New world note in Earth   作:YUKANE

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しれっとUAが11000を超えてましたありがとうございます。

順序よく行くと今話は日本側の国交締結に向けた会談回ですが、ちょっと前に東和でやった会談と全く同じ事になりそうなので晩餐会含めて丸々カットします。

その為に今回は何も予定が書かれていなかった明後日こと7/17に飛ばした上で、一気に纏めました。こうでもしないと話が進まないので·····


Episode.31 400年目の首都

日本の首都機能が集まった千代田区の北東に位置する台東区は、東京23区で一番小さいながらも東京で最も古い市街地であり、浅草(せんそう)寺を筆頭とする様々な観光名所を有していた。

その観光名所の一つである上野恩賜公園は都内有数の桜の名所な一方で、上野動物園や国立西洋美術館と言った様々な文化施設が集まっていた。これらの施設は転移の影響でどれも臨時休館していたが、その中の一つ 東京国立博物館に2週間ぶりの来館者が訪れていた。

 

「言語も似れば自然と文化も似るのだな。知れば知るほど興味深い。」

 

外務副大臣の補佐官を勤める積田(つみだ)虔十郎(けんじゅうろう)は東京国立博物館に収蔵されている芸術品をマジマジと眺めていた。国内外を飛び回る外務副大臣に随伴する彼は式典で披露される各国の演舞や芸術を知るのが趣味になっており、国交締結の会談翌日に設けられた自由行動でも日本の芸術を知るべく博物館と美術館の散策を申し出ていた。

 

彼の申し出を受けた政府は数ある博物館と美術館の中で東京国立博物館と東京都美術館を提案し、現在進行形で博物館の常設展を見学する積田が満足した表情を浮かべた為に政府職員や博物館の学芸員はホッとした様な安堵の顔をしていた。

 

(風凪副大臣は今頃夢中で読み漁っているだろうな······職員に迷惑をかけてない事を祈る)

 

収蔵されている埴輪や絵画・武具を見ていた積田は不意に上司である風凪の様子を想像した。外務副大臣で使節団団長も努める風凪(かざなぎ)神路(かみじ)は様々な分野に対する知識を深めるべく、単独で国立国会図書館を訪れていた。

 

(折角の自由行動で図書館に入り浸るとは───つくつぐ理解出来ない変人だ)

 

積田は自らの上司を変人と言い切ったが、日本側の使節団にも自由行動で図書館に向かった三田宗次(研究官)がいるのは知る由もなかった。

 

「いやはや、こんな素晴らしい芸術品を見れて感激だ。」

「喜んで頂いたみたいでありがとうございます。東洋館や平成館・表慶館(ひょうけいかん)も見られますか?」

「無論です───にしても歩ける範囲にここまで面白い施設が集まっているのは素晴らしい。科博とやらを見ている小木浦も同じ感想を抱いているだろう。」

 

博物館の学芸員に感謝を述べた積田は、道路を挟んだ反対側に位置する飛行機型の建物 国立科学博物館上野本館を見学しているであろう小木浦(おぎうら)耀次郎(ようじろう)の様子を思い浮かべた。

東和軍の新装備や戦術の開発を行う技術研究局を統括する立場にいる彼は日本の科学力を知る事を望み、太古の自然から宇宙技術までの幅広い分野を扱っている国立科学博物館の見学を申し出ていた。

 

「小木浦さんは日本科学未来館も要望してましたから、余程科学がお好きなようで。」

「彼も科学に取り憑かれた変人なのかもしれんな······」

 

 

積田と小木浦がいる上野恩賜公園から直線距離で3km程離れた墨田区には、東京市街を一望出来る巨大な電波塔が存在していた。

東京都や埼玉県の旧称である武蔵国に因み634mもの高さを誇る 東京スカイツリーは、6つの地上波テレビ局やFMラジオ等の電波を放つ一大拠点として機能しつつ、転移以前から世界1位の高さを誇るタワーとして国内外から大勢の観光客が訪れる観光施設になっていた。

 

350mと450mの2箇所に展望台を備えた巨大電波塔の根元には、水族館やプラネタリウムも備えた複合商業施設 東京ソラマチを中心とした東京スカイツリータウンがあり、転移以降は300以上の店舗の半数以上が閉店もしくは臨時休業しつつも営業を続けていた。

 

