「でも今パイロットが一人欠けた状態よりはましよ」
少し真剣そうな目をしていた。
そんな矢先、使徒が襲来した。
「ウゥゥー!」
司令室に警報音が鳴り響く。
しかし、シンジの初号機はもしもの時の為に未だ凍結中だ。
そのため僕とカヲル君と綾波で出撃した。
「シュッ!」射出口からジャンプして出た。
もうここまで来るともう慣れた。
でも、不安なのがこの闘いの戦い方が思い出せないんだ。
また記憶の消失が進んでる。
使徒の情報も思い出せない。だからヤバい。
そんなことを考えてたら使徒の触手が零号機の腹部を貫通した。
「くっ!!!」
身動きが上手く取れないような感じだった。
カヲル君も使徒に攻撃してるが武器が触手によって縛り付けられて攻撃が上手く出来ない状態だった。
しかし触手の様子が少し変だった。
なんと触手から蜘蛛の巣のような糸が侵食してきた。
自分の載っている参号機は右腕だけ侵食されたのでやむを得ずプログレッシブナイフで切断した。
「ブシュ!!!!」
右腕に激痛が走る。
「ッッ!!」
激痛に耐えつつ周りを見渡すと零号機の侵食が胸元まで進んでいた。
司令室でシンジが「綾波っ!」と叫ぶ
その中で綾波は一つの判断を下した。
エントリープラグ内のハッチを開けボタンを押した。
「まさか自爆する気!?…」ミサトさんが言う。
「嘘でしょ!?ミサトさん!」シンジが言う
「マヤッ!エントリープラグ射出!」
「できません!信号が遮断されてます!」
僕はどうすれば綾波のを救えるのだろうか…
それをずっとこの瞬間考えた。
そしたらある考えが思いついた。
少し参号機には無理をさせるが、零号機のエントリープラグを強制的に出すと言う脳筋的な作戦だ。
ミサトさんにこの作戦に賭けて良いか聞いたら、任せてくれたので実行することにした。
作戦内容はプログレッシブナイフで強制的にエントリープラグを取る作戦だ。
プラグの入ってる装甲をナイフで切り、プラグを出そうとした瞬間、零号機に投げられた。
「ウォッ」少し距離が開いたその時、
使徒が零号機に吸収されてるように見えた。
ミサトさんが「抑え込んで自爆する気ね。」と少しあせりながらも諦めていたような感じで言った。
このとき綾波が微笑んで「さようなら。」と放った。
使徒がどんどん零号機に抑え込まれて、金属が凹むような「ボコッ」といったときに零号機は目の前で爆発した。
そのとき綾波は「さようなら碇君」と放って爆発した。
これにより第三新東京市の約半分が消滅した。
芦ノ湖の湖水が都市があったとこに流れ込む。
綾波が自爆した後、カヲル君はとんでもないことを言い出した。
「ファーストのことは仕方ないよ。彼女がバカだったんだ。」
彼がそう放った瞬間、勢いよくシンジが胸ぐらを掴んだ。
「もう一度言ってみろ!」
「…」
「もう一度言ってみろと言ってるんだよ!」
「…」
「次同じことを言ってみろ!前歯全部折ってやる!」
「…」
「何か言えよ!」
「何か言えっt…」
シンジが倒れた。
「シンジ君っ!」
僕はシンジを病室に連れてった。
そのときのカヲル君の表情は何処か、寂しいような、困ったような表情をしていた。
シンジは呼吸のし過ぎて倒れたらしい。
なので、少し安静にさせる事にした。
シンジが目覚めた時、連絡が来たがシンジの方が「ちょっと今日はカヲル君のとこに泊まるね。」と言った。
僕は「急にあんなに仲良くなったのかな…」と思いつつ
「わかった」と快く了承した。
その一週間後、ミサトさんから綾波が生きてるという連絡が入った。その連絡が入ってしばらく経った時シンジが急に帰ってきた。
学校の友達だった人たちはみんな遠いところに行ってしまった。最後にケンスケとトウジから留守番電話が一本入っていた。「碇と宮本、俺だよ。ケンスケだよ。今はトウジ達と一緒にいるけど、ここのみんなは全然別のとこに移る。だから元気でな。今までありがとう。さいなら。」とケンスケ
