ反抗しないでくれよ。
余計な被害は必要ない。
「行け、命令だ」
「……クエエッ!」
「ギャウゥっ!」
それぞれが、ライナとローをグワリと抱える。
「ちょっ!?」
「待ちなさいおバカ勇者! あなた……!」
「そのまさかかもな」
それを合図に、俺はダンネルとパピヨンを再び構える。
さて、止めるつもりではあるが、それ以上にやらなきゃ行けないことだってある。
「忘れたかロー。俺の性分」
「ちょ、そんなことより離してください!」
「離すなよグリフォン」
暴れちゃいるが所詮はミジンコ攻撃力、グリフォンには敵わない。
「……来て!」
「来ねえよ」
「!? なんでっ」
「はは、てめぇを守るからこそ、
出てくんなよ、頼むから。
こっからは生娘どもにゃあ凄惨だと思うぜ。
「勇者は他者を助けるもんだ、一緒に犠牲にするもんじゃあねぇだろ?」
「ほら、行け行け行っちまえ」
「……クエ、クエェッ!」
「ユークンッ!」
「悪いが聞く気はない。俺の戦いだ」
はっはっは! 一度はやってみたかったんだよなぁ!
ここは俺に任せて先に行けっ! て奴。
……まぁこれ撤退戦だけど。
「ちょ、待って! また自分を !」
「そうさ。じゃあな戦友、この先はマスターに出会うなりなんなり好きにしな」
ルル様が怒って無茶苦茶にしてなきゃ良いけど。
……いや何言ってんだか、待ってるのはマスター逆レの未来だけだわな。
「ハハハ! ここまで窮地だと笑えてくるなぁおい!」
「……」
ルル様が俺を見据えている。
んー、相変わらず戦意が削がれる目で見てくれるねぇあんたは。
「こちらも、戦いたくはありませんけれどね」
「そんなこと言うんじゃねえよ、全く」
今から俺は本気で潰されるってのに、どうにも気が抜ける。
シャドールまで連れて来ちゃってから。
「彼女達の力は借りたくはありませんでした。でも……」
「俺が予想以上に粘った、ってか?」
「……ええ。人形である彼女達でもなければ、手を貸してくれる方々はいませんから」
「……」
お前ら揃いも揃って……。
まあいいか。
「? 何を言っているんですか」
「あ?」
「俺を殺すか何かして、出口に行こうって算段じゃねぇのかい」
「……」
……?
何かミドラーシュがほんとに? って顔してルル様見てるが。
流れ変わったか?
「そんなことをしてしまえば、私達はしばらく外には出られなくなってしまいますよ」
「は? 何でだよ」
「それは、あのゲートを繋いでいるのが 」
淡々とルル様が語ったのは……。
「聖殿の水遣いが、あなたの為に遺したものだからではないのですか?」
「は?」
「故に、あなたが鍵となっているのだと思っていましたが」
「鍵だと」
「ええ、あなたを殺してしまえばゲートは閉じる。それ故にあなたは殺せないものとしての条件が付けられていたと思っていましたが」
「初耳……だなぁ」
「……」
おお珍しい、キョトンとした顔見せやがる、可愛いじゃねぇの。
つーか殺せねぇの俺?
今までの奴らとの戦い、事情知ってる奴からしたらヒヤヒヤするもんだったとか?
「ふふ、あなたが死ぬ訳はないと思ってましたよ」
「妙に好感持たれてんじゃねぇか。どう言うこった?」
「……成程」
納得が行った様に頷いている。
勝手に納得しないでもらえないか? 俺マジで事情知らねぇのよ。
「とりあえずあなたは確保します」
「おいおい、マスターのとこには行かねえのかよ」
「貴方達勇者の異変や、ゲートの向こう側など考えなくてはならないことは沢山ありますから」
「……それまで貴方は、私達のものですよ?」
「ハハハ、怖え怖え」
……んー、なんかまずいことになった?
さてどうしようか、俺に勝ち目ねぇぞ。
色んな意味でピンチ