転移ショックと呼ばれ始めた経済の一大打撃によって、毎日の様に商品が値上げされるショッピングセンターをスーツ姿の男女が歩く。2人の姿は人混みに難なく溶け込める物だったが、買った商品を入れる紙袋を幾つも下げた姿は物価高の中で非常に目立っていた。

 

「い、井手浦監査官───そろそろ休みませんか?」

「そうね。一旦買ったものの整理もしたいし。」

 

国内の経済活動を監視する経済監査官の井手浦(いでうら)麻日奈(まひな)は東京ソラマチで様々な品を買い込んでおり、荷物持ちにしている部下の古神(ふるかみ)天璽郎(てんじろう)を労るべく屋内のベンチに座った。

 

古神がベンチへ降ろした紙袋の中にはソラマチで買った衣類や化粧品・雑貨類が入っており、これらは東和へ持って帰るサンプル品という名目で買われた品々であった。

 

「にしても沢山買いましたね。これって我々に請求されませんよね?」

「費用は日本政府持ちらしいから問題ないわ。それに上から日本製品を買ってこいと言われている以上、色々買ってくるのが妥当よ。

最もお金を気にせずに買える機会なんて、使わない手はないわよ!」

「やっぱし·······サンプルという名目はありますが、買った品のラインナップは明らかに自分用ですね。使節団が他国政府の金を使って私用品を買ったなんてバレたら、大スキャンダル待ったナシだ。」

 

買った品々からテスターという名目で井手浦が使う物も含まれていると予想していた古神だったが、彼女が大スキャンダルになるかもしれない行いに何の後ろめたさも抱いていないのを知ると頭を抱えた。

奇しくも日本の使節団で似た事をやった姉妹がいたが、2人はソレを知る由も術もない。

 

「まあ自国民に何やかんや言われても、こんな製品を見せられたら引かれないと思わせられるよ。」

「確かにそうですよね。お店で使われている棚や椅子・テーブル・照明なども素晴らしい出来なので、我が国も輸入出来ませんかね?」

「貴女の実家って家具の卸売だったわね。流石の視点よ。」

 

実家の家業を活かした観察眼を存分に発揮した古神の発言に井手浦は素直に褒める。

 

「そう言えば栗濱と大富士の2人は豊洲市場?だかを見学しているらしいわ。」

「流石は農林省と海洋省のお二人だ。一次産業の関係者通し気が合うのだろう。」

 

井手浦と古神の言う通り、農林省の平炉農林支局局長 栗濱(くりはま)典司(のりじ)と海洋省の継目海洋支局副局長 大富士(おおふじ)大嗣(ひろつぐ)は2人揃って豊洲市場を訪れていた。

83年間に渡って使われた築地市場の代わりとして建てられた建物には最新の衛生・品質管理・物流システムが詰め込まれており、全国から卸売業者も来る施設は日本の食品事情を認知させるには充分すぎた。

 

「さて、我々も次なる目的地 渋谷ヒカリエってのに行きましょう。」

「渋谷のビルにも展望台があるらしいですが、行きますか?」

「古神········また私が展望台のガラス床で腰を抜かすのを見たいのかしら?」

 

第一展望台のガラス張りの床で思わず腰を抜かし、部下に支えられた失態を(なじ)られた井手浦の視線に古神は気まずそうに視線を逸らす。

井手浦は弄られた腹いせかさっきよりも多い荷物を押し付けた古神を率いて渋谷ヒカリエへ向かおうとしたが、暫く歩いた先にある路線図の前で立ち止まった。

 

「東京ってこんなに地下鉄があるのね·······あまりに複雑すぎて渋谷にどうやって行けば分からないわ。」

「こんなに多ければ東京の何処にでも行けそうですが、我々の様な新参者には最早迷宮ですね。」

「こりゃ日本人に聞かなきゃ一生彷徨いそうね───あの女性に聞きましょう。」

 

迷宮かと見間違うかの如く複雑な東京の地下鉄網に根を上げた2人は使い慣れた日本人に聞くことを決め、近くにいた茶髪の女性に話しかけた。

 

「つかぬことをお聞きしますが、スカイツリー(ここ)から渋谷に行くにはどの路線に乗れば良いのでしょうか?」

スカイツリー(ここ)から渋谷でしたら、東京メトロの半蔵門線に乗れば1本でつけますね。あの紫色でZって書かれたマークの方に行けば乗れると思います。」

「教えて下さりありがとうございます。あぁ、わたくしはこう言う者でして、いつかまた会える日を。」

 