「碇には悪いことしたけど、仲良ぉしっとってくれて、ほんまありがとうなぁ。おおきにな!」とトウジ
「留守番デンワイッケン」
2人とも友達と呼べる人は2人だけになった。
シンジが「もう友達と呼べる人はもう神威しか…」
すると後ろから、「僕のことは友達とと呼んでくれないのかい?」と後ろからカヲル君がきた。
「君とは友達とは言えないとゆうか言わない。」
シンジがこう放った時に僕は「2週間も泊まってたのに?」
と少し戸惑いながら聞いていた。
「僕はもう友達を作らない。友達を失う苦しみはもうさんざんだ。苦しみをまた味わうのなら、増やさない方がマシだょ。」と続けてシンジが言う。
それに対してカヲル君はシンジの胸ぐらを掴み、
「僕が聞きたいのは、君が僕に対してのどう思っているのかってことなんだよ!」
「離してくれ、離してくれよ。その腕。僕はもう君とは関わりたくないんだ。」
「分かった。」と返してカヲル君は僕らを後にした。
その翌日、僕達は誰もいない教室に行った。
「なんだか寂しいね。」とシンジは放った。
僕は「なんだか今までのシンジ達との学校生活が懐かしく思えるよ。」と言った。
「でも、神威が居てくれるだけでだいぶ楽だよ。」
僕は少し照れた。
教室を出てネルフ基地に向かってる時のことだった。
2人の携帯が鳴る。「電話だ。」
「もしもし。宮本ですけど…」
電話から青葉さんの声が聞こえた。
「無人の弐号機が起動したんだ!早く来てくれ!」
「弐号機が!?アスカは?」「プツッ!ツーツー」
電話を切られた。僕らは一番最短ルートでネルフに向かって 行った。
参号機と初号機で弐号機の後を追った。
弐号機はセントラルドグマに向かってる最中だった。
近づいてみると、弐号機を動かしてる元凶はカヲル君だった。シンジは「なんでだよ!?なんでなんだよ!」と焦りながら言った。初号機のプログナイフで攻撃しようとしたらそこには目を疑うものが合った。
「キュィィィン!」ATフィールドだ。
「ATフィールド?なんで!?」シンジが困惑する。
それに対してカヲル君は「ATフィールドは心の壁だ。また、生と死の狭間でもある。君たちも持っているものなんだ。」
「バキッ!」初号機を弐号機が攻撃する。
「ドンッ!」参号機が弐号機を蹴り飛ばす。
「シンジ!弐号機は僕がやっとく、だからカヲル君を!」
「分かった。」シンジはカヲル君の元へ向かって行った。
弐号機はプログナイフを出して僕にかかってきた。すかさず僕もプログナイフを出して対抗する。しかし弐号機のプログナイフはカッター式なので折ってもすぐ刃を出して攻撃してくる。「パキンッ!」プログナイフが飛ばされた。
「グサッ!」プログナイフが胸部に刺さった。
「…ッ!」胸部に激痛が走る。
弐号機を蹴っ飛ばして、刺さったナイフで弐号機の首根っこを刺した。「アスカごめん…!」申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
シンジのとこに向かってる最中に急に目眩と頭痛がした。
その時僕の記憶が一瞬少し戻った。夢なのか分からない不思議な感覚だった。このときを戻った記憶はカヲル君はシンジに握り殺されると言う記憶だった。このときを僕は選択を誤ったと思った。
今後悔しても意味が無い。急いでシンジのもとに向かった。
僕が着いた時には、事が終わっていた後だった。シンジは血塗れの手を見て泣き崩れた。
このとき僕は何も出来なかった。この一件から僕はだんだんと自分を責めるようになっていた。シンジはずっと部屋にこもったままだ。僕が後に聞いたのはカヲル君は17使徒だったということだ。カヲル君本人の意思で握り潰してほしいと言われたらしい。これを聞いた後、もうちょっと早く気づいていれば…と自己嫌悪にしばらく陥っていた。
《続く》
しばらく空いたけど、1部はそろそろ完結します!
テストが大変なのでまたしばらく開くと思います!