第二章 第壱話 世界の分岐点.B
僕は今、この世界の分岐点に立たされている。
そう、それはゼルエルの襲来だ。
ゼルエルの展開には2通りある。
シンジが覚醒して、使徒を食べる。または綾波が使徒に吸収されて、シンジが覚醒し「ガフの扉」が開くかのどっちかだ。
「さて、どうなるのか…」僕は参号機のプラグ内から見る。
すると、旧小田原防衛線からゼルエルが入ってきた。
相変わらずのフォルムだ。
「アスカ、神威!出動して!」
ミサトさんの指示でエヴァ二機が出動、初号機、零号機は待機になった。
アニメ版や新劇版のエヴァではほぼ満身創痍状態だったので、この四機がそろっているのは心強い。
また、僕からするとこの戦いは初戦だったので、アスカの足を引っ張らないようにと思い、全力を尽くそうと思った。
「ドゴォンッ!」
ゼルエルが第三新東京市の装甲を一撃で突破してきた。
「やはり一撃が強いな…」実物を見て思わずつぶやいた。
「アンタ、私の足引っ張らないでよね!?」と少し強めに言われた。
「わ、わかってるよ!」少しイラっとしながら言った。
そこからというもの、二号機は手腕損傷、三号機は顔面真っ二つに引き裂かれた。
「ウゥ…」プラグ内で目が覚めた。
「アスカッ!」内線で確認を取る。
「…」
何も帰ってこない。
なにか小さい声で聞こえた。
「負けた…この私が使徒に…」
自信家であったアスカの挫折を目の当たりにした感じだった。
ここでできることは何もないと思いこれ以上話しかけるのをやめた。
「さて…ここから何ができるか…」
プラグ内に映る映像は血まみれの画面だけだ。
すると、ミサトさんが叫ぶ。
「レイ辞めなさい!N²爆弾を持って出動は!」
すると綾波は「セカンドさんと宮本君の努力を無駄にしないように!」
ゼルエルに向かって爆弾を打ち込む。
しかしA.Tフィールドによって爆弾はガードされかけたが、中和して何とか爆弾を打ち込んンだ。
しかし、爆弾を撃ちこまれる瞬間、使徒はコアをカバーしておりダメージを与えれなかった。
「ドォォォォン!」
大きな爆発音が聞こえたので、エントリープラグから出てみると、辺りは焼け野原と化していた。
「これはひどい…」そう思いながらあたりを見渡す。
すると、零号機は焼け落ち、起動停止していた。
それを見るなり、使徒は大きい口を開き零号機を吸収した。
「ガフの扉が開くんだな」そう思い、とりあえず安全なプラグ内に避難し、ここ周辺に生き残ってるカメラが無いか探した。すると、十数個生き残ってるようで、ここからの運命を見届けることにした。
ゼルエルは零号機を吸収したのちネルフ基地に向かっていき、ネルフ基地に向かってビームを撃とうとした瞬間、紫色の影が通過した。
初号機だ。
「ウォォォォッ!」
シンジがネルフ基地に入ろうとするゼルエルを阻止する。
シンジが左手で殴ろうとしたとき、ゼルエルはビームをを撃った。
「ドォンッ!」
初号機の左腕がスイカ畑近くに落ちる。
しかし、左腕を失ってもなおシンジがは止まらず、攻撃を続けた。
「ピーッ!」と音が鳴り響く。
エヴァ初号機は起動停止した。
そこからゼルエルは初号機を投げ飛ばすなり初号機のコアを破壊しようと、コアを攻撃する。
するとエヴァ初号機は緑の部分が赤く発光しだして再起動した。
「覚醒か…」
ここでルートは決まってしまったのか。
僕はここから覚悟を決めた。
「さて初号機をどう止めるか…」
エヴァ初号機はゼルエルをいとも簡単に致命傷を負わせ、左手からの腕が再生して、ゼルエルのA.Tフィールド
を突破した。
エヴァ初号機は止まること無くゼルエルのコアに手を差し伸べ、綾波を助け出そうとした。
すると空が赤く染まり、ガフの扉が開いた。
サードインパクトが発生した。
しかしどこからか槍が降ってきてエヴァ初号機は止まり、ガフの扉は閉じた。
「今度こそ幸せにして見せるよ碇シンジくん」
謎の少年の声が聞こえた。
《続く》
どうも久しぶりです。受験なんでまたしばらく開きます!すいません!