行き方を丁寧に教えてくれた女性に井手浦は自身の名刺を渡して去る。井手浦に話しかけられて名刺を受け取った女性──瀧川沙織は予想外の収穫に笑みを隠せなかった。

 

「使節団を見れたどころか話せて名刺まで貰うなんて───来てみた価値があったわ。」

 

彼女は何の予定も公表されていなかった17日に何かがあると予測し、その内容として自由行動を踏んだ上で使節団の人が行きそうな場所を独自にリストアップしていた。

そして当日になって自由行動の推測が当たるとリストアップした場所を回っていた。その1つとして上げていたスカイツリーへ到着した彼女だったが、探していた使節団のメンバーから話しかけられたどころか名刺まで貰うという奇跡に遭遇していた。

 

「経済省経済監査官········これも何かしらの縁ね」

 

渡された高級そうな紙に印刷された名刺を見ていた瀧川は記者故の腹黒さを醸し出した笑みを浮かべていた。

 

 

渋谷に向かう井手浦と古神は瀧川のアドバイスに基づいて無事半蔵門線に乗れたが、全長16.8kmの路線の丁度真ん中に位置する「大手町駅」は地下道で東京駅へ繋がっていた。

首都の名前を与えられたこの駅は日本全国へ向かう新幹線路線と主要幹線が乗り入れており、北は函館、西は博多へ向かう列車が発着する日本を代表するターミナル駅として君臨していた。

 

1日で3000本にもなる列車が発着する東京駅は曜日を問わずに大勢の人が行き交っていたが、転移によって殆どの国内線が欠航になった事*1で利用する人の数は更に増えていた。

増えた利用者を捌くべく増発された臨時列車が次々と目的地へ出発する東京駅に交通省交通統括局副局長の麻見田(まみだ)龍二郎(たつじろう)が訪れており、鉄の箱が絶えずホームを発着する光景を眺める彼の視線はまるで子供の様だった。

 

「流石は日本を代表するターミナル駅。これだけ種類豊富な大量の列車を事故無く裁けるのは正に神業だ。しかも全てが電化されているなんて! 我が国とは大違いだ!」

 

麻見田の褒め言葉に政府職員とJRの職員は感謝を述べるが、JRの職員はこの現状にずっと冷や汗をかいていた。麻見田の言う通り列車がぶつかる事故こそ起きてはいなかったが、思いがけぬ利用者の増加と増便に駅の機能や列車統括センターは麻痺寸前に陥っており、実際に殆どの路線で毎日の様に遅延が発生していた。

日本の鉄道が誇る定時率が失われた状態が1週間近く続いていたがを麻見田自身はソレを知る由もない。

 

「それにしても煙が全く無いのがここまで素晴らしいとは───出来るなら貴国の車両を輸入したいもんだ。」

「設備整備に年単位の期間がかかるでしょうが、いつか東和にも新幹線が走る日を見てみたいですな。」

 

麻見田の発言に国土交通省やJRの職員は、転移以前に台湾やイギリスへ車両を輸出した経験から好意的な返事をするが、当の麻見田本人は複雑な心境だった。

 

(ああ言いつつもあの()()()()を信じて蒸気機関車しか使わせない政府が納得するか?)

 

言い伝えに振り回される麻見田の悩みを掻き消すかの如く甲高い電子警笛は鳴り響いた。

 

 

東京を一周する山手線か、東北・東海道本線で緩行線の役割を担う京浜東北線で東京駅から北へ二駅進んだ先に「秋葉原駅」は位置する。

新宿方面から千葉を結ぶ総武緩行線が前述した二路線と垂直に交差するこの駅の周りには、唯一無二で独特な街並みが広がっていた。戦後に形成された闇市を基に電気街が作られ、バブル崩壊後にはパソコンやアニメ・アイドル文化が入った事で日本のオタク文化を象徴する街として世界に知られていた。

 

転移してからもいつも通りの活気を保っている秋葉原の街中を、情報省国外情報局職員の藍浦(あいうら)美葉(みよう)が歩く。

 

(取り敢えず上に見せるサンプル品はこれくらいで充分か。にしても───この町は形容出来ない雰囲気を醸し出している)

 

藍浦は手元にぶら下げた紙袋のパソコンやスマートフォン・液晶タブレットを確認し終えると、ある意味異質な秋葉原の街並みを不思議そうな目線で眺める。

 

