先生がシャーレに赴任してきてから月日が経過した頃。
アロナ『シャーレの評判もある程度広まってきましたね、先生!』
”そうだね、これで色々動きやすくなったかな?”
『あ!先生、アビドス高校から救援要請です!』
”内容は?”
『読み上げますね。”こんにちわ、先生。緊急につき挨拶を省略してしまうことをお許しください。私達アビドス高校は武装集団に連日襲われています。弾薬などの物資もそろそろ尽きそうです。お手数をおかけしますが、弾薬等も確保してくださると幸いです。”だそうです。』
”よし!いざ、アビドス!!”
『先生。アビドス自治区はここ十数年の砂嵐によって地図が使い物になりません。なので陸路より空路を使うことをおすすめします。』
”空路かぁ、、、、あ、捜査に困ったら公安室を頼ると良いってリンちゃんが言ってたっけ”
”弾薬以外の支援物資も必要だもんね”
”先に出張届けを出してから行こうか”
《公安室》
事務員「先生ですか、どのような要件でしょう」
”キミチカに用があってね”
「室長にですか。少々お待ち下さい。」
「室長。シャーレの先生がお見えです。」
『奥の会議室に通してくれ』
「承知しました。先生、会議室まで案内します。」
”うん、ありがとう”
《会議室》
「室長、先生をお連れしました。」
『入ってくれ』
「失礼します」
キミチカ「ようこそ公安室へ、先生」
”久しぶりだね、キミチカ”
事務員「私は失礼します。」
キミチカ「ご苦労」
「要件は何かな?先生」
”アビドス高校からの救援要請がシャーレに届いてね”
「物資の輸送を頼みたいと?」
”話が早いね”
「あの自治区に陸路で向かうのは現地人でもない限り自殺に等しいからな」
「運ぶのは弾薬だけか?」
”リストの中には弾薬だけ。でもそれだけじゃなぁ、、、、”
「少し待ってくれ」
『中央より S.A.T 応答せよ』
《こちら S.A.T 》
『日持ちのする増加食をある程度見繕ってくれ』
《用途は?》
『シャーレからの依頼だ』
《直ちに用意する》
『航空科のCH-53に積み込んでおいてくれ。』
『RABBIT小隊はUH-60で待機。』
《Roger that》
「航空科とRABBIT小隊を送る。スケバンやヘルメット団なら報告書だけでいい。特に企業や公共施設に突入するなら、一度連絡を入れてくれ。」
”うん分かったよ”
「生徒を助けたいという気持ちはわからなくはないが、犯罪は犯すなよ。いくらシャーレの先生でもお縄についてもらうことになる。」
”も、勿論”
「先に言っておくが、連邦生徒会の内部組織の犯罪は公安室の管轄だぞ」
”肝に銘じます”
「航空科も準備はもうできている。後は先生だけだ。」
”ありがとう。もう行くね”
「気にするな。失踪した誰かさんの頼みだからな」
”それでも、だよ”
活動報告にて本作品のコラムを掲載しています。興味のある方はぜひ。
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