ビル群の壁や屋上の看板にはアニメやゲームに出ているであろう美少女が描かれ、あまり広く無い道端でメイド服やゴスロリを着た女性達が店のチラシを並んで配っている光景は彼女にとって新鮮だった。

東和では絶対に見ないであろう光景に興味を示しつつも惑わされない様に歩く藍浦だったが、あるものが視界に入ると思わず立ち止まった。

 

「ガチャガチャ──コーナー?」

 

藍浦が見ている先には小さなカプセル自販機が数え切れない程並んだガチャガチャコーナーがあり、多種多様な商品が売られているコーナーに彼女の視線は釘付けになっていた。

 

(こんなモノに引かれるなんて自分はまだ未熟だ·······でも、少しばかりやってみても良いか)

 

国内の情報統制や諸外国での情報収集を担当する情報局にいる彼女は実際にカリスやアリルンで活動し、いずれも成功させた経験を持つ実力者ではあったものの、この様なモノに引かれた事で自らはまだまだ未熟なのだと痛感させられた。

 

しかしながら、東和やTRM諸国でも見ないような可愛らしさとリアリティを両立した品を手軽な値段で買える魅力に惹かれて両脇をガチャガチャで埋め尽くされた地へそのまま入っていた。

 

 

藍浦がいる秋葉原から東へ50kmも離れた千葉県の成田市に成田国際空港は位置する。羽田空港に次ぐ敷地面積と日本最長を含む3本の滑走路を持つこの空港には諸外国からの国際線が何百便も乗り入れ、JRと京成電鉄によって首都圏へのアクセス路が確保されている事もあって、日本を代表する空の玄関口となっていた。

 

国内外問わずに利用者が絶えない成田空港だったが、転移してからは航空燃料の問題と行き先そのものが消滅した事から1便たりとも運航されておらず、転移時に駐機していたもしくは日本領空を飛んでいた数多くの機体は駐機場(エプロン)に整列されていた。

航空会社ごとにラッピングが施された旅客機が並んでいる光景は展覧会を思わせ、ある意味日常では見られない光景として航空ファンを集めていたが、そんな成田空港の南東にも航空機が集められた場所があった。最も集められた機体は皆現役を退いたもので、動く事のない博物館の展示品だった。

 

スカイパークしばやまと呼ばれる公園の一角に設けられた航空科学博物館には様々な機体やトーイングトラクター*2・ジャンボジェットことボーイング747の各種部品が展示されているだけでなく、成田空港を一望出来る展望台や航空安全を祈る航空神社があったりと航空史の歴史を知れる場所であった。

 

そんな施設の目玉の一つがアメリカのダグラス社が製造したDC-8のフライトシュミレーターであり、要予約の人気シュミレーターを東和空軍第1航空師団第54航空隊第2飛行隊飛行隊長の羽沢(はざ)零季(れいき)中佐が体験していた。

 

最新鋭の機体が優先して配備される第1航空師団で27歳の最年少で飛行隊長を努める彼女は、パイロット訓練用を改修した本格的なシュミレーターをプロとして操作しており、初めてのジェット機故に不慣れこそありつつ無事一通りフライトを終える事が出来た。

 

「ふう───何とか無事終わった。」

「お見事でした。流石現役パイロットですね。初体験とは思えない腕前でした。」

「パイロットと言ってもレシプロ機ですので、この様なジェット機を操縦するのは始めてなので緊張しました。」

 

羽沢はシュミレーター担当職員の褒め言葉を受け取りつつも、訂正と素直な感想を述べてシュミレーターを後にする。東和人として初めてジェット機を操縦したであろう彼女が向かった3階の展望台からは成田空港を一望でき、エプロンに止められた機体もハッキリと見る事が出来た。

 

それぞれ機体は国を象徴する航空会社として独自性を持ったカラーリングが施されていたが、羽沢はその中でも一層大きな機体に目を向けた。

 

その機体は海亀を思わせる水色に白が映える斑模様と大きな目を持ち、ソレが塗られた縦に細長い胴体には窓が()()2()()で並んでいた。

 

「世界唯一の二階建て旅客機 A380───総定員が500人超えとか追いつけないにも程が······」

 

エアバス・インダストリーが開発した世界初の総2階建ジェット旅客機 A380は大きすぎたが故に商業的には失敗したものの、そのインパクトと数々のギネス記録を打ち立てた偉業で知られており、そんな機体を3機導入した全日空(ANA)は海亀の模様を施した上で“空飛ぶウミガメ(フライング・ホヌ)”の名を与え、ハワイ・ホノルル線へ投入していた。

 

転移によって向かう場所を失った巨人機も止まっていたが、国内線や近距離の国際線に用いられるB737やA320ですら生まれたての亀へ思わせるあの機体と、東和(自国)やチャルネスが誇る旅客機と比べるのは最早可哀想としか言えなかった。

 

「これがカルチャーショックなのだろう······あの2人はどうやっているやら?」

 

比べるまでもない技術格差を思い知らされた羽沢は同じく使節団に加わっていた陸海の2人を想像した。

 

東和陸軍の陸軍大臣補佐官の西尾(にしお)回次(かいじ)少佐は埼玉県の朝霞駐屯地と隣接する陸自広報センター りっくんランドを見学しており、展示されている各種車両や攻撃ヘリを興味深く見学した上でメモしていた。

一方で東和海軍横灘浜海軍基地副司令の嵯峨浦(さがうら)明二(めいじ)准将は、お台場の晴海埠頭で保存・展示されている初代南極観測船「宗谷」と海自が運用する現役の砕氷艦「AGB-5003 しらせ」を見学し、チャルネスしか保有していない砕氷艦について学んでいた。

 

「ただ、この事実を上が信じてくれるかが最大の課題だな········」

 

羽沢は余りにも東和からかけ離れた国を軍部にどう信じさせるかという難題に溜息を漏らした。

*1
転移による産油国消滅でジェット燃料が入手出来なくなり、国内に残る航空燃料が消防やドクターヘリ・自衛隊に回されたため。

尚、小笠原諸島や南西諸島で運航される便は生活に直結する事から例外とされている

*2
地上にいる飛行機を動かす際に使用される車両




・数ある博物館と美術館の中で東京国立博物館と東京都美術館を提案し·······
これはただただ隣接していたからと言う理由で選びましたが、いざ調べてみると都内にも色んな美術館があったのでもう少し調べれば良かったと反省。

・転移ショックと呼ばれ始めた経済の一大打撃
このワードは今話執筆中に思いつきましたが、リーマン・ショックみたいに案外使えそうなワードになったなと自負しています。
実際のところ経済についてあまり知らないし、調べても頭が悪すぎて理解出来ないという悪循環。

・東和へ持って帰るサンプル品という名目で買われた品々
報道されたら結構な騒動になりそうな行いだと自負してますが、結局は誰かしらが引き受けなきゃいけないので仕方ありませんよね(同調圧力)

・名刺を受け取った女性──瀧川沙織
前話で17日の予定に疑問を抱いていた瀧川さんですが、見事東和政府の役職持ちと繋がりを持てました。
プロット段階では2人を合わせる予定はありませんが、書いていたらいつの間にかにこうなってましたw
果たしてこの出会いを活かせるのか·····

・増えた利用者を捌くべく増発された臨時列車
国内線が使えなくなった上に自家用車の利用も制限された状態では公共交通に集中すると思いますが、特に鉄道には集まると踏んでこんな展開にしました。
描写こそありませんが高速バスや夜行バスに関してもパンク寸前の需要となっており、貨物に関しては瀬戸内海を除く内航貨物船が運休となっている為に旅客以上に需要が集中しています。

・あの言い伝え
これは園田姉妹に語らせたシャトラの言い伝えに繋がっていますが、詳細に関してはまたいつか········

・成田空港の描写
奇しくも前述した転移後の航空事情を表した展開になりましたが、実のところ全く意図しておらず書いていたらこうなってました。
整列している機体の半数は海外に本社を置く航空会社のモノでして、これをどうやって処理·······活用していくかについても考えてはあります。



と言うことで17日の自由行動を一纏めにしました。一つの描写に他メンバーの動向も入れる事で、何とか7000字で纏められました。

プロットとしては翌日に海上自衛隊とアメリカ海軍の横須賀基地を見学し、東富士演習場で陸自の演習を見学して終了と言う流れだったのですが、展開を早める為と後々の描写に回す為にこちらも全てカットする事にしたので、今回で東和使節団の話は終了となります。

次回は日本使節団の話ですが、こちらも一気に纏めてこの話で終わらせようと思います。
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